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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2018-06-15 第196回国会 参議院 本会議 第29号

法改正後も認定を受けて開設された卸売市場においては、差別的取扱い禁止受託拒否禁止などの取引規制が行われますが、第三者販売禁止や直荷引き禁止などについてはそれぞれ卸売市場に委ねられることになります。  これらの取引規制は、生産者側に立つ卸売業者小売側に立つ仲卸業者対峙構造を形作り、維持してきました。

川田龍平

2018-06-14 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第23号

その観点からも、現在は市場外取引とせざるを得ないようなものが、今回のルール見直しによって市場の中に取り込まれるということが一つはメリットになると考えておりますし、仲卸業者の方だけにとってみますと、大ロット事業をされます卸売業者では対応できないような小口で有機野菜産地から集めてきて行うというようなものが、例えば直荷引きができることによって販路開拓につながるといったことがあろうかと思いますし、また

井上宏司

2018-06-14 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第23号

ただし、その後、状況を見ますと、生産者ニーズに応える、消費者ニーズに応える、そういう中でも卸売市場がしっかりと取引量を確保していくためには、第三者販売、あるいは仲卸業者が直荷引きをすると、あるいは商物分離をするといったことがニーズに応えるといった取組が必要なケースというのが多く出てございますので、現実には例外の扱いが行われているケースが多いと。

井上宏司

2018-06-12 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第22号

参考人三國英實君) 第三者販売、直荷引き、商物分離、これは今でも例外規定というのはあるんです、ちゃんと現行法にもね。それは、やむを得ないときはそれはやってもいいという条項もありますからね。ただ、今度の場合、制限された条項も全部なくなりますから、自由にやれるという可能性が非常に強まるというのが一番心配な点です。  それから、中央卸売市場のあれですか。

三國英實

2018-06-12 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第22号

いろいろ今度差別的取扱い禁止なんかも入ってくるから心配要らないんだという議論はありますけれども、それをチェックしたりするそういう規定がないということはさっきも言ったんですけど、例えば第三者販売、直荷引き、商物分離なんかどうするかという場合は、今の法律ではちゃんと中央卸売市場の中に取引委員会というのを設置して、そして関係業者学識経験者も入れてそこでちゃんと審議しなさいと、そういうことがちゃんとあるわけですよね

三國英實

2018-06-08 第196回国会 参議院 本会議 第27号

法案では、これまで一律に定められていた第三者販売禁止、直荷引き禁止商物一致原則について、今後は実態に応じ、卸売市場ごと判断、設定ができる内容となっています。  このことにより、例えば大手小売業者などがバイイングパワーに任せて商品を囲い込むなど、優越的地位を濫用して価格形成影響力を及ぼすおそれが指摘されています。

田名部匡代

2018-06-08 第196回国会 参議院 本会議 第27号

第三者販売禁止、直荷引き禁止商物一致自由化も重大です。  資本力のある卸は、大手スーパー外食産業への直接販売が可能になります。一方、大手スーパー等の仕入れを代行している大手仲卸も、生産物を直接買い付けて販売することが可能になります。卸売市場内で取引するという商物一致が廃止されれば、市場外取引が可能になります。  

紙智子

2018-05-25 第196回国会 衆議院 本会議 第30号

改正案によって、これまで原則禁止とされてきた第三者への販売や直荷引きのほか、商物一致原則などについては卸売市場ごとルールを定めていくことになりますが、これによって、大手小売企業などが参入し、巨大資本に基づく購買力の高さ、その優越的な立場から、価格形成に大きな影響力を及ぼし、ひいては市場寡占化が進んでいくことが懸念されます。  

緑川貴士

2018-05-23 第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号

中澤参考人 直荷引きこれはいわば卸の第三者販売とバーターのように出てくるんですけれども、これは必ずしも対称ではなくて、非対称ではないか。  つまり、仲卸の直荷引きというのがそれほど大きな影響を与える力はないと思っています。やっている人もほとんどいないし。ただ、第三者販売の方は、仲卸の存続を危うく、現に今危うくしているというふうに感じています。どちらも基本的には反対の立場です。  

中澤誠

2018-05-10 第196回国会 衆議院 本会議 第24号

第二には、受託拒否禁止差別的取扱い禁止などの卸売市場に関する規制については、市場機能発揮に必要な規制を維持するとともに、第三者販売原則禁止や直荷引き原則禁止商物一致原則などについては、取扱品目や地域の実情を踏まえて、卸売市場ごとに柔軟に見直すべきという点であります。  第三には、大規模小売店などのバイイングパワーが非常に大きい中で、公正な取引環境を確保すべきという点です。  

江田康幸

2018-05-10 第196回国会 衆議院 本会議 第24号

第三者販売原則禁止のほかにも、卸売市場における売買取引の主要なルールである直荷引き原則禁止商物一致原則は、法律上は廃止されます。  本法律案では、こうしたルール卸売市場開設者判断業務規程に定めることとしています。取引参加者意見を聞いて業務規程を定めることとしておりますが、意見を聞くべき取引参加者範囲や、どのような手続を踏んで聞くのか、必ずしも明らかになっておりません。

金子恵美

2018-05-10 第196回国会 衆議院 本会議 第24号

これらを踏まえ、本法案では、仲卸業者等取引参加者意見を十分に聞いて、卸売業者による第三者への販売のみならず、仲卸業者卸売業者を介さず出荷者から直接荷を買い付ける直荷引きを含め、卸売市場がおのおのの実情に即した取引ルールを設定できることとしており、仲卸業者を始め、卸売市場において、一層、生産者消費者ニーズに応じた事業展開が行われることを期待しております。  

齋藤健

2004-05-27 第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号

そういう面で、今回の改正によりまして、いろいろ、この卸、仲卸業者の役割の一層の発揮を図るために、卸売業者第三者販売やあるいは仲卸業者の直荷引きに係る規制緩和ですとか、あるいは買い付け集荷弾力化ですとか、あるいは卸売手数料弾力化、こういうことをして活動範囲の拡大をしておりますし、財務の健全化、こういうことをこの法改正によりまして図ってまいりたい、こう思っております。

亀井善之

2004-05-27 第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号

須賀田政府参考人 第三者販売と申しますのは、仲卸を抜いて卸が直接小売取引をする、それから、直荷引きといいますのは、仲卸が卸を抜いて生産取引することでございます。  これは、趣旨は先ほど申し上げました、新製品をとりあえず取引する、逆に直荷引きは、新品種、デコポンみたいなものを、だれかが売れそうだというのなら産地につくってもらう、こういう趣旨のものでございます。

須賀田菊仁

2004-04-08 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第10号

それからもう一つ、逆に生産者仲卸が卸を飛ばしまして直荷引きといって取引をする。これは、例えば生産者が新しいこんな品種作った、新しいこういうものを作ったといったときに、卸が扱うには自信がないときに仲卸さんが外食なり小売なりと連携をしてこういうものが売れるかどうか見てみるというような、そういう装置を作ったわけでございます。  

須賀田菊仁

2004-04-08 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第10号

そんな中で、規制緩和の中でもいろいろあるわけでありますけれども、例えば卸売業者小売業者が直接取引をする第三者販売、あるいは仲卸業者産地と直接取引をする直荷引きこれを弾力化するというふうになっております。その規制緩和が限定的なものになるというふうに聞いているわけでありますけれども、現在のところ、今回の規制緩和範囲をどのように考えているのかお示しをいただきたいと思います。

小川勝也

1988-03-09 第112回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号

そういうことでございますので、過熱する競争ということは御指摘のとおり望ましくないわけでございますが、しかるべき競争条件というものが維持をされていくということもまた重要でございまして、私どもといたしましては、いろいろな荷引き競争過熱化というものが奨励金等のことを通じまして進められる、これが卸売会社の経理、ひいては全体としての市場の適正な運営のためにもよくないということで、いろいろのルールをつくりましてその

谷野陽

1984-02-23 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第3号

政府委員田中宏尚君) 資材につきましては、特に一番流通業者で大きい全農を通じまして、ビニールであるとかあるいは鉄骨であるとか、こういうものの円滑な供給を指導してまいってきておりますし、それから特に豪雪地帯での生鮮食料品流通問題というものが問題になっておりますので、卸売市場を中心にいたしまして円滑な荷引きというものについて指導を重ねてきておりまして、豪雪がありまして一日、二日ぐらいは若干問題のところもあったようでございますけれども

田中宏尚

1981-05-14 第94回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第11号

しかし、荷引き力の弱い中小卸売市場ではなかなか直接には荷が引けない。そういうことから、集散市場であります中央市場から転送を受けるというのが一つあろうと思います。このことは、できるだけ地方都市を強化することによって直接地方都市荷引きできるようにしていくことが一番基本だろうというふうに思っておりまして、われわれは価格安定制度を行っておりますが、そういう中小都市を非常に多く最近では対象市場にする。

戸田博愛

1981-04-09 第94回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号

ただ、先ほども先生の御指摘にもございましたように、中央卸売市場というのはある程度信用力もございますので、大型産地との結びつきもかなり強くて荷引き力はある。しかしどちらかというと地場野菜を集める力が弱い。逆に、地方市場は昔からのつながりもございますので、地場野菜を引く力は強いけれども、全国的に流通している大型産地からの荷物を集める力が相対的に弱いというような傾向がございます。

戸田博愛

1977-11-22 第82回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号

そこで、どうなっておるかと申しますと、東京都の市場等には、そのような周辺の零細な市場自身産地からの荷引き力が、まだ規模が零細でございますのでありませんところから、一度東京中央市場に入りまして、その中央市場から周辺地方市場へ荷を回すということが行われておるわけでございまして、これはひとえにその周辺地方市場規模が零細であって自分で荷引き力がないということから来る結果になっておるわけでございます

渡辺武

1971-10-07 第66回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第1号

そのためには仲買い人荷引きをもっと大いに活用させたらどうか、こういう意見を持っております。また、卸売り会社手数料が定率五・五%となっておりますが、これをほかの方法に変える考えはないか。そのためには施設をもっと拡張して、あの築地の混雑した中で非常に古い形式でやっている、これをもっと近代化するということが前提でございます。

柏原ヤス

1971-03-26 第65回国会 参議院 農林水産委員会 第8号

政府委員小暮光美君) 先ほど来申し上げておりますのは、先ほど申しましたような場合であって、市場全体としての機能を果たすためには仲卸業者が直接荷引きして結びつき小売りに渡す場合のほうが妥当であるということを例外として認めようというわけでございますから、この場合につきましては卸売り業者が介在することはないわけでございます。

小暮光美

1971-03-03 第65回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

転送荷引き能力の低い零細市場の品ぞろえのためには必要とは思いますが、輸送費の増大、それから流通の減耗の増加など不合理な面が多く、改善の必要性が十分考えられるわけですが、年々増大する転送に対して、卸売法の中で一部認められているが、転送に対する農林省の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

鶴岡洋