1947-09-25 第1回国会 衆議院 本会議 第36号 なぜならば、自由市場のもとにおきましては、自然に起る生産の増加と、荷まわりの増加によりまして、値は下る。一方、消費者の側におきましても、買入れ選択の自由がありますから、そこに家計のやりくりが自然にうまくできてくるものである。世間知らずの役人や、公式一点張りの統制論者が、机の上や頭の中で心配されるようなことは決してありません。 辻寛一