1999-08-12 第145回国会 参議院 本会議 第45号
しかも、荒木法務委員長の解任決議案という重要な案件の審議中に、法務大臣ともあろう方が居眠りしているなど言語道断でございます。 それでは、なぜ中村前法務大臣と同様適任とは思えない大臣が誕生するのでしょうか。それは、小渕内閣総理大臣が誕生した場合と同様、派閥の順送りで大臣を決定する自民党のシステムそのものに問題があるのではないでしょうか。
しかも、荒木法務委員長の解任決議案という重要な案件の審議中に、法務大臣ともあろう方が居眠りしているなど言語道断でございます。 それでは、なぜ中村前法務大臣と同様適任とは思えない大臣が誕生するのでしょうか。それは、小渕内閣総理大臣が誕生した場合と同様、派閥の順送りで大臣を決定する自民党のシステムそのものに問題があるのではないでしょうか。
(拍手) そして一昨日、定例日でもない午後八時という異常な時間帯に、荒木法務委員長は職権を乱用し、法務委員会を強硬に開催いたしました。そして、あろうことか、採決を強行しようと企てたのです。 その後、慌ただしく、まるで逃げるように委員会室を抜け出て、参議院議長に採決をしたと報告した後、九時半から記者会見をなさったその席で、委員長はこのようにおっしゃったそうです。
ところが、荒木法務委員長は、二つの点でルール違反を犯しております。
どうぞ、良識の府である参議院の名を汚さず、一昨日の法務委員会の採決は全く無効であったことを全員で確認し、そして法務委員会を再開し、いわゆる盗聴法の審議を続行するか、潔く廃案になさることを切望し、私の荒木法務委員長解任決議案の代表趣旨説明を終わりたいと思います。(拍手) ─────────────