2006-11-09 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
それとは対照的に、我が国において、八〇年代以降、さまざまな教育荒廃現象が進行し、学力の低下や格差拡大や学習意欲の低下が深刻化しているのは、皮肉にも、教育基本法をなし崩しにし、教育条件の整備充実を怠ってきた結果であると私には思われます。
それとは対照的に、我が国において、八〇年代以降、さまざまな教育荒廃現象が進行し、学力の低下や格差拡大や学習意欲の低下が深刻化しているのは、皮肉にも、教育基本法をなし崩しにし、教育条件の整備充実を怠ってきた結果であると私には思われます。
それから三つ目が、一連の教育荒廃現象が生じるようになったのは、教育勅語にあった愛国心や規範意識が現行法には規定されていないという規範欠落論が三つ目でございます。それから四つ目が、時代対応論でございます。これは先ほど伊吹大臣からも話があったかと思いますが、時代対応論。そして五つ目が、憲法改正を前提にした歴史的見直し論。
中坊社長にお聞きいたしたいと思うわけでございますが、先ほど来いろいろお話がございますけれども、我が国はけじめをなくしたということが今日の社会の腐敗なり堕落なり教育の荒廃現象をもたらしているのではないかと考えておるわけでございます。そういう意味で、私は住専処理を通じてけじめのあり方について国民に教訓を与えていただけるように大いに期待いたしておるわけでございます。
もしこの学歴別三段階免許状制度が強引に持ち込まれ、さらに給与面での格差がもたらされることとなるならば、政策的なねらいがどのようなものであれ、客観的にはさまざまな弊害を学校に持ち込むこととなり、その結果、現在問題となっている学校の荒廃現象は解消するどころか、逆にそれに拍車をかけることとなることが予想されるのであります。
幸い今事例を挙げました学校では、いじめや校内暴力の問題が起きていませんから、それだけ生徒指導が徹底している、子供と心と心が通い合って教育活動を続けているのだなと思いますけれども、少なくとも、文部省の発表によっても明らかなとおり、いじめや校内暴力、非行、いわゆる教育の荒廃現象ですね、この発生率というのは学校規模によってかなり率が高くなってきているという事実もあるのですよ。
ただ、その後問題教師の排除について書いてあるところがありますけれども、それはこの前も御答弁申し上げたところでありますが、その前段に書いたそういう荒廃現象についての分析と、次に問題教師を排除するというところとは直接にリンクさせているわけではございませんということを申し上げたはずでございまして、別でございます。
○石川参考人 現在ある教育荒廃現象というものは、非常にいろいろな原因によって構成されていると私は思います。今の日本の社会は非常に複雑になっておりまして、一つの現象でも、一つの原因でそれが成り立っているということはまことに少ない。むしろそうではなくて、さまざまな要因がお互いにリンケージし合ってその現象をつくり出しているという側面が非常に多いわけであります。これは高度工業化社会の特徴だと私は思います。
そこで、基本答申でありますから、当然その問題が、教育の荒廃現象その他に波及効果といいますか、それを一番強く持つような問題を基本答申の段階では取り上げて、そして審議会としての意見を取りまとめたい、そういう考えておりますので、そのような予定であると御理解願いたいと思います。
特にその原因を考える場合に、非常に多様な原因が折り重なって今日の荒廃現象をつくっているにもかかわらず、それを一義的に戦後教育の行き過ぎであるといったような、こういう解釈で一方的に断ち切ってしまうということは、これは教育荒廃を真に克服する道につながらないのではないかというぐあいに思います。 それから第二に、教育荒廃の中で俗に低学力とか落ちこぼれとか言われているような問題がございます。
そういうふうに量的にも膨れ上がっておりますし拡大もいたしておりますし水準も上がっておりますが、社会全体に、どうも教育が原因ではないだろうかというような社会の荒廃現象というのは今先生が挙げられた例のとおりでありまして、そうした状況があるということは、社会の進展あるいは文化の発達、そうしたことに制度がなかなか柔軟に対応していけなくなってきているのではないか。
しかし、現実の問題として、どうも教育が理由となって社会の荒廃現象が幾つか起きてきている。こうしたことを私どもは大事に考えて――先ほど民社党の政策提言もございました。私も極めて敬意を表するすばらしい御提言であると常々拝見をさせていただいておるところでございますが、具体的に申し上げれば、例えば受験競争などが一つの原因になる、そしてそのことが問題行動になる。
そういう意味で、いろんな理由は、それは社会もございますし、マスコミもございますし、いろんな理屈はあるだろうと思いますけれども、一番、私は基本的には、いじめっ子やあるいは自殺が出てきたり、あるいは自閉症状が出てきたり、これは先天的なものもございますけれども、そういう学校教育にかかわる、この荒廃現象みたいなものを上手に束ねていくという、そういうことに対しての先生が、能力とかそういうことじゃなくて、体験に
○国務大臣(森喜朗君) 美濃部先生御指摘どおり、教育制度そのもの、あるいは現在の日本の教育は、先生のように御専門的なお立場で見られたら、どうかまた別問題といたしましても、一応量的にも質的にも私はかなり行き届いて、完備していると思いますが、その反面、教育が原因で社会的ないろんな荒廃現象がある。そのところに今一番思いをいたさなければならない、こういうふうに私も考えております。
だから、それに社会的あるいは精神的な荒廃現象と申しますか、人命軽視の暴力主義といったものがはびこる。夜も安心して歩けない。こういう状態がいろいろなところにあるというふうに聞いておりますし、いろいろな経験をした人も多いわけであります。 私もたまたまきのう在日アメリカ大使館に行きましてびっくりしたのですけれども、空港のハイジャック対策と同じぐらい、持ち物なんか検査されるのですね。
一方に高地価、一方に荒廃現象、これは現在の農業金融制度、税制が、規模拡大するにしろ、挙家離農するにしろ、大きな制約となっているためでございます。 そうした現象につけ込んで、離農跡地の荒廃、林地化を理由に、地目変更して、農外資本が原野、山林としたそれらの農地を買い占めていく、これは高度成長期にずいぶんこうしたことがありました。
今日の一つの教育の荒廃現象の中で画一的な詰め込みと、そしてそれに対するテストによる選別が大きな病状を生み出した原因であるというふうに見るならば、この中で評価の問題もかなり大きな位置を占めるというようなことを見ていかなければならぬのじゃないか。五段階評価という従来から行われてきたものは一体どういうものであったのか、これも簡潔に、これ局長からで結構ですから説明してもらいたいと思うんです。
いわゆる公共交通輸送機関としての役割りが地方では果たせなくなっているというような荒廃現象も起きているわけです。 それでお尋ねしたいのですが、総裁は、在来線の改良がおくれていると言われたのは具体的にどういうことを指して言われたのでしょうか。
演習場を使用いたしますと、若干荒廃現象が起こるかもしれない。そういたしますと、やはり地くずれとか何かが起こる。地元の皆さんに非常に御迷惑をかけちゃいけませんので、その防止工事をいたす、こういった形でとらえているのが、障害の防止、軽減という考え方でございます。
また、農地問題は農業の分野だけでは解決不可能であり、特に都市周辺の近郊農地の宅地化や工業用地化、さらに山間僻地等の過疎化等による農地の荒廃現象は顕著となっております。この問題解決には、全体的視野に立った総合的国土開発計画のもとに推進していかねばならないと思うのでありますが、具体的なお考えがおありかどうか、建設大臣並びに農林大臣にお伺いいたします。