1967-07-13 第55回国会 参議院 社会労働委員会 第23号
○佐野芳雄君 去る七月八日、山本委員長、土屋理事、黒木委員、瓜生委員及び私佐野は、昭和三十八年の三井三池の爆発事故により、現在療養中である一酸化炭素中毒症患者の実情を調査するため、九州大学医学部付属病院、熊本大学医学部付属病院、大牟田労災療養所及び荒尾回復指導所をたずねまして、入院患者の実情を視察するとともに、療養担当医師及び回復指導所の所長から、療養、リハビリテーション等に関する意見を聴取いたしました
○佐野芳雄君 去る七月八日、山本委員長、土屋理事、黒木委員、瓜生委員及び私佐野は、昭和三十八年の三井三池の爆発事故により、現在療養中である一酸化炭素中毒症患者の実情を調査するため、九州大学医学部付属病院、熊本大学医学部付属病院、大牟田労災療養所及び荒尾回復指導所をたずねまして、入院患者の実情を視察するとともに、療養担当医師及び回復指導所の所長から、療養、リハビリテーション等に関する意見を聴取いたしました
○中村説明員 滝井先生の御質問のように、確かに労災病院から荒尾回復指導所へ参りますと退院扱いでございまして、したがいまして、会社から支給されております見舞い金は減ることは事実でございます。しかし荒尾回復指導所に入りますと、別に三百円の手当が出ておるわけであります。
そこで荒尾におきましては、大牟田の労災療養所の荒尾回復指導所というのが設立されまして、そうしてこの指導所におきましては、十二月の七日から訓練指導が行なわれる、こういう段取りになっておったわけでございますけれども、今日まで一部訓練が開始されるということでございますけれども、なお予定されております軽傷患者が入所するに立ち至っておらない。
いわんや荒尾回復指導所の訓練員のごときは、これはそういう専門家は見当たらないと申してもよろしいかと存じます。したがってただいま訓練の補助員として予定しております者も、専門家ではございません。
一昨年十一月の三池災害につきましては、被災者、遺家族の方々に対し、災害補償、就労援助等に遺憾のないよう格段の努力をいたしてきたところでありますが、いまなお一酸化炭素中毒患者として数多くの者が治療を受けているという実情にかんがみ、その早期回復、社会復帰を促進するため、昨年二月に大牟田療養所を開設し、入院患者を中心に特殊な治療を行なっているほか、昨年十二月に通院患者のリハビリテーションを実施すべく、荒尾回復指導所