2016-05-12 第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
オーストラリアに言ったものの一〇〇%ではなくて、日本が持っている技術の一〇〇%というふうに草賀大使はおっしゃっているんです。だとすると、大臣、訓令違反ですね。
オーストラリアに言ったものの一〇〇%ではなくて、日本が持っている技術の一〇〇%というふうに草賀大使はおっしゃっているんです。だとすると、大臣、訓令違反ですね。
○国務大臣(岸田文雄君) これ、詳細は防衛大臣がお答えするべきことかもしれませんが、日本としてオーストラリア側に提供する技術については具体的に詳細に説明をし、それに基づいて草賀大使はこのインタビューにおいて日本の提供する技術を説明し、そしてその技術については一〇〇%提供する用意がある、我々はこの技術を一〇〇%移転する用意がある、この部分が直接引用され、この記事に載っていると承知をしています。
この記事は、直接草賀大使の発言を引用した部分とそれ以外、記者が記述した部分、これに分かれています。そして、この日本の最先端のステルス技術云々の部分は、これは直接引用した部分には入っておりません。これは草賀大使の発言を直接引用した部分以外に記載されていると確認をしております。
ただ、私驚いたのは、草賀大使が四日付けのオーストラリアン紙のインタビューでこう言っているんですね。日本がどうも戦況厳しいぞ、フランスかドイツに負けるかもしれない、現地の新聞では日本最下位と出たんですから、日本取れないと、これは草賀さんも防衛省も慌てたと思いますよ。そして、草賀大使はこう言っているんです。