1985-10-18 第103回国会 参議院 本会議 第3号
したがって、帰国後、この条約を審議する国会で、当時の吉田首相も、外務省の草葉政務次官も、西村条約局長も、国民感情の上からは残念千万だが、放棄した千島列島の中には国後、択捉は含まれるという趣旨の答弁をしておるのであります。こういう経過からすれば、政治的主張としては是認され得ても、法律的主張としては我が国がこれをソ連に要求するのは無理があると考えますが、いかがでしょう。総理のお考えを伺いたい。
したがって、帰国後、この条約を審議する国会で、当時の吉田首相も、外務省の草葉政務次官も、西村条約局長も、国民感情の上からは残念千万だが、放棄した千島列島の中には国後、択捉は含まれるという趣旨の答弁をしておるのであります。こういう経過からすれば、政治的主張としては是認され得ても、法律的主張としては我が国がこれをソ連に要求するのは無理があると考えますが、いかがでしょう。総理のお考えを伺いたい。
それから、これは当時の草葉政務次官でしたか、これも結局北千島だけに限定するということだけでは、これは国後、択捉だけを切り離すと無理なこじつけになるのではないか、だからクリルアイランズというのは千島全体を表示するものだと考えざるを得ないというふうな答弁があったと思うのです。
それから政府を代表しております当時の草葉政務次官は、これは念入りにも南千島も、中千島も、北千島も含んで全部を放棄したのだということを述べておる。吉田さんはさらに、日本としてはこれに容喙すべき権限はないのだとまで極言しておられる。私はこの事実を日本側においても正確に検討されて、正確なる事実に基いて、将来平和条約の交渉をなさることが必要である。
ところが、以前の草葉政務次官、あるいは以前の西村条約局長などの答弁は、御承知のように、サンフランシスコ条約においては、歯舞、色丹は千島に入っておらないけれども、その他は全部千島に含まれて、放棄しておるという立場をとっておるのでございます。この点については、外務委員会でも、わが党の森島委員から、非常に綿密な、突っ込んだ質問がなされておりますが、それを一々ここでは申しません。
こういうことを言つて来たのでございますが、草葉政務次官のときに、船賃は政府で持つというようなお話がございました。その船場まで、たとえば香港とか上海とか、そういうところまで出て来られましたならば、イギリすの船か何かで帰つて来た人も多うございますが、しかし港まで出る旅費をどうして届けるかということが最近の問題ではなかろうかと思つております。
しかしながら前の草葉政務次官が本委員会において述べられた際は、終戰後過去満五箇年にわたり全国一万一千の町村長、また各都道府県の世話課並びに在外同胞帰還促進の国民運動、各都道府県の連合会並びに留守家族の都道府県単位の家族同盟、これらの民間団体も相当熱意を持つて、あるいは外務省、あるいは厚生省の委任事務を受けられて調査をされ、その結果、政府の調査も、全国町村長の集計の調査も、都道府県の世話課の調査も、ただいま
実は私昨年の暮れに草葉政務次官のあとを受けまして、政務次官を拝命したのでございます。まつたく未熟の者でございまして、何分これからいろいろと御指導、御鞭撻を仰ぎたいと存じます。
先般も委員会において草葉政務次官に対して、国民運動の一部のやむを得さる金銭的衣食住費といいましようか、何か支弁してもらいたいということについて前に質問がありまして、その問題については研究中であると言われて、その当時政務次官は帰つたのでありますが、熱心にこれらの人のやつておるさま、また家々たる経費でありますから、何とか御支弁を事務当局の方としてもお願いしたいということなので、ひとつ次官の方から何分のお
○上林山榮吉君 政府を代表して草葉政務次官から非常に熱意のある答弁を得たので、私期待をいたしておりますが、最初申し上げた通り、これは一日も早く最後の結論を得なければなりません。
草葉政務次官から御説明ございましたことに附加える何ものもないのでございますが、在外財産の補償の問題につきましては極めて政策的な面が強うございますので、私からは極く技術的な点だけを申上げて御参考に供したいと思います。
○團伊能君 只今草葉政務次官から非常に御丁重な御返事がありましたが、これにつきまして輿論を動かすというところまで参ることは、勿論これは現下の情勢として、又日本の立場としてもなかなか困難と存じますが、直接この問題が討議されますのは各国の国会であるかと存じます。
過日この点につきましては首相からの御答弁もあり、又昨日私は大橋法務総裁、或いは草葉政務次官等との間に質疑を行なつたのでございますが、私はこれに対しましてなお幾多の疑義があるのであります。この点につきまして明らかになりましたことは、かかる明白なる規定が設けられましたことは、国際條約の先例にないことであり、これが初めてであるということであつたのであります。
過日委員会におきまして大橋法務総裁或いは草葉政務次官等と、他の委員との御討議の際におきまして、この「自国の防衛のため漸増的に自ら責任を負う」ということのうちには、軍備等を含めてあらゆる手段が入るということを仰せられたように記憶しておるのであります。
○船田委員 私は実はきのう開かれました外務委員会との連合審査会で、主として外務委員の方々から行われ、また私自身も行いました質問、それに対する島津政府委員の御答弁と多少重複しても、きよう大臣または政務次官から政府の方針について責任ある御答弁を願い、また内閣委員としての質問を申し上げたいとこう思つておつたのでありまするが、草葉政務次官が御都合で御退席になりましたので、そういう意味で私の質問はまた別の機会
○江花委員長代理 ちよつと念のため草葉政務次官に申し上げますが、先ほど、朝鮮の合併後また元の独立国になつたというところで、奴隷的な状態から解放されたというお言葉がありました。そうなると、日本の朝鮮に対する統治というもので奴隷化されておつたということになりますから、政府委員のお言葉としてはちよつとまずいのじやないかと思いますので、御訂正願いたいと思います。
只今漁業條約の問題についてお伺いしておつたのでありまするが、今、私は草葉政務次官に対しまして、この條約で一番問題になるアメリカ洲の沿岸への接近の問題で、日本側では一体どの程度まで進出して行くということをお考えになつておるのか。勿論領海の線までではないと思いますけれども、その点についてすでに農林大臣としてお考えがあろうかと思うのでありますが、それをお伺いしたい。
つておるというならば御答弁願いたいと言つておいたのでありますが、御答弁なかつたのでありますから、私の今申上げましたような、又昨日申上げましたような解釈が正しいと政府は御肯定になつておるのだと私は信じたいのですが、そのように解釈してよろしうございますかということを、もう一度駄目を押したいと思うのですが、私はこれは一つ西村條約局長でなしに、西村條約局長は総理大臣気取りでいろいろなことを言つておられますが、草葉政務次官
今の條約局長のお話によりますというと、この平和條約は何ら軍事條項には関係がないのだということになるのでありますが、なぜそのような考え方が今度の平和條約においてとられるようになつたかということについて、これは草葉政務次官から一言お答え願いたいと思います。
どういうふうにしてそれらの苦情が受理せられて、そうして処理せられるものであるかということ、只今草葉政務次官は我々が承知しておるであろうからと思つてというふうに言われましたが、我々詳しく承知しておりませんから、詳しく御説明願いたいと思います。
その人口問題の一翼として移民問題が考えられるが、こういうことを今回の条約締結にあたつては考慮して、アメリカ側あるいは連合国側と話合いがあつたかどうかという私の質問に対して、草葉政務次官から、確かにそういう話合いもして相当な理解も得ておるといつたふうな答弁があつたのでありますが、今回提案になりましたこの国際労働機関憲章に加盟すれば、人力計画の推進ということがこの事業の一つに入つておつて、しかも移民の国際的調節
○楠見義男君 第二條乃至第四條について若干お伺いいたしたいと思いますが、先ず第二條の関係で草葉政務次官にお伺いいたします。
これは国会の権威を我々が維持しなければならないという立場におきまして、そもそも外務大臣が議員の質問にああいう態度をとるということ、なお今後に我我が展開することを予期しておりまするところの逐條審議の委員会にも、自分の、自己中心の立場を固執して、この委員会に出席することを怠つて、そうして極めて不十分であると、全く不十分であると私は認識いたしておりまする草葉政務次官を以てしばしばこれを代理せしめているようなことからして
第五條は、批准及び交換、それから効力発生の規定でございますが、これと同時に取交わされました吉田総理とアチソン国務長官の公文の趣旨につきましては、先刻草葉政務次官から御説明になりましたから私は省略いたします。 以上御説明を終ります。
それに対して草葉政務次官及び大橋法務総裁の答弁があつたのでありますが、この点については、私は前に西村条約局長にただしたことがあるのであります。その答弁がちよつと食い違つておるようでありますので、この問題は大きな問題だと思いますので、お尋ねいたしたいと思います。