1974-03-07 第72回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
それから一方、草炭だとか、それから欧米なんかだと、あすこの泥炭関係がありますから、そういうものを加工して、何らかの性質を与えようじゃないかというわけですが、その加工の過程でやはり化学的な操作が入りますから、いろいろその有機物、そういうような性質を持っているというふうにして、製品としてもたしかあると思うのですが、いわゆる堆・厩肥というようなものの性質を代替するには至っていないというふうにいっていいのじゃないか
それから一方、草炭だとか、それから欧米なんかだと、あすこの泥炭関係がありますから、そういうものを加工して、何らかの性質を与えようじゃないかというわけですが、その加工の過程でやはり化学的な操作が入りますから、いろいろその有機物、そういうような性質を持っているというふうにして、製品としてもたしかあると思うのですが、いわゆる堆・厩肥というようなものの性質を代替するには至っていないというふうにいっていいのじゃないか
そこでますます経営が困難になったから、学生のために食糧難を融和するために野菜を作ってこれを耕作せしめていたが、たまたま同地から草炭すなわち燃料、これが出るということがわかったので、当時燃料の不足のおりからなので、東京都と契約をして草炭を採掘せしめた。
その当時、二十三年の十二月ころ、ちょうど東京都内の人が燃料に不足しているから、そこで——ここに草炭というものがあるから、これを韓国の人に掘らした。掘るについては、炭鉱と同じことで社宅とか小屋がけとかいうんで、そこに三十家族ぐらい入って、これを掘っておったけれども、これは無償契約であった。
あの土地は泥地で、草炭ができるほどの土地で、非常に整地費にかかったわけであります。結局今結果的に見ますと、当時、それから以後運動場を設置するというようなこともなかなかできない。
ところが、昭和十九年ごろに、たまたまその土地の一部に草炭ができるということで、当時東京都の燃料不足の対策事業の一環といたしまして、草炭をそこから掘って、加工させてくれという東京都長官からの大学へ申し入れがございまして、大学でも時局柄協力すべきだということで、二十三年一ぱいは草炭を掘ることを一応承諾して参ったわけであります。
この機械力を使います方法といたしましては、ああいうような、非常に地耐力のないところに機械力を持ち込むことにつきましての危険性につきましてもいろいろと研究いたしまして、イギリスのアイルランドの泥炭地で草炭をとっておりますが、その草炭を採集する場合に使っておりますところの機械を使ってはどうか。
なお木材はどうもわれわれ農林化学の立場から見ますと、天然資源的にもったいないという立場がございましたので、木材にかわるような林産未利用資源を利用しようということで、志方教授が目をつけましたのはほとんど無尽蔵にありますところの樺太のツンドラ地帯にありますいわゆる草炭の利用でございまして、草炭を酸糖化して、それからアルコールを作る、こういう方法は実験室的には成功をしておるのであります。
福島工場で使用しておりますカーバイド製造用のコークスも、東京瓦斯、東京コークスのつながりで、全量確保してもらっているわけでありまして、さしあたりはそれで進めたいと思っておりますが、しかし外国の例によりますと、シャフト・キルン製法に、草炭といいますか、褐炭をそのまま活用しているところも技術的に成功いたしておりますので、私どもは、これを東北産の亜炭で解決ができるはずだということで、その技術的部分の調査も
今度行つてみても、これは一つの、建設省じやないけれども、具体的な例をとると、例の琵琶湖の小中之湖の干拓ですね、あの堤防というようなものは草炭を以て堤防を作つている。草炭地帯の干拓をすれば地盤が変つて来るということはこれはもう誰が考えても常識でわかつておる。そこへ持つて来てあんな脆弱な草炭を以て堤防を作つて、一メートル少少の増水で簡単にやられてしまう。これを見ると僕は腹が立つのですな。
この干拓地の地質はいわゆる草炭と称せられる脆弱な有機物質を含んだものであります。農耕に対しては極めて有利なこの地質も、これを以て工作物といたしますときは、極めて不利な危険な工作物しかできません。然るにこの附近には堤防用として適当な土を又見付け出すことが甚だ困難であります。水位の上昇、風浪、これに加えて堤塘そのものが戦時中及び戦後の安直な工事で堤塘も沈下していたものであります。
それからまあ将来海岸堤防法の問題と絡んで、例えば今報告のあつた琵琶湖の小中之湖の干拓のように草炭を以て堤防を築くというような、まるでナンセンスを通り越したようなことが平気で行われたのでは、これは海岸堤防という見地から、根本的にこれは農林省の仕事について、考えてみなければならん問題があるわけです。どうせ関連がある問題ですから農林省のほうも一緒に……。
退官後、日本草炭株式会社取締役社長、東日産業株式会社取締役等に就任し、昭和二十四年一月、衆議院議員に当選、爾来三選され今日に至つおるものであります。 早稻田君は、昭和四年十一月愛知県瀬戸市会議員に当選後、再度同市会議員に当選したほか、都市計画愛知地方委員に任命せられました。昭和二十一年四月、衆議院議員に当選し、爾来衆議院議員に四選されて今日に至つております。
これは戦時中においても草炭として相当研究されたようですが、戦争後はその研究も中止され、亜炭の利用も今の御説明によりますと石炭にかわるような目的において研究されておるようでありますが、むしろこれは家庭燃料の面において利用するという点に主眼を置けば、日本の燃料政策も解決に近づくと思うのです。
小貝川の去年の決壞箇所の北相馬郡の高須村というところは、堤防の決壞によるいわゆるけどという草炭の層がたんぼの上に莫大におおいかぶさりまして、そのために相当広い耕地がだめになつておるのであります。ここへ相当の国庫補助をもつて復旧の工事が行われておるようであります。この場合に村の人たちはこの工事に労力を提出して、それにより災害によつて受けた被害を幾分なりとも補いたい。
もう一点、小滝炭鉱は強粘結炭とかいうような宣伝を炭鉱王はやつているようでございまするが、実際は石炭の部類にも入らんで、草炭だとかいう話でございます。むしろ亜炭に近いような、非常に悪質な亜炭である、いい石炭じやない。田中君も、石炭というものは三紀層の中にあるのであつて、新潟のあの炭鉱には石炭はないのだというようなことを言つております。
でそのうち鉄道の方に轉移したと考えられるものが草炭約四万トン、紙パルプ、鉄鉱石、硫化鉱などが約一万五千トン、その他まだ調査が十分行つていないものを推定しますと約六万トン程度のものが、水上から陸上の方へ轉移しておるのではないかとかように推定しております。この陸上的轉移の傾向は今後更に激しくなるのではないかと、かように憂慮いたしております。
○石井政府委員 札沼線篠路、石狩太美間は九キロ一分ありまして、御希望の地点は石狩川の流域で草炭の産地でございます。この請願の駅ができますれば、札幌市内の燃料対策上非常に御便益であろうと存じますが、御希望の地点は、石狩川の鉄橋の附近でございまして、駅の設置には必ずしも適当でない場所でございますので、さしあたりまして駅の設置につきましては、御要望に副いかねる次第でございます。
これは草炭を媒介といたしまして、もちろん効果を考えると、ピツチほどにはまいりませんが、こういう方法を講ずることにしております。それから何と申しましても國鉄の機関車は、過去に使つておりました六千四百カロリー程度の石炭を焚くのに最も適した構造になつておりますので、低質炭を焚きます場合には非常に能率が惡いのでございます。
すなわち、亞炭におきましては、供給量を増加するために、全亞炭を配炭公團で取扱うこととし、泥炭、これにはいわゆる草炭も含みますが、この泥炭と主務大臣の指定する交通の不便な小炭鑛の亞炭を除外することといたしまして、八月一日より實施しておりますが、これにより月額約二萬トンの亞炭を新たに配給統制面に乗せることができました。これに歩調を合わせて、配炭公團法の一部を改正する必要がある譯であります。
即ち亞炭においては供給量を増加するため、全亞炭を配炭公團で取扱うこととし、泥炭、いわゆる草炭を含むのでございまするが、それを主務大臣の指定する交通の不便な小炭鑛の亞炭を除外することといたしまして、八月一日から實施しておるのでありまするが、これによつて月額約二萬トンの亞炭を新たに配給統制面に乘せることができます。これに歩調を合せて配炭公團法の一部を改正する必要があるわけでございます。
出たものについては十分檢量檢炭をして參りますと同時に、いわゆる品質の惡い亞炭を買いました場合には、重要工場その他には廻さないようにいたしまして、例えば煉炭のバインダーには、惡い亞炭とか草炭とかがむしろブレスで固めました場合にバインダーがいいというようなこともございまして、それらの用途によつて配給いたしまして、お話のように惡いものが工場等に行きまして、生産に非常に困る。
これは必ず炭鑛の勞働者の方にも響いてくるのでありまして、從つて炭價に影響を及ぼさざるを得ないのでありまして、たとえば北海道の石油公團におきましては、北海道におきまして凍死を免れるために要求をいたしておるのでありまして、これは煖房手當ともいうべきもので、石炭につきましては三千五百四十圓、薪につきましては五千圓、草炭につきましては二千二百五十圓、運搬費を千六百圓、ストーヴ三箇年に六百圓必要なりとして、まずその