1996-03-26 第136回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
ただ、中山間地域にはまた中山間地域なりのよさもあるところでございまして、例えば気候が涼しくて草資源が豊富にある、そういった点を活用する畜産、あるいは地鳥とかそのたぐいの特用家畜を振興する、そういった観点、あるいはまた草地景観といったものを利用して都市住民との交流を育てるとか、そういうきめ細かな手だてが必要であろうかというふうに考えております。
ただ、中山間地域にはまた中山間地域なりのよさもあるところでございまして、例えば気候が涼しくて草資源が豊富にある、そういった点を活用する畜産、あるいは地鳥とかそのたぐいの特用家畜を振興する、そういった観点、あるいはまた草地景観といったものを利用して都市住民との交流を育てるとか、そういうきめ細かな手だてが必要であろうかというふうに考えております。
そういうことからして、火入れ等の行為といいますのは、阿蘇くじゅう国立公園の草地景観を守る上で重要であるというように認識しているところでございます。
私どもとしましても、火入れ等のこういった行為、これは国立公園の特徴であります雄大な草地景観を維持していく上に極めて重要であるというように認識いたしております。 また、ただいま先生御指摘のとおり、近年この阿蘇では火入れの行われないような、そういう草地も増加しつつあるというように聞いております。
二番目の質問にも絡むのでございますが、事務所としましては、かつてこれまでに農地に転用したところが、どうもサーキット場とか場合によっては公園区域外のゴルフ場になるというようなことで、このままいくと農地に転用して、さらにそれがまた次から次へと開発に向かうのではないかということで、阿蘇の草地景観をある程度守る立場からは今後の全体計画を知りたいという意味で、県の農政当局の主として説明を求めたようでございます