1974-02-08 第72回国会 衆議院 予算委員会 第15号
基盤整備を進めるにあたって、一体、どれぐらい今後草地並びに農地拡張の余地があるか。私どもは、草地ならまだ百万ヘクタールはある、農地も六十万ヘクタール以上はなお新たに造成できるということを前提にして計画を立てました。農林省ではどれぐらいを見ておられますか。
基盤整備を進めるにあたって、一体、どれぐらい今後草地並びに農地拡張の余地があるか。私どもは、草地ならまだ百万ヘクタールはある、農地も六十万ヘクタール以上はなお新たに造成できるということを前提にして計画を立てました。農林省ではどれぐらいを見ておられますか。
ですから目標を達成するとすれば、やはり草地並びに畑地で約五十万ヘクタールの目標を達成しなければならない、こういうことでしょう。
そうすると、今までのような非公共の中でやるよりも、公共事業費として、この草地並びに農業地を開墾していくというこの科目を公共事業費にしたらどうかということが一点。 もう一つは、今広い高原の話をいたしました。ところが既墾地の中で、傾斜地であるとかあるいは土地の中に沢があるとか、しわがあるとかいうところは、ほとんど作物を作っておりません。
すなわち、林野の行政、第二段には今のような小団地開墾等の促進による営農改善、第三段には主としてまず畜産を加味したものにしていく、それから同時に本年は特に畜産関係におきましては、草地並びに牧野等の改良を特に打ち出したのでございますが、これらによって家畜の導入なり、同時にまた酪農の経営を安定させるということに着眼して、今度一歩を進めたわけでございます。
しかし、一面におきましては、草地並びに牧野を管理している面におきまして相当な資産を持っている向きもありますことは御了承の通りであります。従いまして、この方面にはむしろ低利の資金を融通いたしまして改良に沿うことも適切であろうと思いますから、今後十分に考慮しまして、実現のできますように配慮いたしたいと思います。