2010-04-23 第174回国会 衆議院 環境委員会 第9号
○古川(禎)委員 この茅先生の著作は、結論としてこういうことをおっしゃっているんです。「温暖化の影響と温暖化抑制のコストのバランスを考えて対策目標をたてるべきだ、」と。つまり、バランスが大事だ、こう言っているんですね。 地球を守るために、命を守るために、何が何でもやるんだであってはいけないんですね。情念や思い込みで突っ走ってはいけない、冷静に客観的に考える姿勢が大事だ。
○古川(禎)委員 この茅先生の著作は、結論としてこういうことをおっしゃっているんです。「温暖化の影響と温暖化抑制のコストのバランスを考えて対策目標をたてるべきだ、」と。つまり、バランスが大事だ、こう言っているんですね。 地球を守るために、命を守るために、何が何でもやるんだであってはいけないんですね。情念や思い込みで突っ走ってはいけない、冷静に客観的に考える姿勢が大事だ。
EU提案の産業革命以降の二度以内と言っているのは九六年からということなんですけれども、当時の感覚と今は科学的知見を含めて随分変わってきているんだ、したがってそのシナリオはかなり極端だということを茅先生はおっしゃっています。 この本の中でこういう記述があります。
茅先生のその御指摘は、私もある意味では傾聴に値する話だとは思いますけれども、一科学者の先生方の御意見ということであればいろいろな意見がおありになるわけでありまして、そういったものを網羅的に判断した上で、この国会の中で多くの皆さんが、そういったいろいろな研究成果を背景にして考えたときに二五%削減が必要だということで提案がされているということでありますので、これ以上謙虚になっても、この話は結論が変わるものとは
茅先生がこの一月二十六日のエネルギー・資源学会で記念講演をしまして、先生は何をおっしゃっているかというと、二度Cに対応する世界全体の半減ということは途上国が反対する、反対している。何で反対しているかというと、経済発展が制限されるから。
それ以外のことに関しては、今日は茅先生が十分に説明されましたので、私から特に付け加えることはございません。
○参考人(森詳介君) この中期目標につきましては、先ほど茅先生の方から詳細に御説明があったわけですけれども、我々の認識といたしましては、この一五%削減というのは、これは国にとりましても大変厳しい水準であるというふうに思っていまして、今後十数年間にわたりまして国民とか企業の活動に大きな影響を及ぼす重い決断であったと、総理の決断であったというふうに受け止めております。
○参考人(森詳介君) 先生御指摘のように、我が国ではエネルギーはほとんど大半を輸入に依存していまして、安定供給を担保しながら非化石エネルギー比率を五〇%に上げていくためにはやはりもう原子力しかないというふうに私も思っていまして、既設の原子力発電所の利用率向上、これは茅先生から今御指摘のあったとおりで、利用率下がっているわけですけれども、それに加えていいますと、今いろんなリスクを評価しまして、予防保全工事
さらに、例えば太陽光だけ考えても、総合エネ調の会長でいらっしゃる茅先生のこの文章を読ませていただきましても、これが全電源の電力量の五%を超えた場合には極めてゆゆしい問題が発生するであろうと、このように結論付けられているわけであります。
茅先生の五千五百万キロワット掛ける稼働率〇・一二、一二%、掛ける二十四時間、掛ける三百六十五日で、この電力の差額の、例えば七十円と低く見ますと、四兆二千億円の負荷が掛かります。これを総電力量の一兆一千億キロワットアワーで割りますと大体四円。ということは、各家庭の月の電力量が三百キロワットアワーになりますので約千二百円と、月にですね、ということでございます。
そこで、帰ってきて、御存じだと思いますけれども、茅先生という東大学長をやられた先生、その先生に相談しましたら、君、とにかく現地に行って実物を見てこなきゃ話にならぬよと言われて、各分野の専門家三人を誘って現地へ行って見ました。
○政務次官(細田博之君) 通産省といたしましては、既に申し上げておりますとおり、総合エネルギー調査会総合部会、部会長は東京大学名誉教授の茅先生でいらっしゃいますが、四月から審議を開始しておりまして、約一年の計画でさまざまな我が国エネルギーを取り巻く情勢の変化とか、あるいは今後のエネルギー政策のあり方、これはあらゆる部門、エネルギー部門を統括してもう一度見直してみようということを進めておるところでございます
この間もそういう方から質問が出まして、例えば二十基新たに原発を増設するなんというけれどもどう思うんですかと言われて、茅先生自身が、私はとてもできると思っていないと。そうしたら、それは無責任じゃないかという御質問があって、そうではない、お役所がそういうことを決めたので総合エネルギー調査会としてはそういう発表をしているけれども、学者個人としては到底無理だと思っていると。
においてどうだということになりますと、これまた、決して石炭というものがエネルギー政策の中でわきに寄っていくようなものではないと私は考えておりまして、地域的な分布あるいは量の将来性というものを含めまして、また、科学的な対応によっては、さらに今からのエネルギーの中での大きな位置を占めることもできるのではないかというふうに思っておりますので、今、総合エネルギー調査会で新たに取り組みを、全く既存の概念にとらわれないで、茅先生
また、政府の方で決定をしておりますいわゆるプルサーマル計画についても、茅先生もこれは肯定なさっておられるわけですね。
また、そういうことで現実にCO2排出抑制を国際社会で達成するために実効的な結論がこの十二月に出るんだろうかと大変私は危惧をいたしておるわけでございますが、その点につきまして、茅先生の御見解をお伺いしたいと思います。
茅先生にという御指摘がございましたので、茅先生にお願いをするわけです。 せっかく資料を提出いただきましたので、その資料に関する質問をさせていただきます。
これに関しては不確定要素が多いですから、この間茅先生もおっしゃっておられたと思いますけれども、まだ具体的にどれが正解だと言うのはなかなか難しい、だれも言える人はいないだろうというふうに思っていただいて過言じゃないだろう。ただし、確実にその温室効果性ガスなるものの濃度は大気中で上昇していますから、温暖化傾向には全体としてはある。
まず、茅先生に御質問をさせていただきます。 地球規模の環境保全、これを進めるに当たって南北問題が大きな障害である、このように認識しておりますが、あわせて我が国の立地条件から考えた場合に、最近登場しております中国問題、これも大変大きな課題ではないか、このように考えております。
先ほどの質疑を聞いておりますと、先生がおっしゃっている長期エネルギーの技術というのは、これは核融合ではなくてプルトニウムを指しているんだなと、こう私は先ほどの茅先生のお話を聞いておりまして受けとめましたが、そのように解釈をしておいてよろしいんでしょうか。
もう一点、茅先生にお伺いしたいんですが、いただいたペーパーの一枚目で、抜本的技術の開発について長期的な対応が必要だということ、時間がなかったのでお話いただけなかったんですが、残り時間も少ないんですけれども、時間のある範囲内でもう少し詳しく御説明いただけますか。
○平野清君 仄聞するところによると、お米屋さんの票を全部外してしまうと市長選に落っこっちゃうから都市ガスは引かないんだなんていうような話さえ伝わってくるわけで、今さっき茅先生が、新しい住宅、新しい地域ということを考えれば、毎日毎日プロパンで、まあ毎日ということはない、月に一遍でも週に一遍でもガチャガチャガチャガチャプロパンガスを運んでくる都市というのは非常に何か奇妙だと思うんですね。
○平野清君 茅先生にちょっとお伺いしたいんですが、CO2を排除するのに、先生のお話を聞いていますともう大変な努力が要る、大変なお金も要る。
○平野清君 四方から思わずお答えいただきましたので、申しわけありませんが、教職におられる茅先生としては今の問題にはどう……。
まじめに考えて、小さな親切から掘り起こしていけば世の中もう少し明るく豊かになるのじゃないかというお気持ちで茅先生が言われたと思うんですけれども、これは照れ隠しでそう言われたのか、本当に青少年がそんな気持ちなのか、あるいはそういうことを言うことによって青少年の気持ちがかえって私悪くなるのじゃないかと、こう思うんですけれども、文部大臣はこれに対してはどのようにお考えでございますか、御意見がありましたらお
○国務大臣(中島源太郎君) まず、お答えする前に、茅先生お亡くなりになりまして、立派な物理科学者であり、教育者であり、また文部省の顧問をしていただいた方でございますので、改めて御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。 その小さな親切運動、これが少なくとも自分の周辺から、そして社会へ、そして国際的な交流へと高まっていくその原点であるということには大きな意義があると思っております。
○上田耕一郎君 茅先生にお伺いしたいのですが、先生は最後に、酸性雨やCO2の問題はエネルギー関係の科学者の間で非常に問題になっているのだが、まだ社会全体、政治全体の問題になっていなくて対策もとられていない、やっと国連で取り上げられているというお話をされました。
先ほど来大体、委員の質問は朝倉先生と茅先生に集中しておるようでございますので、私は二、三の問題につきまして末廣先生にお尋ねをしてみたいと思います。
それから、茅先生にお聞きしたいのですが、開発途上国においては、森林の破壊ということはよくわかるのですけれども、先進国において酸性雨による地球の生態系が破壊をされてくる。これは必ずしも森林の破壊ばかりでないと思うのですけれども、お話がありましたような大気汚染の発生源、これはエネルギー、あるいは原子力か何かについてどのような影響をもたらすでしょうか、お聞きしたいのです。
それが戦後になりましていろいろな改革が迫られましたときに、学術体制刷新委員会というのができまして、兼重先生とか茅先生とか嵯峨根先生とか田宮先生とかいう日本の学界の大変偉い方々がお集まりになりまして、日本の学術体制を根本的に改めてみようではないかということで出てまいりましたのが日本学術会議という構想でございました。
それには、やはり相当な学者が、権威のあられる人が所長でなければならない、こういうことで、元東大総長の茅先生がたまたま沖繩協会の会長でございましたから話を申し上げて、快く御承諾をいただきまして、ただいま前向きな姿勢で作業を進めていただいているような形になっておるわけであります。 またもう一つ、バイオマスのお話は、これはフィリピンあたりでも相当研究が進んでおります。オーストラリアでも進んでおります。
○国務大臣(砂田重民君) 先生御指摘の、茅先生が総理を訪ねられました日中学術センター、この構想につきましては、民間レベルでの学術交流を進めるため、茅先生が中心になられまして学術経験者が提案をされたものと聞いております。そして、これは繰り返しますが民間レベルでの学術交流という御構想でございまして、中国側との交流について、中国側の情報が今日は大変不足をいたしております。
初めから茅先生の御構想を退ける意味は毛頭持っておりません。この茅先生の御構想も積極的に検討させていただきますし、また国立大学研究所等の中国研究者受け入れ、このこともまた積極的に検討させていただきたい、こう考えているものでございます。
いろいろな方面で学生たちがそういう活動を行っておりまして、社会福祉施設の事業の援助でありますとか、留守家庭児の学生保育でありますとか、交通遺児の育英資金の募集でありますとか、また財団法人学徒援護会でも、北海道援農事業のような勤労作業に従事をしておりましたり、社団法人の日本青年奉仕協会、茅先生が会長をしておられますけれども、これなども離島へ出かけていって援農活動をやっている。
○宇野国務大臣 これは財団の理事長の東大元総長の茅先生が来てそういう計画があるからよろしくとおっしゃっただけで、私もことさら地元に、こういうものだから承認してやれとかどうせいと言うたことはないのです。また、町から来るかなと思っておりましたが、別に町からその話も来ませんし、たまたま選挙中町長に出会ったから、こういう話があるが聞いているかと言ったら、ちらっと聞きましたという程度でございました。
さらに、地域関係の方ということで宇宙開発事業団の理事長の島さん、それから茨城県知事の竹内さんが御就任、さらに学識経験者として学術振興会会長の茅先生、それから相馬雪香先生、それから経団連の土光さん、お茶の水女子大学の元学長であった藤田先生、住友銀行会長の堀田さん、そういった方が御就任でございます。