1952-06-20 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第48号
そこで私どもこのびわに対する等級引下げは、これは長崎県の茂木びわといたしましては、初めて組合の関係から請願をするのでありまして、また運賃の値下げに対しても開闢以来初めてお願いをしたというような状態なのであります。従つていろいろこれに関係する問題があるかのようにただいま当局のお話がございましたが、このびわに対する貨物運賃等級引下げというものは、特別に考慮を拂つていただきたい。
そこで私どもこのびわに対する等級引下げは、これは長崎県の茂木びわといたしましては、初めて組合の関係から請願をするのでありまして、また運賃の値下げに対しても開闢以来初めてお願いをしたというような状態なのであります。従つていろいろこれに関係する問題があるかのようにただいま当局のお話がございましたが、このびわに対する貨物運賃等級引下げというものは、特別に考慮を拂つていただきたい。
請願者は長崎市西中町三十三番地長崎県茂木びわ販売農業協同組合連合会長峯恒市君であります。紹介議員の岡西君がおりませんが、これは私の地元で密接な関係がありますので、御紹介申し上げるとともに御説明いたしたいと思います。この請願は表題にも書いております通り、びわに対する貨物運賃割引であります。
びわはそのうちでも相当いたみやすいために、一軍当りの積載量も少いので、価格その他を考慮いたしまして、大体普通ならば四級のところが六級になつているのでございまして、等級等の関係から見ますと、これ以上の引下げは困難かと思うのでございますが、茂木びわの出荷量並びにその輸送上の特殊性に基きまして、特殊な運賃の操作ということにつきましては、当局としてよく研究いたしてみたいと存じております。
この改良線は、喜々津駅より古賀、日見、茂木を経て長崎に至る計画でありますが、この沿線は重要農産物の集散地であるばかりでなく、北高木郡戸石、田結、江の浦の石炭の埋蔵量は数千万トンともいわれ、ことに茂木町は全国に名高い茂木びわの特産地で、年産百二十三万六千トンともいわれます。
長崎市の外港茂木町は、茂木びわの生産地であり、年々相当量移出しております。また熊本縣天草郡より長崎市への諸物貨移出の通過港であります。