1985-05-29 第102回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
それから、ちょっと古いのですけれども、茂尻炭鉱が昭和三十年の十一月一日、六十名死亡者があった。このときはガス爆発から炭じん爆発に移って、跡ガスのCOで亡くなった。ですから、いわば罹災者は三通りあるわけです。殊にCOで亡くなった患者の場合は、私は非常に残念に思ったのは退避所です。今、三池の有明で問題になった。
それから、ちょっと古いのですけれども、茂尻炭鉱が昭和三十年の十一月一日、六十名死亡者があった。このときはガス爆発から炭じん爆発に移って、跡ガスのCOで亡くなった。ですから、いわば罹災者は三通りあるわけです。殊にCOで亡くなった患者の場合は、私は非常に残念に思ったのは退避所です。今、三池の有明で問題になった。
これは遠くは茂尻炭鉱もあるけれども、卑近な例は昭和五十三年の三井砂川です。三井砂川災害のときにこういう例があった。当時、たしかマイナス五百八十メーター付近での文珠坑という災害が起きまして、私も現場へ行きましたからわかっているんですけれども、そのときに、あのときは防火体制として、防災設備の体制としてビニールハウスの中に入って実はあのときは助かったという実情があるわけです。
○多賀谷委員 随分前になりますけれども、茂尻炭鉱という炭鉱で、ガス爆発から炭じん爆発、最後はCO跡ガスで亡くなった。ですから、類型は三つの類型で亡くなっておりました。避難所に参りました。その避難所は、着ておった被服を全部ぶら下げて、そうしてきついものですから、土に口をつけて、手で土を、つめを真っ赤にして、COを防ぐために頑張っておった。
○対馬孝且君 局長ね、いま言ったように、いままでの二次災害を発生した顕著な例というのは、三菱大夕張と茂尻炭鉱が北海道の場合はあるんですが、ところが、これは状態が今回の場合全く違うんですよ。違うというのは、予測をできなかったものじゃなくて予測し得たものだった。
それからいま安定局長からございましたこれからの問題ですけれども、そういうことで率直に申し上げますけれども、過去に茂尻炭鉱が四十三名の犠牲者を出したことがございます、このときに未亡人が再就職につけなくて自殺した例が二、三件ありますね、豊里炭鉱でも。こういう例が非常にあるものですからね。だから企業責任だけに任したってこれはどうにもならないわけでして、やっぱり国の手を差し伸べてやる。
二点目は、政府の買い上げ鉱区あるいは封鎖鉱区とも言われていますが、これはもう政府が持っているわけですから、これをどう開発するのかということについては、民間に払い下げるのか、あるいは公社、公団であればそのまま運用するのか、こういう問題があろうと思いますが、一例を御報告申し上げますと、いま赤平炭鉱を中心にいたしまして、旧北炭赤間あるいは旧茂尻炭鉱の跡地、これらの問題が第一点。
四十四年に三件出ておりますが、まず、四月にございました茂尻炭鉱のガス爆発でございますが、これは資料の十九ページから説明してございます。払いにおきまして、切替昇の発破によりましてガス爆発が発生したという事故でございます。
したがってここでは、この四月から五月の段階に閉山をいたしました昭和炭鉱とか太刀別炭鉱、あるいは茂尻炭鉱等から多数の人を集めて、そしてこの七月、八月の段階で就労させているわけですね。
この山につきましての見解は、先ほど石炭部長から話ございましたが、実は茂尻炭鉱の災害が起きました際に、あの山も、従業員の中においては、近く閉山があるのではないかというふうなことで、若干労働者の不安動揺があった。こういったものが背景となってこの災害につながったのではないかというふうな事実の背景を持っております。
この直後に、御承知のように、雄別の茂尻炭鉱が、新会社のスタートを放棄しまして、実質上崩壊してしまったわけですね。この茂尻炭鉱の従業員の総数は、いわゆる直接の労働者が千三十名、関連しております事業、下請その他を加えますと約四百名以上になりますので、総数千五百人という、相当大がかりな失業者、大量な失業者がここで出てくるわけです。
そして、おそらく茂尻炭鉱はこのうちの二割をこえるのではあるまいか。相当の数が、高齢者、未亡人、身障者であるわけです。われわれは高齢者というよりも特に身障者、未亡人に問題をしぼっていますから少ないのですが、高齢者ということになりますと相当の数が出てくるのではあるまいかと思うわけです。
茂尻炭鉱の閉山につきましては先生のお話しのとおり、七月二日に閉山やむなしということを私ども聞きまして、すぐその翌日だったと思いますが、北海道庁のほうに、第一次と同じように今度新しく離職せざるを得なくなったそういった人々に対しても、就職あっせん態勢をとるように指示をいたしたところでございますが、いままた重ねて先生からいろいろ御心配の点について御指摘ございましたので、そういう点を含めて、また重ねて北海道庁
それから今月現在までの閉山の実勢は、顔ぶれとしましては大部分はそのとおりの山が閉山いたしておりますが、一番大きい計画を上回った要因といたしましては、実は雄別の茂尻炭鉱をわれわれの閉山の三百九十万トンの中に織り込んでおらなかったわけでございます。
○中川(理)政府委員 現状と見通しについておおよそのことをお答えいたしたいと思いますが、茂尻炭鉱は雄別炭鉱から独立いたしまして、第二会社として再建するという方針のもとに五月三十日付で一応全員解雇いたしまして、目下所要の人員の確保に努力をしておるところのようでございます。
次は、雄別茂尻炭鉱の問題ですが、私も今日までの情勢把握では、残念ながら労働者が新しく新設し縮小される炭鉱に残って働くという希望がきわめて少ないというような状態では、他から労働者を集めてこの立樋の茂尻炭鉱を縮小された規模であるということはほとんど困難であろうかと見ているわけです。いわばこの結論も時間の問題で、いわゆる結論を出さなければならない情勢にあるという、こういう認識を実はいたしておるわけです。
いまの住宅の問題は、これは私はいま杵島炭鉱の問題を例にとって申し上げましたが、やはり茂尻炭鉱でも同じような問題が起こってきているわけです。ですから、これは全般を通じての問題として、通産省または建設省で考えていっていただきたい、こういうことを申し添えまして、質問をやめます。
○大矢正君 先般の茂尻炭鉱のガス爆発事故に引き続いて歌志内炭鉱のガス突出、また夕張炭鉱の崩落等、連続して炭鉱災害が発生いたしておりますことは、貴重な人命を失うばかりではなく、せっかく政府並びに国会においても新石炭対策を実施しているさなかのことでもあり、その効果を減殺するという立場からもきわめて遺憾なできごとであると言わなければならぬと思います。
したがって、一例で申し上げますと、今度大災害を起こしたり、あるいは縮小分離というやむなき方向に至りました茂尻炭鉱がございますが、あの地区等につきましても、四本の立て坑を打っている。茂尻が一本、赤平が一本、北炭の赤間が一本というようなことで、それぞれの企業がその鉱区にしがみついて生産計画をつくるわけでありますから、どうしてもむだな経費が要る。ばく大な経費が要る。
当省といたしましても本月二日、北海道の茂尻炭鉱で起こりました重大災害にあたりまして、四月七日には経営者を、大手につきましては全社の社長を大臣が拓致いたしまして、ややもすれば石炭経営者は国の助成に安易に依存する傾向があるというふうな世間の批判がある事態のもとで、ひとつここでその真を明らかにする意味において格段の奮発をされたいということも大臣から直接に戒告をいたしておるわけでございます。
○高木説明員 ただいま御指摘の、四月二日に発生いたしました茂尻炭鉱の災害でございますが、すでに御承知と思いますけれども、当日準備坑道でハッパをかけておりましたところ、第三回目のハッパにおそらく火がついたのではなかろうかということで、当日十八名のとうとい罹災者を出したというような結果でございます。
特にこの当該変災を起こしました茂尻炭鉱につきましても、たまたまこの変災を契機に閉山になるのではないだろうか、こういうような不安を自治体の人はもちろんのこと、職場の第一線で働いている者もずいぶん強く持っている次第でございますので、またこれらの動揺が同じ雄別企業でございます雄別炭鉱や尺別炭鉱の労働者の仲間にも、茂尻がおかしくなれば雄別全体がおかしくなりはせぬか、明治みたいにまたぶっつぶれやせぬか、こういうような
初めに私はこの席を借りまして、茂尻炭鉱の変災に関しましておわびと御礼を簡単に申し上げさせていただきます。 御承知のように、去る四月の二日に私ども全員炭鉱であります雄別炭鉱会社茂尻鉱におきまして不幸変災を引き起こしました。大ぜいのとうとい人命を損傷し、かつ多大の迷惑を社会各方面に及ぼしましたことにつきましては衷心からおわび申し上げる次第でございます。
以上のような考え方に立ってまいりますと、では雄別炭鉱所属の山の配置、実情はどうなっているかということを分析いたしますと、まず茂尻炭鉱は原料炭の山でありますし、特に茂尻炭鉱の現在の立地条件等を考えてまいりますと、何といっても北空知炭田の総合的な開発、この一翼をになっている、そういうところに位置をしておるということだけは明確に言えると思うわけです。
特に雄別炭鉱につきましては、いま質問しましたように、茂尻鉱がガス爆発災害を起こすそれ以前には、私どもの承知している範囲では、茂尻炭鉱は原料炭の山であるから、これを分離して、茂尻鉱の再建、残る雄別三山についての再建の方向というものが、会社側でもしばしば検討されておったように承知をいたしておるわけです。
もちろん私はかく申すからといって、ついこの問の茂尻炭鉱の災害など、最近の炭鉱の災害の頻発を見たときにこれはゆゆしい問題である、私はそのことを糾弾することについては人後に落ちないですよ。落ちないが、ただ通産省がいまやっておる保安行政を労働省が持っていったら、その災害が直ちに減少するなどということはこれはたかなか考えられぬことじゃないか。
ことに、私はこの間の茂尻炭鉱の災害を見に行って、ある家族の人方に対する労災補償の前払い一時金の問題を見ても、葬祭料を見ても、あまりにも現実に即さぬいまの労災保険法の実態、幸いに労災保険審議会においてこの問題についてはいま検討中でありますが、すみやかに結論を得られて、こういう問題について実情に即するような法改正を急いでいただきたい、このように私は希望するわけでありますが、この点について労働大臣の所見だけを
荒川、それから茂尻炭鉱、そしてせんだっては人命に死傷はなかったけれども、日航のオーバーラン事件がありました。 せんだって竹内委員の質問で、安全の哲学観というものを労働大臣にお尋ねいたしましたけれども、私は大臣のお答えにちょっとばかり疑問があるわけです。
ただいま、はなはだ申しわけございませんけれども、おことばがございまして、炭鉱はいま保安をあまり重視しない、生産を第一に考えて、やたらに掘りまくっておるから重大な事故が発生をしておるのではないかという御指摘があったわけでございまするけれども、私どもが考えますると、私自体がこの四月二日に起こりました茂尻炭鉱の事故の調査委員長といたしまして現場に参ったわけでございまするけれども、決して保安上の——もちろん