1969-04-16 第61回国会 参議院 石炭対策特別委員会 第9号
本論に入ります前に、私はまず、去る四月二日、当協会の会員であります雄別炭砿株式会社の茂尻炭砿におきまして大変災を引き起こしまして、多数の人員を損傷し、社会各方面に対して御迷惑をおかけいたしましたことに深く責任を感じ、お詫び申し上げる次第でございます。また、本委員会におかれましても、直ちに調査団派遣等いろいろ御配慮をいただきましたことにつきまして、厚く感謝申し上げる次第であります。
本論に入ります前に、私はまず、去る四月二日、当協会の会員であります雄別炭砿株式会社の茂尻炭砿におきまして大変災を引き起こしまして、多数の人員を損傷し、社会各方面に対して御迷惑をおかけいたしましたことに深く責任を感じ、お詫び申し上げる次第でございます。また、本委員会におかれましても、直ちに調査団派遣等いろいろ御配慮をいただきましたことにつきまして、厚く感謝申し上げる次第であります。
しかしその話はその話としても、たとえばこの間茂尻炭砿の災害がありました。私はきびしく経営者の責任を追及するように政府に申し入れをいたしました。
○大矢正君 先般茂尻炭砿の事故後、通産大臣から協会また協会加盟のそれぞれの経営者に対して警告が出されておりますが、その警告の末尾にこういう内容があります。「石炭企業は、ややもすれば、国の助成に依存し、経営責任が希薄であるとの世間の批判なしとしないが、」、こう言われております。
茂尻炭砿のほうでございますが、お説のように、山を再建しようとするのには、その労働の安全性を確保することが何よりである。お説のとおりでございます。それについていろいろ労働省としてもあの手この手をやっているところでございますが、不幸にして災害が起きましたことは、まことに申しわけないことと存じております。
○小野明君 私は、日本社会党を代表し、雄別茂尻炭砿のガス爆発事故、荒川放水路における橋脚建設工事中の生き埋め事故等、最近頻発する労働災害並びに東大病院における治療用高圧酸素タンク爆発事件及び東京板橋のガス爆発事故等に関して、政府に質問をしようとするものであります。