2020-12-03 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
○政府参考人(四方敬之君) 仮に英EU交渉が年内に妥結しない場合、今答弁させていただきました関税が復活すると、関税の負担が復活するのに加えまして、イギリスとEUの間の通関手続の遅延、遅滞による物流コストの増大等が想定されておりまして、こうした点につきまして、日系企業、欧州に進出する日系企業から実際に懸念が表明されております。
○政府参考人(四方敬之君) 仮に英EU交渉が年内に妥結しない場合、今答弁させていただきました関税が復活すると、関税の負担が復活するのに加えまして、イギリスとEUの間の通関手続の遅延、遅滞による物流コストの増大等が想定されておりまして、こうした点につきまして、日系企業、欧州に進出する日系企業から実際に懸念が表明されております。
英EU交渉の結果は、英国を含む欧州諸国でビジネスを展開している日系企業に影響を及ぼすものであり、これまでも英国とEU双方に対して早い段階から早期妥結を働きかけてきました。英国については、私自身がラーブ外務大臣やトラス国際貿易大臣、EUについては、貿易担当欧州委員に対して働きかけ、また、EU加盟国の主要な外務大臣との会談においても早期妥結の重要性を強調し、前向きな対応を促してきました。
ただし、英EU交渉の結果は、英国を含む欧州諸国でビジネスを展開している日本企業に影響を及ぼすものであり、これまでも英国とEU双方に対して早い時期から早期妥結を働きかけてきました。
これに対しては、例えば英EU交渉が妥結しない場合に事業に支障が出ないよう、在庫の積み増しや代替となる調達ルートの検討など、具体的な対応策を提案し話し合うなど、きめ細かい対応をしているところであります。 引き続き英国、EUに対して速やかな妥結を働きかけるとともに、こうした取組を通じて企業への影響が最小限となるよう、しっかり取り組んでまいりたいと考えております。
しかし、我が国にとっては、英・EU交渉の結果というものが英国を含みます欧州諸国でビジネスを展開している日系企業に影響を及ぼすものであることから、これまでも、かなり早い時期から英国とEU両方に対して早期妥結を働きかけてきたところでありまして、日本としては、引き続き英国とEUの交渉の動向を関心を持って注視していくとともに、先日、トラス大臣が日本に来て、日英の包括的経済連携協定を結ぶに際しても、私の方から
英・EU交渉の結果は、英国を含む欧州諸国でビジネスを展開している日系企業に影響を及ぼすものであり、これまでも英国とEU双方に対して早期妥結を働きかけてまいりました。 日本としては、引き続き、英国とEUの交渉の動向を強い関心を持って注視していくとともに、英・EU双方に対して早期妥結を働きかけていく考えであります。