1951-05-24 第10回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第1号
後には伊藤さん、戒能さんあたりからお話があると思いますが、このいわゆる法廷侮辱罪という制度は、英米特有な制度でありますが、実はイギリスの場合などについて、あれはともかくあの国独特の制度がうまく動いている実情を見ますと、結局裁判官というものが、あの国ではいわば弁護士、つまり法曹の中の長老が裁判官をしておるのでございます。
後には伊藤さん、戒能さんあたりからお話があると思いますが、このいわゆる法廷侮辱罪という制度は、英米特有な制度でありますが、実はイギリスの場合などについて、あれはともかくあの国独特の制度がうまく動いている実情を見ますと、結局裁判官というものが、あの国ではいわば弁護士、つまり法曹の中の長老が裁判官をしておるのでございます。
○猪俣委員 末弘先生のお書きになりました法律時報の五月号で、大体今のような御趣旨の論文を拝見いたしたのでありますが、その中に、この法廷侮辱罪のような制度は、英米特有の制度であつて、それがうまく運用されている基礎には英米独特の事情があるように思われる、という文句があるのであります。