2018-12-05 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
また、ダムからの放流につきましては、利水者等との調整など制約条件はありますが、例えば岡山県の苫田ダム等におきましては、これまでも、地元の知事さんからの要請によりまして、利水容量を活用した放流の実施を検討いたしまして、関係利水者の了解を得た上で、可能な範囲で対応してきたところでございます。
また、ダムからの放流につきましては、利水者等との調整など制約条件はありますが、例えば岡山県の苫田ダム等におきましては、これまでも、地元の知事さんからの要請によりまして、利水容量を活用した放流の実施を検討いたしまして、関係利水者の了解を得た上で、可能な範囲で対応してきたところでございます。
そういう中で、平成十八年、平成十九年ともに二月に、岡山県知事の要請により、吉井川水系の苫田ダムからの緊急放流が行われたところであります。
第二に、ノリ養殖に関連して、岡山県苫田ダムの緊急放流措置の効果と今後の継続について。第三に、児島湾干拓の評価とユスリカの大量発生の対策。最後に、北京オリンピック開催と関連して、岡山空港の路線充実について。以上四点でございます。 それでは、早速伺ってまいります。 本日は、本四高速の堀切社長にお越しいただきました。
苫田ダムの緊急放流についてでございます。 過去二年、ノリ養殖に関連して苫田ダムの緊急放流というのが行われております。この児島湾ノリ養殖に与えた影響及びその評価について、農林水産省にお尋ねいたします。
○後藤大臣政務官 今委員から御指摘がありましたように、本年二月四日から八日にかけて、二百万立方メートルの水量を苫田ダムから緊急放流いたしまして、養殖ノリの色合いが回復したという報道がなされたということもよく承知しております。
本年二月に、岡山県の苫田ダムで緊急放流が行われました。これはノリの色落ち対策という側面がございましたけれども、この色落ち軽減に関しまして、緊急放流の効果は農水省ではどのように把握されていますでしょうか。
○金子大臣政務官 津村委員御案内のとおり、雨が少ないために河川からノリ養殖漁場に栄養分の流入が減少してノリの色落ち被害が広がっている中で、ことし二月、岡山県知事の要請によって苫田ダムからの緊急放流が行われたというふうに承知しております。
それから苫田ダムも、当初事業費は八百八十億だったのが二千四十億円。川辺川ダム、これは九州ですが、三百五十億円だったものが二千六百五十億円。これは全部国直轄のダムの事業費。それから、水資源機構の関係で申し上げると、滝沢ダム、これは六百十億円だったものが二千三百二十億円。徳山ダム、これは三百三十億円だったものが三千五百億円、これまた十倍以上です。 何でこんなに事業費がふえるのか。
そういう意味で、私どもは、この所管するダムについても大臣としての考えというものを述べさせていただきましたけれども、この苫田ダムにつきましても、昨年、原告は、期日の約束というのがございまして、こちらから申し上げたことに対して、原告側からこうこうこういうという返事が来ることになっております。その原告側の返事が一年近く来ていないというのが現実だそうでございます。これは私も調べさせていただきました。
あるいは徳山ダム、苫田ダム。この三つのダムが事業認定の取り消し訴訟の係争中でありますけれども、この土地収用に必要な公益性を認定するこの事業認定というものが、結局、国土交通省が人選をする社会資本整備審議会の委員によってなされる。本当の意味での公益性というものを中立的に担保しているかどうかが、非常に我々問題視をしているところであります。
特に、苫田ダムですとか徳山ダム、川辺川ダム、これから問題が起きてくると思いますので、よろしくお願いいたします。 それから、ダムの問題が続いて恐縮ですけれども、ダム中止後の住民補償制度というのが、今、日本にはありません。実は私が公共事業に飛び込むきっかけは、あるダムに水没する人がいて、その方に会いに行く、そうすると、何千万、億という単位の補償金がもらえる。
現実には、大変象徴的なのは、川辺川、それから徳山ダム、そして岡山県の苫田ダム、この三つが収用され、あるいは収用にかかっているわけでありますけれども、この住民の方々が取り消し訴訟を提起してダム事業の是非を裁判で争っているけれども、その間もダム事業の工事は休むことなく進行していくということなんですね。
ダムの問題なんですけれども、岡山県に大臣よく御存じの苫田ダムの問題がございます。岡山県の議会で知事が、今回六月の議会で柳井原堰それから大原川ダムの中止を表明いたしました。そういう意味では、岡山県の水需要のそもそもが破綻しているんじゃないかと言われているわけですね。 この苫田ダムは、構想から四十年、それから計画から三十年、着工から二十年余りと、大変苦難の歴史を持っているダムですね。
この苫田ダムの件でも、非開示を不服として、審査請求がこれは国土交通大臣に対して出されています。こうした審査請求書が出されていること、そして、それが今もなお国土交通省内に放置されているというこの事実を大臣は御存じだったでしょうか。
これは、事前の通告で大臣の手元にも御用意をいただくようにお願いしたものなのですが、岡山県の苫田ダム事業に関する談合情報の報告書と事情聴取書と、それの誓約書で、私の手元にあるのは住民の情報公開請求に対して開示されたもので、大臣の手元にはそのオリジナルのものも御用意されていると思います。ないですか、ございますか。
ダム建設でいえば、恐らく飯塚参考人のおられる群馬には八ツ場ダム、これは長良川河口堰、川辺川、徳山ダム、苫田ダムあるいは思川南摩ダム、そうした、今つくるべきかどうかの全国的な議論がありますけれども、一番大きな問題にこれからなっていくダムが八ツ場ダムだろうと思いますが、どうかその反対運動にも積極的に御参加をいただければと思います。 次に、合原参考人にお願いをしたいと思います。
苫田ダムにしろほかもそうですけれども、そういう公共性を、一つの事業の、本当にこれは必要なのか、これに本当に公共性があるのかと問う場がほかにないから行政訴訟に持ち込んで裁判の場で問おうとされているということだと私は話を伺って思ったところです。
例えば、岡山県の苫田ダムというのがございます。
○政府参考人(竹村公太郎君) 今、委員御指摘の苫田ダムは、吉井川沿川の十二万の方々の洪水被害を守るということと、岡山市、津山市を初め十五市町村、二企業団体、百万人の水供給をするというような目的のダムでございます。
今、最後に岡崎委員が触れられたのが苫田ダムの話でございました。質問の最初の方には四国の吉野川の問題がありました。私は、国土・環境委員会の理事として、建設大臣、国土庁長官あるいは政府委員の方々ともいろいろな観点から建設、国土に関する質問をさせていただきました。
岡山県の苫田ダムなんですけれども、熱心に活動している方から詳細なデータもいただいて、要求もしたのですけれども、きょう質問はできませんでした。後ほど資料の請求をしていきたいというふうに思っておりますし、会合も開いていって詰めたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 終わります。
それから、岡山県の奥津町に計画中の苫田ダムというのが、本体工事の起工式をこの十六日に行うというわけですが、このダム計画は、ダム事業審議会も設置されておりまして、現地にまだ千二百名もの地権者がおる。あるいは、水没予定地にまだお住まいになっている方もおるわけでございます。
今のお話ございました苫田ダムといいますのは、岡山県の吉井川の上流につくられます多目的ダムでございまして、洪水調節、それから水資源の供給といった目的を持っているわけでございますが、特に吉井川筋の治水、それから岡山県の瀬戸内海沿いは非常に水の少ないところでございますが、それの安定的な水資源の確保のために必要な施設だというふうに認識いたしております。
けれども、苫田ダムの早期完成が多くの方々から強く要望されております。特に、昨年の秋には大出水がございました。私も現地に参りましたが、町営住宅の屋根を破って避難したというふうな方々もいらっしゃるような大水害でございました。
苫田ダムが治水計画の中でどういう技術的な計算の中で出てきたか、これ自体も議論をしたいわけですが、きょうはやめておきますけれども、そういう技術的な問題じゃない、私が言っているのは。
そういう中で、この苫田ダム及びその関連する事業、これは岡山県全体の広域水道企業団というような形で、いわゆる一部事務組合の形態で事業を行うという計画も含めて、大変大規模な公共事業なんですね。私は、この事業が岡山県の財政を相当圧迫する、こう思うわけですよ。
私どもも、平成十年三月に苫田ダムの基本計画を変更したところでございますが、この基本計画の変更に際しましては、県の方から、年度ごとの事業費の平準化、コストの縮減、また早期の本体工事着手、工期内の事業完成について要望されておりまして、こういったことをやることによってトータルの事業費も減らし、なおかつ県の負担も、したがいまして極力少なくするというふうな形での配慮を、県と調整をとりながらやってまいりたいと思
○尾田政府委員 今先生御指摘のとおり、基本高水流量は一万一千立方メートル毎秒でございまして、これを苫田ダム等のダム群によりまして洪水調節を行うことによって三千五百立方メートル毎秒をカットしよう、そして、その結果として七千五百立方メートル毎秒が吉井川本川を流れる、そういうことですから、吉井川の本川の河道の計画の対象流量としては七千五百立方メートル毎秒、この流量を対象に今計画を立てておるわけでございまして
○尾田政府委員 苫田ダム以外のダムにつきましては、従前の工事実施基本計画の中でもダム群という形で表現をされておるわけでございまして、先ほどお答えを申しましたとおり、ダム群による調節の量といいますのは三千五百立方メートル毎秒でございます。ですから、先ほど申しましたが、その半分よりは多い、そういうところを苫田ダムで調整をするわけでございます。
○中桐分科員 苫田ダムができることによって洪水の量を調整できるということを否定するものではないとしても、それで大丈夫なのかという問題が流域の住民にとっては重要なのであって、苫田ダムを計画して建設しても、必ずしも安全は全部保証できませんよという問題が残っていると思うのですね。
八一年というのは、ちょうど苫田ダムの基本計画を了承したとき、そしてその後何が起こっているかというのは地元で有名な話なんです。その地元の奥津町町長が地元の反対運動の声を受けて、そして建設省そして県とぶつかって何度も辞表を出したと、別の方も。そういう弊害が起こっているわけです、実際に。そういう問題がある。
例えば苫田ダムでも最初は農業用水が主な目的であった。今は治水が前面に出ているということです。ですから、こういうことを考えていくと、抜本的に見直していく、このことがやっぱり非常に大事だと思うんです。そのことを指摘しておきたいと思うんです。
実は私、先日、岡山県の苫田ダムを調査いたしました。水道用には日量四十万トンの計画。ところが、岡山県広域水道企業団の計画では、苫田ダムを含む五つの水源施設から取水が四十九万トン余りなんです。それでいて第一期の事業計画の計画給水量というのは二十万トンなんです。計画の半分なんです。
それからまた、苫田ダム関係に係るところの工事費、工事諸費の明細についてもお出しをいただきたい。それから、細川内ダムの関係のこれまでの事業費の使途についてお出しをいただきたい。よろしゅうございますね。
○石井(紘)委員 もう一つやらなきゃならないのが苫田ダム。これは、苫田ダムでは、これまた時間がないから改めて別の機会にやりますけれども、とにかく町長さんが、これは反対の町長さん、そして町を挙げてずうっと反対してきた、一九五七年からずうっと反対してきた。そうすると、岡山県が、やれ公共事業の予算をなかなか決めないとか、あるいはさまざまなあの手この手の弾圧をしたんです。
中国地方建設局が事業主体であります苫田ダム建設事業の審議委員会は、強硬な事業推進派であります知事のもとに平成七年八月二十九日に委員会が設置されて、何とたった三回しか委員会を開催せずに、この六月十日にダム事業は推進されるべきという答申を出しています。しかも、その内容がまた実に不十分なものだと思うんです。
後者の法定計画作成済みの事業でありますが、計画作成から時間がたったので社会情勢等の変化に応じて議論しようというものが、北海道の沙流川総合開発事業、東北の小川原湖総合開発事業、黒部川の宇奈月ダム事業、それから中部地方に行きまして矢作川河口堰事業、中国地方に参りまして苫田ダム事業、九州に参りまして川辺川ダム事業、それから岐阜県に戻りますが徳山ダム事業、以上七事業でございます。