2020-05-20 第201回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
また、被災した苫東厚真火力発電所については、当初の段階では、全面復旧は十一月以降と見込まれていましたけれども、北海道電力はもちろん、メーカーや協力会社の方々も含め、現場で不眠不休の復旧作業に取り組んでいただいたと聞いております。大幅に前倒しをして、十月十日までに全面復旧することができたものと認識をしております。
また、被災した苫東厚真火力発電所については、当初の段階では、全面復旧は十一月以降と見込まれていましたけれども、北海道電力はもちろん、メーカーや協力会社の方々も含め、現場で不眠不休の復旧作業に取り組んでいただいたと聞いております。大幅に前倒しをして、十月十日までに全面復旧することができたものと認識をしております。
そして、北海道電力泊原子力発電所が停止を強いられていた状況下、唯一と言っても過言ではない、主力の発電所でありました苫東厚真火力発電所がまさにその震源地になり、停止をした次第でございます。 この復旧には、震源地に住んでいた、被災者でもあった北電の社員の方々が、不眠不休の復旧作業に当たりました。被災した家族を避難所に残して、現場に泊まり込む所員が多数おりました。
全道への電力供給の約半分を担っていた苫東厚真火力発電所が停止をしたことがきっかけになって、奥尻島を除く北海道の全域が停電をするブラックアウトが発生をしました。 北海道商工団体連合会が行った被害実態アンケートは、僅か一か月で千六十七人から回答が寄せられました。
その最終報告におきまして、苫東厚真火力発電所の停止のみでなく、三ルートにわたる送配電事故に伴う水力発電所の停止などの複合的な要因によって引き起こされており、苫東厚真発電所停止のみではブラックアウトにならなかったと評価されているところだと承知してございます。
この中間報告では、今回のブラックアウトに至る事象につきましては、苫東厚真火力発電所の停止に加えまして、三ルートにわたる送電線事故が発生し、これに伴いまして水力発電所が停止するなど、複合的な要因によって引き起こされたものと評価されているところでございます。
電力広域機関におきます検証委員会の中間報告におきましては、今回のブラックアウトに至る事象につきましては、苫東厚真火力発電所の停止に加えまして、三ルートにわたる送電線の事故、これに伴う水力発電所の停止などの複合的な要因によって引き起こされたものと評価されているところでございます。
苫東厚真火力発電所の設備利用率は、二〇一〇年の六四%から一三年に八五%まで増加をしています。地震発生直前、北海道電力管内では、その約半分の電力をフル稼働に近い苫東厚真に頼っていました。 経産省は、東京電力福島第一原発の事故を受けて、大規模電源の集中リスクの対応策ということで、再生可能エネルギーの活用も含めた分散型エネルギーの活用を拡大させることが重要だというふうに述べていました。
努力してきたと繰り返しいろいろな機会に経産省は言うんですが、苫東厚真火力発電所への一極集中によってブラックアウトに陥った、明らかじゃないかと思うんですが、大臣、いかがですか。
しかし、それから三時間後に開いた会見で、世耕大臣は、苫東厚真火力発電所の復旧には少なくとも一週間以上掛かる見通しとなりましたと発言しています。この二回の会見で現場が混乱したということは想像できると思います。
○徳永エリ君 北海道の電力需要量の半分を苫東厚真火力発電所の三基、総出力百六十五万キロワットが一手に供給をしていたということで、一極集中に批判が集まりました。 また、北海道は再生エネルギーの宝庫であります。
苫東厚真火力発電所に電力の大半を依存していたこの状況から現在改善が図られているのか、また、現在の電力需給のバランス、冬場においての電力の見通し、今後の安定供給と再発防止をどのように改善を図って国民生活を守るのか、お伺いをいたします。
○斎藤(実)委員 コールセンターの立地点は、苫東開発会社が、五十六年九月着工、北電苫東厚真火力発電所二号機の用地として出願して八月下旬に免許を受けているわけですね。北電の二号機の用地とコールセンターの用地と立地点が競合するのではないか。もし競合するようなことがあれば、公有水面埋め立ての認可あるいは使用目的の変更というものが当然起きてくる。この辺についてどうでしょう。
○斎藤(実)委員 通産省が民間の調査機関を使って、北電の苫東厚真火力発電所二号機の用地として一等地に割り込んできたということで地元で大変ショックを受けているわけですが、この辺の経過はどうなっていますか。
○宮本(二)政府委員 いま苫東厚真火力発電所と松島火力発電所と二つ、先生例示いただいたわけでございますが、苫東厚真火力発電所につきましては、当初、たしか五十四年十一月運開というように覚えておりますが、少しおくれそうなような状況を聞いておりまして、石炭の引き取りはやはり五十四年の末ないし五十五年に入ったぐらいのところから順番に始まり出すのではないか、このように考えております。
それで具体的な地点を先生はいろいろお挙げになったわけでございますが、私どもとして現在、具体的になっておるものといたしましては、まず現在建設準備中でございます松島火力の一、二号百万キロワット、それから苫東厚真火力発電所三十五万キロワット、これはいずれも建設準備中ということでございます。また、竹原火力三号七十万キロワットについては、環境調査の実施中の段階でございます。