1949-05-06 第5回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第22号
ただ苦樂を共にするという趣旨から平等に食べた。こういうことであります。
ただ苦樂を共にするという趣旨から平等に食べた。こういうことであります。
併しながら同じ收容所におりますものは、共に苦樂をしなければいかんというので、皆一緒にいたしまして、兵隊も將官も皆一緒にいたしまして、そうして食べておりました。そういうふうに、量で申しますと申分のない量と思いますし、まあ年寄はそう沢山食べられませんが、受取つた……ソ連の政府の示したものが全部我々の口に入れますれば十分でございますけれども、なかなかそういうふうには参らなかつたようでございます。
そこで会社といたしましても、——私は現在社長をやめまして重役をやつておりますが、非常に苦樂を共にしてきた。
炭鉱の実情を把握しない官僚の冷嚴なる命令を受けるよりも、眞に炭鉱を認識理解し、しかも永年苦樂をともにした人々の血のつながりをもつた本社の統一された命令によつてこそ、増産一路に邁進することができると思うのであります。 第三は現場管理者の責任は不当ではないかという点であります。現場の担当者は、一つの指揮命令に基きまして、企業経営の最高能率の発揮をはかつておるものであります。
たとえて申しますならば、御旅行なさる場合におきましても、在來は非常な特別なる扱いをいたしまして、國民との間に非常な隔離政策と申しまするか、遊離したよう感があつたのでありまするが、今日における各地方を御巡幸になる御様子を伺いますれば、ほんとうに國民の中におはいりになつて、國民とともに苦樂を共にされるというような状態であつて、この點は國民のひとしく喜び、かつ感激しておるような状態であります。