1952-04-02 第13回国会 衆議院 外務委員会 第17号
そこでわれわれはこれを他国のこととして傍観できないことは、今年の二月二十一日の朝鮮民主主義人民共和国の外相の朴憲永氏の声明によりますと、このアメリカ軍が目下使つている細菌に対して、日本のかつての旧関東軍の細菌戦の指導者である戦犯の石井四郎、若松有次郎、北野マサゾウ、この三名が関係しておるということが声明されておるのでありまして、この三名につきましては、すでに一九五〇年の二月一日にソ連から引渡しを要求
そこでわれわれはこれを他国のこととして傍観できないことは、今年の二月二十一日の朝鮮民主主義人民共和国の外相の朴憲永氏の声明によりますと、このアメリカ軍が目下使つている細菌に対して、日本のかつての旧関東軍の細菌戦の指導者である戦犯の石井四郎、若松有次郎、北野マサゾウ、この三名が関係しておるということが声明されておるのでありまして、この三名につきましては、すでに一九五〇年の二月一日にソ連から引渡しを要求
最後の若松有次郎元陸軍獣医少将は、昭和十七年七月以降関東軍軍馬防疫廠長として勤務しておりましたが、終戦後の昭和二十五年十二月三十日復員いたしまして、静岡県庵原郡袖師町横須那二千二百十八番地に居住いたしておりまして、爾来居住地袖師町にあります東亜燃料工場というものの中で日本医楽会社工場長として製楽に従事しております。なお本人は本年三月十九日付で公職追放解除になりました。
もうこれ以上いくら聞いても、次長は答えることができないというそうですから、私は次会までに資料として、石井四郎、北野正次、若松有次郎が現在どういう仕事をしておつて、どういう著述を書いているかという資料一切を、当委員会に提出してもらうことを、委員長を通じてお願いして、私の質問を終りたいと思います。
こういう結果に基いて、日本人の名前が出て、この三省の協力をアメリカ側では求めておるということを言つておるのでありますが、戦争犯罪人に対して、政府が適当な措置をとることは、当然の国際的な義務でありますから、私はこの戦犯である石井四郎、若松有次郎、北野マサゾウの三人を、日本政府はどういろ処置をしておるのか、またこの所在がどこにあるかということの報告をあなたに聞いておるのであります。
これにつきまして、われわれが看過しがたいということを申し上げましたのは、実はこの二月二十三日の平壌発の朝鮮民主主義人民共和国の外相たる朴憲永氏の声明によりますと、米帝国主義者は、この犯罪の準備を進めるにあたり、日本軍国主義の御用学者である日本の細菌戰犯から公然と協力を受けた、彼らは日本の戦犯石井四郎、若松有次郎、北野マサゾウを朝鮮で指揮した、これらの連中に対しては、一九五〇年二月一日、ソビエト政府は