1997-05-22 第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
今まで行われていた交配などと同じような、いわゆるかけ合わせてやってきた品種改良と結果的には同様であり、中身も大して変わりはない、延長線上なんだみたいなことでさらりと書いてあるわけですが、一般人の感覚からしても、専門家の考え方からしても、DNA組み換え技術と昔の苗木屋さんがやっておったような交配技術とは全く別のものでございますので、きちんと責任を持ってそこを定義していただきたい。
今まで行われていた交配などと同じような、いわゆるかけ合わせてやってきた品種改良と結果的には同様であり、中身も大して変わりはない、延長線上なんだみたいなことでさらりと書いてあるわけですが、一般人の感覚からしても、専門家の考え方からしても、DNA組み換え技術と昔の苗木屋さんがやっておったような交配技術とは全く別のものでございますので、きちんと責任を持ってそこを定義していただきたい。
一年に五千本、一万本と売らなければ苗木屋さんは商売にならぬ。ところが暴落して、二十年、三十年というのが去年までは五十万したのが、ことしは二十万もしないということになるのですから、新しく植えませんわな。ですから苗木は買いません。ところがこれを買っていただかないことには、さっきお嫁さんの話もしましたけれども、オールドミスになって困ってしまうわけですわ。
昨日もこれ、お上げしておきましたのですが、山形に中島天香園という日本でも大きい方の苗木屋さんがおります。(資料を示す)この方が、種苗法上の特許は取っているんです。取っているんですけれども、あれは別にそういう契約しないと——この人は種苗法の登録番号七四一号でコルトという品種、これはイギリスから入った品種なんですが、これを登録取っているんです、国内登録を取っているんです。
○丸谷金保君 そうしますと、大臣ね、通産大臣が言ったように、既につくってないんですから、みんなもう苗木屋さんから買う以外には、果樹農家は。そうすると、無性繁殖に関する限り、特許権与えても、損をするとか大変だというのは種苗会社だけで、つくっている農民でないんです。
これはある苗木屋に入っていまして、それが気がついたんですけれども、これはどこから入ったか、日本から入ったんじゃないことは確かですが、どこから入ったか、どうなったかが全然わからなくてミステリーと言われているんですけれども、これをこの一年間、何万本でしたか、六つぐらいの苗木屋に調べてみるとあったんですけれども、それを全部追跡調査しまして、その周囲半径三十メートルだったですか、全部火炎放射機で焼いてしまった
これはもう品種を保護するとかという立場じゃなくって、種苗という取り上げ方を言っているけれども、苗木屋さん奉公になるようなものだと、そんなお話までおっしゃっておりました。とても安心して私たちこの法律が通ると出願あるいは登録ということにならないだろうと、こう言うんですね。
○説明員(小島和義君) これは恐らく卸、小売の買い戻しと申しますか、無償の戻しというふうな関係を前提にしなくても、ある苗木屋さんが苗木を売るに当たりまして、苗木は全部ただである、しかし、くっついている肥料の方は、通常の市価よりも相当に高い肥料は買ってもらわにゃいかぬということになりました場合に、その肥料代というものの中に苗木代が実質含まれてないかどうか、苗木の実質有償譲渡ではないのかどうかということが
まして、今度は苗木屋さんが許諾なしにやれるとなったら、何始まるかわからないんですよ。どうしてそういう前の法の中のいいところまで抜いて、苗木屋さんたちが楽な商売できるようなふうに変えなきゃならなかった義理があるんですか。
○丸谷金保君 どうも説明を聞いていると、やっぱり苗木屋さんの法律になっちゃうのですよね。というのは、育成者の保護ということを言いながら、説明自体みんないまのは苗木屋さんたちの卸から小売、こういうふうなことの不便があっても困るからという配慮でなされているわけです。 法制局おいでになっておりますか。
ところが、農産物の場合は、たとえば種とか苗とか、こういうものを、苗木屋とか種屋がやる場合には、それは払わなきゃならないかもしれない。しかし農産物は、それ自体が今度は自己増殖というやつをやるわけですね。種はまた種、それから二代も三代もとれる。あるいは果物なら毎年毎年実がなる。そういう場合に、種屋から農家が種を買って、そして今度その種を自分のうちで使おうとする。
これはあとで一番困るのは、苗木が不足して値上がりしてしまう、補助した分、補助全部苗木屋に取られてしまうという、こういうことがありますので、そういう施策ありましたら、ひとつ聞かしていただきます。
あんないいものが、依然として苗木屋だけをもうけさしていると思うのですがね。