1957-05-16 第26回国会 衆議院 運輸委員会 第30号
○小山(亮)委員 四月十二日のこの遭難の起きました当日、瀬戸田——尾道間を芸備商船が旅客輸送をしましたその船名と回数、それを伺いたい。
○小山(亮)委員 四月十二日のこの遭難の起きました当日、瀬戸田——尾道間を芸備商船が旅客輸送をしましたその船名と回数、それを伺いたい。
○石部参考人 昭和二十七年の二月、芸備商船株式会社が発足いたしたのでございますが、当時瀬戸内海汽船には二百トン、五百トン、そういう大きなクラスの船を持ちまして、幹線航路、相当大きな航路に就航しておるものもあり、また島嶼部を、小さい船で小さい航路をやっているというようなものも、それぞれ航路は雑多のものがございまして、この運営につきましても大きいものと小さいものとのいろいろむずかしい点がございましたので
○山本(友)委員長代理 芸備商船株式会社代表取締役石部松夫君。
○政府委員(粟澤一男君) 当該船の船客につきましては、芸備商船は十数社の保険団体と契約いたしまして、乗客の傷害保険をかけております。
本船の経営者でございますが、これは芸備商船株式会社と申しまして、資本金九百万円の会社でございます。本船のほか、百十三トンの金比羅丸その他合計十隻の船を持っておりまして、免許航路といたしましては、本事件の瀬戸田——尾道その他で八航路の経営をいたしております。
それで芸備商船につきましてはこの命令を発動するまでもなく、そういう契約を自発的に行政指導によりまして結んでおったわけでございます。
○辻説明員 私どもは遺族の方を思いまして、当該芸備商船会社に対しましては、先ほど申し上げたように全力を上げまして、会社の力のある限り満足のいくような補償の道を講じさすようにいたしたい所存でございます。
今芸備商船が保険会社と結んでおりまする契約は、今回のような事故が起りました際に、遺族その他の関係者に対しまする補償金を芸備商船が払った場合に、保険会社がその補償金を補てんするという保険契約でございます。