1965-02-27 第48回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第6号
あるいは北京における芳澤大使とソ連大使との交渉を思い出します。こういうことについてはあまりこだわらないように、ぜひとも前向きでやってもらいたい。日本人は、これによってずいぶん外貨の節約になるのじゃないか、かように思うのです。 いま、アンカレッジからコペンハーゲンを通る、あるいはカラチで行く——私どもカラチ経由で参りましたが、カラチまでは八時間かかりますが、直通でモスクワに行っても八時間。
あるいは北京における芳澤大使とソ連大使との交渉を思い出します。こういうことについてはあまりこだわらないように、ぜひとも前向きでやってもらいたい。日本人は、これによってずいぶん外貨の節約になるのじゃないか、かように思うのです。 いま、アンカレッジからコペンハーゲンを通る、あるいはカラチで行く——私どもカラチ経由で参りましたが、カラチまでは八時間かかりますが、直通でモスクワに行っても八時間。
そうしてその大使の中には、たとえば今台湾の国民政府に使いされておる芳澤大使のごときは非常な大先輩で、これは一番高い大使になっております。芳澤大使と同級な大使は一人もないのであります。それからずっと五段くらいに分れております。その五段目、六段目くらいの大使より以上の公使はたくさんおります。そうしてそういう大公使が本省に帰ってくればこれは外務事務官ということになるのです。
(拍手)ところが、五月十九日、中国紅十字会から、日本人の帰国者を輸送するため、中国へ来る第四次船に在日華僑が乗船できるかどうかお知らせ願いたい、第四次船の来航月日、到着港はその上で通知する旨の来電を新聞が報じて、これが表面化し、国内問題となり、国際問題となつて、ようやく最近台北の芳澤大使に訓令を発しておる始末であり、ここにも、その都度外交の本領を遺憾なく発揮しておられるのであります。
第二点は、この前に岡崎外務大臣にお聞きしたことですが、先般芳澤大使が多辺的同盟参加の用意があるということを言われた。それに対する私の質問に対しまして、岡崎外務大臣も、打合せてそういつたことを言つたわけではつい、事実、実際言つたのか、まだはつきり電文で来ていないという答弁でありまして、その電文がわかつたならば、これははつきりしてもらいたいということを私から要求してそのままになつておるのであります。
○吉田国務大臣 芳澤大使が多辺的同盟参加の用意ありという声明をしたという報道があつたので、ただちに外務省から問い合せましたらば、右はおそらくAP通信社の伝えたものであろうが、全然誤報であつて、そのような事実はまつたくないと報告して参つております。
たとえば仏領インドシナに芳澤大使が行かれ、あるいはオムスクに加藤大使が行かれた。そういうふうな政府のないところにも臨時大使、公使を派遣してよろしいという特例があつたのでありますが、この第八條により大使及び公使の任命という場合は、必ず駐剳国がある場合ですが、そういうふうに臨時に派遣する、何と申しますか、アグリメントされる政府がない場合でも大使及び公使を臨時に任命できますか、その点をお伺いいたします。