2013-11-28 第185回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
また、今、大門先生からもお話がありましたが、いわゆる不芳属性先というんでしょうか、反社会的勢力と推定される人物の親族などに関してもいろいろ情報を集めているということで、この取扱いも大変悩ましいものになっていると思います。 こうした動きの中で、ちょっと次元が違うかもしれないんですが、個人情報保護のことを思い浮かべました。若い母親の方から、自分の子供が通っているクラスの名簿もないと。
また、今、大門先生からもお話がありましたが、いわゆる不芳属性先というんでしょうか、反社会的勢力と推定される人物の親族などに関してもいろいろ情報を集めているということで、この取扱いも大変悩ましいものになっていると思います。 こうした動きの中で、ちょっと次元が違うかもしれないんですが、個人情報保護のことを思い浮かべました。若い母親の方から、自分の子供が通っているクラスの名簿もないと。
○政府参考人(細溝清史君) 委員提出の資料のとおり、三井住友銀行では法的な責任を超えた不当な要求行為が反社会勢力に該当する、またみずほ銀行ではヘビークレーマーが、これは反社会的勢力ではないが不芳属性先に該当するとされているのは承知しております。 こういった反社勢力や不芳属性先の情報、これをどういうふうに定義してどういうふうに管理するか。
○大塚耕平君 そうすると、例えば延滞先とか、そういう取引上のリスクが顕現化した先、こういうものも不芳属性先に入っていますか。
○参考人(佐藤康博君) 先生御指摘のとおり、今申し上げました反社データと別に、私どもは不芳属性先というものを定義として持っておりまして、これは、例えて申し上げれば、金融犯罪にかかわった人間、あるいは、総会屋とまではいきませんけれども総会屋まがい、あるいはそういった一部、反社ということでは必ずしも認定することはできないけれども、そうした事実関係を持っている人間あるいは会社に対しましては、もう少し広い概念
○参考人(佐藤康博君) 延滞とかあるいは金利の引下げ要請とか、こういうことは通常の商行為の中でよくございますので、それをもって不芳属性先に入れるということではございません。むしろ、その人の過去の犯罪、あるいは今金融犯罪と申し上げましたけれども、新聞等でその名前が出ている方々とかいう方々がその不芳属性先という中に入ってくるということでございます。
ただ、当然、中には、当時は反社会勢力じゃなくて、不芳属性先でもなかったけれども、新規で入ってくる、そういった場合もあるわけですね。こういったことに対しての対応は、各参考人の方々ですけれども、まずは全銀協の國部参考人はいかがされていらっしゃいますでしょうか。
いわゆる不芳属性先とも言われていると思いますが、反社会勢力というものと不芳属性先、この定義の違いについて、まずは佐藤参考人の方からお願いいたします。
一方で、今御指摘の不芳属性先の定義というのは、例えば企業犯罪、金融犯罪、ヘビークレーマーといったようなものもこの不芳属性先に入ってくるということでございまして、不芳属性先の方が定義がかなり広くなるということでございます。 以上、お答え申し上げました。