2020-03-10 第201回国会 参議院 内閣委員会 第3号
私も、二〇一三年、前回バッジを着けたときに、農林水産委員会なんかでも積極的に花粉症の問題はしつこく取り上げてきたんでありますが、なかなか政府も重たい腰が上がらなかったんですが、一応二〇一三年の指摘をしまして、いわゆる最上流の発生源の花粉については、少花粉杉と無花粉杉、これの苗が随分増えてきたと。
私も、二〇一三年、前回バッジを着けたときに、農林水産委員会なんかでも積極的に花粉症の問題はしつこく取り上げてきたんでありますが、なかなか政府も重たい腰が上がらなかったんですが、一応二〇一三年の指摘をしまして、いわゆる最上流の発生源の花粉については、少花粉杉と無花粉杉、これの苗が随分増えてきたと。
日本人の三割が花粉症患者というふうに言われておりますけれども、国を挙げて対応すべき課題ですが、政府は平成八年から、花粉を出さない無花粉杉、あるいは花粉をほとんど出さない少花粉杉、こういったものを、新しい品種の杉の開発を支援をしながら植えかえを進めているというふうに伺っていますが、全国の杉の人工林で昨年までに植えかえられてきた面積は〇・三%、全体のうちの本当にごくごくわずかな面積しか植えかえられていないんですね
政府は、平成八年から、花粉をほとんど出さない少花粉杉や花粉を全く出さない無花粉杉といった新たな品種の杉の開発を支援しながら植えかえを進めていますが、全国の杉の人工林のうち、昨年度までに植えかえられた面積はわずか〇・三%にとどまっています。
やはりこれには、しっかりと、先ほど大臣お話しいただいた、切って、使って、植える、この植える際には、少花粉杉あるいは無花粉杉といったものにかえていく、そうした林業にしっかりと再生することによって、この花粉症の問題、苦しんでおられる方々、実際、罹患者はどんどんふえていますので、そういった皆さんにも大きく貢献できる問題だというふうに思っています。
その中で、植樹祭に富山県とすれば両陛下をお迎えして、富山県は非常にラッキーな県でございまして、二年前にも、全国海づくり大会のときにも両陛下にお越しいただいておるという、そういう非常に恵まれたタイミングで両陛下にお越しいただいておるんですけれども、今回の植樹祭のときに、両陛下に、大臣に御紹介いただきましたが、富山の無花粉杉を初め苗木を植樹いただいて、そして種をまいていただいたんですけれども、ちょっと私自身恥
今ほど大臣から御紹介いただいた無花粉杉「立山 森の輝き」ですけれども、こういうものを全国に先駆けて富山の方から出て試作して、開発させてもらったというのは非常に視点はよかったなと思いますけれども、実際、これが本当の意味で、植林されて、そして伐採の期を迎えて役に立つというときには、もう既に私たちの誰一人ここにはいないという、そういう時間がたってからの話になるわけで、そういうことを思うと、林業関係の国の施策
今回、私も、天皇皇后両陛下のお手植えに合わせて、富山県が全国に先駆けて開発いたしました優良無花粉杉「立山 森の輝き」を記念植樹させていただくとともに、無花粉杉の苗木生産施設の現場や、富山県内でボランティア団体が取り組む花、樹木の維持管理活動を視察させていただきました。富山県民一丸となって緑化や林業振興に取り組む姿に感銘を受けたところでございます。
このため、林野庁といたしましては、花粉発生源となっている杉林を伐採、利用し、花粉の出ない杉へ植えかえていく、そういう方針でありまして、花粉の発生量の少ない少花粉杉などの花粉症対策苗木の生産増大を進めているところでございます。
○小野次郎君 今日は、総理、第一次安倍内閣のときに亡くなられてしまった松岡元農水大臣の記念誌というのを胸像建立期成会の方から送っていただいたのでちょっと持ってきたんですが、なぜこの松岡大臣が重要な人物かというと、この発生源対策について平成十九年以来、その前もやっておられたと今農水大臣言われましたけれども、特に力を入れて植え替えを進めて、無花粉杉、少花粉杉若しくは広葉樹に植えていこうというのをプロジェクト
したがって、伐採、再造林によって循環利用のサイクルを確立するということで多面的機能の発揮はもちろんですが、林業の成長産業化を通じて山村等の振興、これを図っていくことが大事であると思っておりますが、この伐採後でございますけれども、花粉発生源対策の観点から、今後とも林業経営が可能な場所については少花粉杉等の花粉症対策苗木による植え替え、これを積極的に進めるという一方で、条件不利地等においては広葉樹の導入等
少花粉杉等の花粉症対策苗木、今日は何か持ってきていただいたということですが、こういう植え替え、それから杉伐採後の広葉樹の導入など、花粉発生源対策の推進を通じて多様な森林の整備、これはしっかりと進めてまいりたいと思っておるところでございます。
○山田太郎君 私も実はそう思って、まさに写真、それから回して見ていただいたこの少花粉杉とか無花粉杉、期待して行ったわけでありますが、考えてみれば、実は千五百万本切っているうち、大体二百万本ぐらいしか今できていない。研究所によれば、これを全部切り替えちゃった場合に種の全体の保存としてもつのかどうか、いろんな疑問もあってなかなかそこまで踏み込めない。
○国務大臣(林芳正君) この少花粉杉等の花粉症対策の苗木の生産ですが、平成十四年度、ちょうど十年ちょっと前ですが、八万本でございます。これが平成二十四年度には今お話のあったように百六十万本ということで、二十倍に増加をしてきているということで、シェアも〇・四から一〇・四ということでございます。
○山田太郎君 一方で、この花粉対策、花粉の飛散防止剤だけではなくて、花粉杉の植え替えということも大事かと思っております。ただ、残念ながら、少花粉杉の多分苗木の生産が間に合っていないということだと思いますが、まだ全体の杉苗の苗木生産が一割にとどまっているということだそうです。
これ植え替えていくと、こういうことでございまして、この少花粉杉等苗木の供給量の増大、これを二十三年度の百四十二万本から一千万本、これは平成二十九年度に向けて増やしていこうと。
これは、ウッドチップというものを使っていくということになるわけですけれども、花粉症対策というものを考えても、一生懸命、今から無花粉杉というものを植えていく。それによって、伐採した杉をウッドチップにしてバイオマス発電をするということもできるのではないかというふうに考えております。 その点についてお答えいただきたいと思います。
○山田太郎君 今のを事前にデータをいただいていましたので、計算しますと、今植えている杉の約一〇%弱が少花粉杉でありまして、いまだに九〇%は杉花粉をまき散らす杉の苗ということなんですね。 今大臣おっしゃられましたが、年間一千万本の少花粉杉を植えると。
○国務大臣(林芳正君) この少花粉杉でございますが、苗木の生産、これが、生産が始まった平成十一年度約三万本から、平成二十三年度には百四十二万本とかなり増えてきております。
○国務大臣(林芳正君) これは、したがって、現在の状況が継続されたと、こういうふうに仮定をいたしますと、全てこの杉が少花粉杉に転換するには百年以上を要すると、こういう計算になるわけでございまして、関係都府県の協力を得ながら、少花粉杉や広葉樹といったものなど花粉の少ない森林への転換を加速していきたいと、こういうふうに考えております。
林野庁におきましては、いわゆる花粉の発生源対策といたしまして、これまで、花粉発生源の推定でありますとか、あるいは、花粉発生量が一般的な杉の一%以下でございますいわゆる少花粉杉、こういった新しい品種の開発等に取り組んできたところでございます。こういった結果、少花粉杉品種が百三十五品種、全く花粉を出さない無花粉杉が二品種開発されているところでございます。
少花粉杉等花粉症対策苗木の生産体制の整備、これが具体的に、花粉症対策、これ細かくまた更に申し上げますと、これ、三千六百万円を花粉症対策品種開発技術高度化推進事業に、そして六億二千三百万円をミニチュア採種園等緊急整備事業、これ内数ですね、失礼しました、内数。そして、これ、二千八百万円を森林環境保全総合対策事業のうち森林再生に向けた優良種苗供給の促進に、これに充てております。
花粉の少ない森林への転換や少花粉杉等の苗木の生産体制の整備等、花粉発生源対策に取り組んでおりまして、このうち、平成二十一年度の補正予算等におきましては基金を造成しまして、花粉の少ない森林づくりを推進したところであります。しかしながら、木材価格の低迷等により採算性が悪化しまして、森林所有者の林業への意欲が大きく減退している状況におきまして本基金を活用した取組は極めて少なかったところであります。
○政府参考人(内藤邦男君) 少花粉杉の供給力は、平成十九年度までしか今集計ございませんけれども、約四十万本供給可能というふうになっております。
○政府参考人(内藤邦男君) 杉を三百万本伐採した後に、私ども考えておりますのは、広葉樹を植えていく、あるいは花粉の量が一般のものに比べて一%以下という、少花粉杉と呼んでいますけれども、そういったものに転換していくということを考えてございます。 その場合、どれぐらい必要かということでございますけれども、三年間でおおむね八百万本の苗木が私ども必要になると見込んでおります。
○内藤政府参考人 このプロジェクトでは、転換のほかに、少花粉杉の品種改良とか苗木の供給等あるわけでございますけれども、まず転換につきましては、実施主体が全国森林組合連合会となっておりますので、私ども、関係の地方公共団体からの報告とあわせまして、これらの実施団体からの報告をもって取りまとめたいと考えております。まだ取りまとめはできておりません。
林野庁としましても、その間、少花粉杉品種等の開発普及、広葉樹林化あるいは杉花粉発生源調査等に取り組んだところでございます。さらに、その問題が深刻化するということから、その発生源対策の充実強化の要請が高まっているということを踏まえまして、平成十九年に、庁内に花粉発生源対策プロジェクトチームを設置いたしました。
ここにおきまして、針広混交林への誘導あるいは少花粉杉への転換というものを進めまして、十年間でおおむねこの面積の五割を減少させるということを目標にしております。
私ども林野庁といたしましては、花粉の発生源対策といたしまして、広葉樹林化の推進でありますとか、花粉の発生の少ない杉、少花粉杉と呼んでおりますが、少花粉杉等の花粉症対策品種の開発などに取り組んでいるところでございます。
○香川政府参考人 杉花粉発生源対策でございますが、平成二十年度から花粉の少ない森づくり交付金によりまして、少花粉杉や広葉樹林等への転換を行う森林所有者に対する協力金の支給を行っております。 また、二十一年度予算におきましても、少花粉杉など花粉症対策苗木の供給を大幅に増大させるための杉花粉発生源対策関連の予算を措置しているところでございます。
○政府参考人(内藤邦男君) 花粉症対策でございますけれども、林野庁も広葉樹林化の推進、それから少花粉杉、少花粉ヒノキ等、新品種の開発に取り組んでおります。
過去の委員会質疑録を読んでいましたら、平成十一年から十七年の間で、七年間で花粉の少ない杉、あるいは無花粉杉を四十一万本植林したと。一方で、杉全体の植林の数はこの同じ七年間の中で一億四千万本だったということで、わずか〇・三%ぐらいですかね、一%に満たないと。これもっと抜本的に増やすべきだという話がございました。
二番目は、少花粉杉などの苗木をまず供給しなければなりません。そのような苗木の供給量を、平成十八年度は実は十一万本でございますが、長期を要します平成二十九年にはおおむね一千万本、十一万本を一千万本に大幅に増大するということのための供給体制を整備するということに取り組むことといたしておりまして、今後とも花粉発生源対策の一層の充実強化に努めてまいりたいと考えております。
ですから、先ほど申しました平成二十九年度に一千万本が達成できれば、約三分の二が少花粉杉等になるということになります。年間一千五百万本必要でございまして、二十九年度には一千万本を作れれば、少花粉杉でですね、ですから単年度では三分の二が少花粉杉でカバーできるということになります。
このうち、現在、花粉の少ない少花粉の杉苗木の供給量が十万本ということで非常に少ないわけでございまして、今後この花粉発生源対策を進める上では、これまでの杉苗木にかわります少花粉杉苗木の供給量を大幅にふやすことが喫緊の課題となっております。 このため、二十年度予算案につきましては、少花粉杉等の苗木供給量を大幅に増大する。