1959-03-19 第31回国会 参議院 内閣委員会 第14号
で、ただいま仰せのごとく、病気の点でございますが、これは現在の在院者について見ますると、花柳病等にかかっている者は、われわれが考えましたよりも割合少いのでございます。そうしてこれらの病気は在院六ヵ月の期間内に治療が大体できております。
で、ただいま仰せのごとく、病気の点でございますが、これは現在の在院者について見ますると、花柳病等にかかっている者は、われわれが考えましたよりも割合少いのでございます。そうしてこれらの病気は在院六ヵ月の期間内に治療が大体できております。
具體的に申しますならば、結核を目的とする診斷を行うにあたりましては、精密檢診を行う必要があると存じますし、また花柳病等につきましては、必要なる場合におきましては血清反應をやるというような行き方で、精密なる檢診を行いたい。かように考えておる次第であります。
次に第九項目の所に各種の檢査ということが記るされてありますが、先だつても或る委員の方からお話になりましたのでありますが、戰災によりまして各種の檢査施設というものが破壊され、又その復活はいろいろの隘路によつて今日までできておりません、そこでこの保健所に顯微鏡的の檢査、培養檢査、花柳病等も扱われるものでありまするから、ワツセルマンの檢査をし得る施設もなさければならんと思うのであります。