2012-03-16 第180回国会 衆議院 環境委員会 第2号
一方、三月十三日に、台湾の国会である立法院本会議において楊外務大臣は、義援金は思いやりの結果で、感謝を得る目的ではない、日台関係は花束一つで揺るがない、こういう御答弁をいただいているんですね。これは何か大きさが違うように、私は、本当に日本の政治家として、国民の一人として恥ずかしいなとつくづく思っておるところでございます。
一方、三月十三日に、台湾の国会である立法院本会議において楊外務大臣は、義援金は思いやりの結果で、感謝を得る目的ではない、日台関係は花束一つで揺るがない、こういう御答弁をいただいているんですね。これは何か大きさが違うように、私は、本当に日本の政治家として、国民の一人として恥ずかしいなとつくづく思っておるところでございます。
野田佳彦首相の新聞寄稿などで日本の謝意は伝わっている、義援金は思いやりの結果で感謝を得る目的ではない、関係は花束一つで揺るがないと答弁した、こうあるんです。確かに一つの国という形の認めはないかもしれないけれども、実態として、これほど我が国のことを心配し、厚い厚い思いを寄せ続けてくださっている。
その実態に対して、不可抗力だとは言いながら見舞いにも来ない、花束一つ持ってこない、全然見て見ぬふり、そんな非人間的なことがあるかどうか。たとえ不可抗力であっても、管理者は管理の責任があるでしょう。乗務員の責任でけがしたんじゃないでしょう。その乗務員に対して御苦労をかけましたねと、早く治ってくださいと言うぐらいの、私は福島県知事なり、福島県の土木部長がやるのが当然じゃないですか、人間として。
肺炎で死にかかったほどの病気をしましたときに、外務省は私に花束一つ持ってきませんでした。それが突然私の生命、財産を心配し始めまして、慎重考慮の結果モスクワに行ってはならぬと言うわけです。それならばアポロで行くことなど思いも及ばぬ。北極探険すら、ヒマラヤに行くことも、谷川岳に行くこともできないでしょう。