2000-05-23 第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第17号
一九九八年には、ミューズ県のビュールの粘土層に地下研究施設候補地を決定し、さらに花崗岩層のサイトを調査することになっております。 花崗岩サイトにつきましては、十五カ所の地域の中からことし六月選定委員会が適地を報告する予定であると聞いてございます。
一九九八年には、ミューズ県のビュールの粘土層に地下研究施設候補地を決定し、さらに花崗岩層のサイトを調査することになっております。 花崗岩サイトにつきましては、十五カ所の地域の中からことし六月選定委員会が適地を報告する予定であると聞いてございます。
この豪雨が、真砂土と言われる風化した花崗岩層に浸透して、がけ崩れ、土石流が多発し、特に広島市、呉市において甚大な被害をもたらしたことに対し、早急に災害救助法の適用がなされました。 また、被災者の生活再建を支援するため、初めて被災者生活再建支援法が広島県全域に適用されたところであります。 七月十三日現在の被害状況といたしましては、人的被害が死者三十一名、行方不明一名、負傷者四十七名であります。
これまた地上、場所によりまして違うのは御承知のとおりでございまして、花崗岩層のところでは若干放射線量が高い。東京、関東ローム層の上におります我々はそれよりもかなり低いという若干の変動がありますこと御承知のとおりでございます。
○政府委員(中村守孝君) 現在我が国の社会的な、地理的条件に見合った処分方法の研究を進めているという段階でございまして、確定的なことを申し上げる段階でございませんが、各種の地層の賦存状態を現在調べておるわけでございまして、花崗岩層等というようなものもそういう地層処分の対象になり得るわけでございますので、我が国の国土の中でも十分地層処分ができるところを確保できるというぐあいに思っております。
最近は花崗岩層あるいは安山岩層にかなり有望なところがありそうだ、まあ場所を決めればまたなかなかできないでしょうけれども、要するに日本でもありそうだということから恐らくその言葉が出たのだろうと思いますが、それも局長の先ほどの話では、私の聞き違いかどうか知りませんが、いわゆる取り出し不可能な処分の部分に入るように聞こえましたが、これは管理しながらやるのとは違いますか。
○石渡政府委員 対象として考えられる地層といたしましては、花崗岩層等が日本にはあるわけでございますが、外国の実例では、いわゆる岩塩層を一つの候補とし、これは現実にそこに試験的な貯蔵が行われているという実態がございますが、世界的にやはり花崗岩層あるいは頁岩層等の非常に安定した地層が対象であるという程度でそれぞれ調査が行われているという状況でございます。
それから、同じくフランスで、処分につきましては、花崗岩層について地層の調査あるいはサンプルの熱的特性等の試験を行うといったふうなことをやっておるようでございまして、先ほども申し上げました基本的方向というのは、このフランスを含め欧米各国同じ方向で努力をしており、かつ現在、申し上げましたように、フランス等におきましては相当技術開発も進んでおりまして、十分に技術的な見通しはあるというふうに考えているわけでございます
その地層処分も実は各国の情勢によりまして第一候補にしているのはいろいろ違いますが、ある国では岩塩層、ある国は花崗岩層、ある国では粘土層等々を考えておるわけです。日本の場合ですと、いままでの文献調査をやった限りにおいては、先ほど申しましたように、非常に適切な地層が見つかりそうもないという可能性が非常にあるわけです。
○日野委員 まず、日本の場合花崗岩層といっても、日本というのはプレートの周辺にあるということが一つ問題です。そうすれば花崗岩層というのは非常に安定しているとはとうてい言いがたい。また、粘土層といっても、日本は非常に多湿なところでございますから、全く地下水の影響を受けない粘土層などというものは考えられない。
○牧村政府委員 ただいま諸外国でも検討されておりますのは、先生御指摘の岩塩層がよく言われるわけでございますが、そのほかにも花崗岩層あるいは粘土層、こういうような地層に廃棄することが各国でいろいろ研究されておるわけでございます。その際、日本の場合には、岩塩層というのは望めませんので、いまの場合は安定した花崗岩層であるとか粘土層を対象にせざるを得ないのではないか、かように考えております。
現在までのところ国際的なデータ等から見ますと、花崗岩層であるとか、あるいは粘土層というようなものが有望であるということでございます。アメリカ等におきましても花崗岩層の研究に着手したと聞いておりますが、私どももその面の研究にかかりたいと思っております。
○伊原政府委員 地層処分の問題につきましては、世界的に申しましても、岩塩層あるいは花崗岩層、玄武岩層、粘土層、そういったものにつきまして、各国それぞれ国情に応じていろいろの考え方のもとに調査をいたしておる段階でございます。わが国におきましても、わが国の国情に合いました地層を調査いたしまして、そこで十分な実証試験をするということが必要であると考えております。
特に高レベルの廃棄物につきまして、御指摘のように岩塩鉱に将来長きにわたって処分する、あるいは岩塩鉱のない国におきましては花崗岩層、粘土層その他いろいろなところの可能性が検討されております。さらには海洋の深海部をさらに深く穴を掘りまして、そこに処分するというふうな研究も外国においては行われております。
宅地規制法をやらなければならぬということで宅地造成等規制法という法律ができましたが、私の見たあの六甲山だけの例によりますと、これは花崗岩層でありまして、非常に風化してしまっておりまして、あれは全体が非常に危険ではないかというようなことの意見を取り入れられて、あそこは大体八割程度はほとんど規制法の対象にするということになったと思うのです。
次に、山梨県について申し上げますると、本県におきましても、長野県の場合と同じく、前日来の豪雨によりまして、その保水力が限界に達していたのでありますが、特に本県におきましては、その山岳部の大部分を占める花崗岩層の風化が近年特に著しく、かつまた、この急傾斜の岩層上に生値せる樹木のほとんどが樹齢に達し、すでに伐採期に入っておりましたために、これらの山腹の大崩壊に伴う大花崗岩塊の流出による各河川の被害は、まことに