1957-11-12 第27回国会 参議院 法務委員会 第5号
そういうときでありまするから、検察当局としては徹底的にこれを調べ上げ、寸毫も仮借することなく、その犯罪をやった者を検挙して、そうしてこの汚職事件の全貌を国民の前に明らかにすることが、検察庁の私は務めであると、かように考えておりまするから、花井総長が、それは捜査の秘密であるとして答えられないことは、その意味において当然だと私は考えます。
そういうときでありまするから、検察当局としては徹底的にこれを調べ上げ、寸毫も仮借することなく、その犯罪をやった者を検挙して、そうしてこの汚職事件の全貌を国民の前に明らかにすることが、検察庁の私は務めであると、かように考えておりまするから、花井総長が、それは捜査の秘密であるとして答えられないことは、その意味において当然だと私は考えます。
従って、また唐澤法務大臣も言われておりますように、指揮権発動をして、自分がこの捜査を打ち切らねばならぬということは絶対に——今の岸総理は三悪追放ということを主張しておるんだから、絶対にないことを私どもも確信しておるということを唐澤法相も言い、花井総長も言っておるようですが、これはぜひ一つそうしてもらたい。