2015-05-28 第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
私は、中央大学の弁論部であります辞達学会というところの出身でございまして、本院でも、自由民主党の秋葉賢也先輩、それから武井俊輔君等が同じサークルの出身であるわけですが、そこの創立者が花井卓蔵先生という、私学で初めての法学博士であり、また、衆議院副議長を務められ、貴族院議員を務められたわけでありますが、第一回の普通選挙法の提出者の一人であります。
私は、中央大学の弁論部であります辞達学会というところの出身でございまして、本院でも、自由民主党の秋葉賢也先輩、それから武井俊輔君等が同じサークルの出身であるわけですが、そこの創立者が花井卓蔵先生という、私学で初めての法学博士であり、また、衆議院副議長を務められ、貴族院議員を務められたわけでありますが、第一回の普通選挙法の提出者の一人であります。
それから、弁護側は花井卓蔵等の大変明治の非常な力のある弁護士として有名な人、こういう人たちが弁護団を組んだ。こういう点では非常にインセンティブを政治の世界に与えられるような大変大きな意味を持った事件であったようでございます。
この中の審議経過を見ますと、花井卓蔵君という委員が質問して、それに対して法学博士小河滋次郎君という政府委員が答弁して、法学博士だそうですが、この答弁を見ますと、「成ルベク留置場ハ将来ニ於キマシテモ監獄トシテ用ヰナイ方針ヲ採ル積リデアリマス、」明治四十一年にこう答弁しているわけです。
すでに明治三十年に第一回に花井卓蔵先生が懲戒問題を起こしております。今村力三郎先生も裁判長の制止を振り切って退廷をしているというような事件もある。
それから「成ルベク留置場ハ将来ニ於キマシテモ監獄トシテ用ヰナイ方針ヲ採ル積リデアリマス、」ということが、当時の政府委員から答えが出ておりますが、その前に、お亡くなりになりました花井卓蔵先生あるいはほかの方々の御論議、御質問の内容を見ますと、留置場に受刑者を入れることがけしからぬのではないかという点に論議が集中しておりまして、その中で出ているのであります。
衆議院の議事録を見ますと花井卓蔵さんなんかが出てくるのです。政府委員で小河滋次郎という人ですかが出てきて、この小河さんなんかの言っているのは、「なるべく留置場は将来におきましても監獄として用いない方針をとるつもりであります。」こうはっきり言っていますね。これはたしか監獄の父とも言われた人でしょう。私は知りませんけれども。 そこで、いまなお代用監獄というものが使われておるんですね。
その二十五日管野幽月のしかばねの体温が冷えるか冷えないかの二十五日から、二十六、二十七、三日間にわたりまして、衆議院の予算委員会におきまして、小川平吉、花井卓蔵、島田三郎、高木益太郎といったそうそうたる代議士によって質疑が行なわれ、政府責任が追及されておるわけでございます。
思い浮かべる一事は、明治四十年のわが刑法改正のときに、片方は貴族院を代表しての富井政章代議士、他の一方は衆議院を代表して花井卓蔵代議士の二人が、未遂の立法的処置に関し見解が対立して、それがために刑法の全部的改正が危機にさらされ、ために、ついに貴族院と衆議院との両院協議会を開いて、やっと、一面はフランス法主義の主観主義理論を代表される富井政章博士の見解を一部取り入れ、他方はドイツ刑法理論を代表しての花井卓蔵氏
そこでなぜ全廃されたかということの理由を知るために、当時の衆議院議員選挙法改正法律案の貴族院の特別委員会の議事録を取り寄せて今見たところでありますが、大正十四年の三月十三日の貴族院のこの委員会で、花井卓蔵博士が、「現行法ニ於キマシテ政府ニ対シテ請負ヲナス者又請負ヲナス所ノ法人ノ無限責任社員、役員、支配人ニハ被選挙権ヲ与ヘヌト云フコトニナツテ居リマス、是ハ最モ現行法規ノ上ニ於テ宜キ規定デアルト思フテ居
花井卓蔵先生は、百人の犯人を逃してもいいから、ただ一人の無実の人を罪人にしてはならない、これが警察官の金科玉条であると言つておられますが、民主化と能率化が矛盾した場合には、そのいずれをとるべきであると思われますか、お伺いいたしたいと存じます。 第四に、改正案による都道府県警察は、一体如何なる種類の警察であるか。