1967-04-28 第55回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
それから第二の、加工業者の組織化という問題でございますが、加工業者の中にも昔から幾つかの団体がございまして、その最も古いものは全芭連といわれる団体でございます。これはすでに輸入も行なって、輸入組合の中に入っておりまして、輸入業者でもある加工業者という立場を持っておられるようであります。
それから第二の、加工業者の組織化という問題でございますが、加工業者の中にも昔から幾つかの団体がございまして、その最も古いものは全芭連といわれる団体でございます。これはすでに輸入も行なって、輸入組合の中に入っておりまして、輸入業者でもある加工業者という立場を持っておられるようであります。
しかしこの買い取った大亜通商という会社の代表取締役というのは、全芭連の事務局長です。全国芭蕉加工連盟ですか、全芭連の事務局長、二宮正之という人です。事務局長が私財で何千万も払って株券を買ったわけじゃないと私は思う。おそらくこれは世間の目をごまかすための名義の変更にすぎないだろう、こう思うのですね。こういうくらい、まあバナナにはいろいろの保守党の政治家が関係しておる。
全芭連と申しますか、全国芭蕉卸売加工協同組合連合会——協同組合を構成なさっておるりっぱなお方がほとんど全部入っておられます。この方々は、輸入の実績をお持ちでございますので、輸入も行なっておられます。したがいまして、輸入をされ、かつ加工もされて、できるだけ安く売ろうという努力を非常になさりやすい立場にもございます。
ちょっとバナナのことについてひとつ伺っておきたいのでありますが、このバナナの輸入に関して不正輸入があったとか、問題点が非常に多いということで、三十九年の十月ごろに公正取引委員会等に取り上げられたことがありましたが、その後はうまくいっていることだとは思いますが、東京丸一商事とか、長江商事、あるいは東伸貿易等の関係のほうでは長期契約を締結しているということなんですが、この関係のものと、それから全芭連組合
ところが、何年であったですか、河野農林大臣がいらっしゃったときに、次官通達か何かによって――これは全芭連に対しての問題だったと私は記憶しておる。その一条を削除したことがあります。そうして買い付けの業務を認めるという行き方をとっておるわけです。ところが、国外に対しての買い付けを認めながら、国内では依然として、リンゴであるとかミカンであるとかいうようなものは、買い付けができないはずなんです。
これが河野さんが全芭連に対する一つの問題を投げかけたところです。「三、その属する市場外において一定の営業所を設け販売をなすこと。」この三つになっておるわけなんです。そこで、いま言ったように、国内のリンゴやミカン等の買い付けはできないにかかわらず、自由化になったからといって、なぜ外国のものだけができるかという問題が起こってくる。
○半沢説明員 これは四つございまして、正確に申し上げますと、全国芭蕉卸売加工協同組合連合会、略称で全芭連と称しております。それから日本中央市場青果輸入協会、それから台湾青果輸入会社協会、四番目に日華青果物貿易協会、この四団体が中心になっておるわけでございます。
特に加工業者の場合には全芭連で相当厳しい指令が出ておる。だからそういう市場法違反の事態が現実に起こっておるんですね、それがさらにもっと受託拒否という現実の姿になってきたらどうするんですか。
○矢山有作君 保証書提出の状況をもっと詳しく言っていただきたいのです、これはあとから私が御質問申し上げる事項に非常に重大な関係があるので、私も、いまあなたがおっしゃったように、全芭連が九月の三日に、中共バナナの輸入は一切行なわぬ、もし同会員が中共バナナを加工した場合は除斥するという誓約書を全芭で打ったとか、あるいは九月の九日に、全芭連傘下の加工協同組合業者に対して全芭連が強硬な指示を発したとか、こういうことは
これ俗に、全芭連と呼んでおるのですが、この全芭連が先ほど来、私が申しておりました台湾からの日本向けのバナナ輸出に対する規制が出たのに即応して、九月の三日に電報を打っております、台湾に。それは、全芭連は中共バナナの輸入は一切行なわない、もし同会員が中共バナナを加工した場合は除斥すると、台湾に対して誓約の電報を打っておる、これに基づいて九月の九日付で傘下の会員に対してこういう通達を出しておるようです。
全芭連のような加工者でもそうであった。これはみんなのものを集めて、そうして金融工作をして、シッパーでもって固めてやつておった。人口割々々々というが、全国の八百屋さんが、全部われわれにやってくれというて書類を回したから、やった。しかし、今度買うときはどうかというと、十カゴ、五カゴのものを一軒の八百屋さんがもろうて、台湾に注文できますか、注文できぬでしょう。
このバナナの問題は、一昨年の本委員会におきまして、相当河野農林大臣が、要するに市場法まで改正して、そうして全芭連の福田某にやらせた。これは、今の通産大臣や松尾局長は、あまり詳しいことを御存じないと思うので すが、そのときに、かようなバナナの輸入の仕方ではいけないのじゃないかということで差益金をとるようになったわけです。
すでに全芭連事件の折りにも、この問題については、再三申し上げましたにもかかわりませず、なお人頭割とかどうとかいって、政府が禁止しておるところのアロケーション売買が、公然行われるような制度をとっておられるようでございます。制度がどうあろうとこうあろうと、ただ消費者に対して安く提供するという精神が、途中で没却されることを、私はまことに遺憾に思うわけでございます。大臣、いかがでありましょうか。
この全芭連の問題がございますが、全芭連の問題は、今回の割当にはわれわれはあまり考慮いたしており幸せん。
○海野三朗君 ただいまこの全芭連とその業者とは関係ないとあなたはおっしゃいますけれども、それはとんでもない誤まりです。全芭連というのは一つの団体なんですよ。団体を構成するところの、その下の方もやはり皆が関連して仕事をやっているのでしょう。ただ事務当局だけが、二部の疑惑だというわけにはいかないのでしょう、それは。どうなんですか。
それから既存の加工業者、これは全芭連というのは、加工業者の代名詞のようになっているわけですが、われわれは全芭連はごく少数のグループというように考えておりますが、全芭連を初めとする加工業者の団体のいろいろの意見も参酌しておるわけであります。
○大竹平八郎君 まあ、これは、たとえば一つの例をとりますと、昨年の国会あたりで非常に問題になったバナナの例などを一つあげてみますと、差益金が、二十八年の十月には一かご千七百八十三円であったというものが、昨年全芭連というようなものが突如として出て参りまして、これが入札制に変えられて、差益金が実に一かごのバナナに対しまして四千百八十五円という、べらぼうな値段になったわけなのでありますが、これらは、たしか
ことに昨年のごときは、某閣僚がその大きな黒幕になったといわれる全芭連の問題というような、突如としてああいうものが出て参って、去年か、おととしか知りませんが、ほとんど入札でこれをさらっていったというような大事件がありまして、当局のこのバナナの問題についての両国の関心というものは、非常なものであります。
また、その後現にそれを入れておりますあるいはバナナの輸入組合の方、あるいは全芭連の方という委員の御意見を伺いましたが、その際にも、今回さらに町延長ということは、これはしてもらえれば越したことはないけれども、自分らの方として、しいてまた、再延長するということまでお願いするつもりはないというお話しだったわけでございます。
私は全体の加工業者という点から考えてみまして、そこで全芭連だけを、実績はとにかくといたしまして、認めるということになっておるのでありますから——しかしながら加工業者ということになれば全芭連も入るのであります。してみれば、加工業者というものは御承知のように、加工業でございますから、輸入業ではございません。
○佐竹(新)委員 昨年度の割当に対しては非常に紛議をかもしまして、全芭連というような問題が起きまして、本委員会で相当議論の中心になったわけでございますが、大体今通商当局のお考えになっておる本年度に対する割当の方途は、どのような方途をもって割当をいたそうとしておられるのか。
今申されました加工組合というものの中には全芭連も入っておろうと思うのであります。しかし全芭連が必ずしもバナナで大きなもうけをしたかということになりますと、全芭連そのものは今まで台湾から輸入した実績を持っておりません。
全芭連がその通りであります。そういうようになりますと、農林省のお考えになったような市場相場を安くさせたいためにこういう措置をとるということと逆になってきておるわけであります。でありますから、これが参議院の農林水産委員会を通過し次第、日台協定がどういうようになったか知りませんが、可及的に割当を開始されないと、これは非常に高値になって参ります。
○加藤(清)委員 この問題では、全芭連とバナナのインポーターとの間のような問題はまず起きないだろう、これこそは業界も、やがてそれから生ずる化学繊維の消費者も歓迎をする施策ではないかと思いますので、こういうものこそ勇気をふるってすみやかにやっていただきたいものだ、特に原料高の製品安で苦しんでおります絹、人絹業者あたりは大歓迎じゃないかと思うわけです。
今まで通りのものだけに許して、新しいものには許さないということもいかがかと思いますから、そこで全芭連そのものに許したわけじゃありませんが、いわゆる全芭連なるものに属しておる一種のバナナ業者にも輸入の資格を認めた。
○石橋国務大臣 いわゆる全芭連に属する人たちに今度のバナナの輸入資格を認めたことは、それを認めた場合においては、決して誤まった措置とは思ったおりませんでした。ただその結果が、何か入札に際してのいろいろな動きがあるということを耳にしましたので、そういう妙な動きをされたのでは困る。従ってその動きを抑えるために、今度のものは将来実績として認めない。
○石橋国務大臣 その問題は私も聞いておりますが、最初われわれは、いわゆる全芭連と申しまするあのバナナの加工業者がバナナを輸入するということは当然できると思っておった。
にかけては、当然のことながら少くとも八万、九万から十万かご程度は入れられなければならないのでございまするが、それが四、五、六の三カ月に当って三、四、二というような順序に相なって、これじゃ半分にも満たない、こうなりますれば、先日農林大臣が答えられなしたところの、この期に絶対国民に高いバナナを食わせないようにするといわれたことは、から手形に終るという結果に相なりまするが、これについて内地の割当を受けました全芭連
○樋詰政府委員 全芭連がLCを開かないということで、バナナが入るのが非常におそくてますます値段が高くなるのじゃないか、その場合の政府の対策いかんといったような御質問だと思いますが、(「その通り」)われわれの方といたしましては、LCを開かないというものに対して、LCを開けと強制することはでかない。
私たちの考えは全芭連がもうけようと、過去のインポーターがもうけようと、そんなことは関係ない。ただ問題は、こういう内地と内地が争っているやさきに、華僑の方々にすきをうかがわれてもうけを独占させたり、その結果国民が高いバナナを買わされなければならないという犠牲は見るにたえないのでございます。
○佐竹(新)委員 それではこういうように解していいのですか、たとえば全芭連はLCは組む、しかしながら実際の取引は第三者に委託するというような委託業務をさせることはこれはできるわけなんですね。
○佐竹(新)委員 そうしますと自分でということは申請した個人個人、たとえば全芭連というものが、協同組合を一括して代行するという場合にはどうなるのですか。
そこであなたの方の都の施設の使用を許す場合に、一体全芭連に許されておりますか、それとも全芭連ではなくして、その傘下の個々の業者に許されますか、この点を承わりたい。銀行の方は全芭連というものを対象にして銀行保証をしておるようでございます。ジェトロの方もまたこれを相手取って相談をしておるようでございます。
○安田(善)政府委員 ただいま御質問になりました全芭連は、本年一月局の担当課においてよく研究の上認可いたしました。その前は任意団体かと思います。
従ってそれらの組合員としての全芭連の加盟員あるいは全芭連に加入してなくても、その組合員として、バナナを追熟加工するのだということで、これらはひとしく使用しております。
私は輸入業者でもなければ全芭連でも何でもない。通産省がまた新たなものを加えていくならば輸入行政の秩序を乱してしまう。だから私はあなたにお尋ねしておる。ところがいいかげんに、それは別に農林省でないと言われても、事実がものを言うのだからしようがない。こういう八百屋さんまでも千何百人全部入れておる。だから私は通産当局にお尋ねいたします。窓口は通産省なんです。
なぜかならば、業者が今度卸売協同組合をこしらえましたのは、この入札が済んで、三月の三日に二百六十名ですかの者を集めて協同組合を作ったのでありまして、その前は全芭連という一つの加工連合会のような形式はとっておりましたけれども、実体はほとんど会費も納めていない、何にもない、実体のないものでありまして、会長は先般ここに参考人として出ました名古屋の森瀬理事長であったのであります。
輸入業者と全芭連にしぼってしまって、八百屋さんは東京まで旅費を使って通産省の窓口へ来まして、ああでもない、こうでもないといって書類だけ出させられて、それで市町村の証明書を送ったところが、いろいろなことを言うて、結局資格からはずれてしまった。これは迷惑しごくです。こういう幅を広げて、旅費を使ってきたものが、みんなおじゃんになってしまった。