1988-03-09 第112回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
○阿部政府委員 京大の芦生演習林でございますけれども、先生の方がお詳しいかと思いますが、場所は、京都大学から北へ七十五キロメートルのところだそうでございます。
○阿部政府委員 京大の芦生演習林でございますけれども、先生の方がお詳しいかと思いますが、場所は、京都大学から北へ七十五キロメートルのところだそうでございます。
次に、京大の芦生の演習林の問題、私は十三年前に一回やったことがあるのです。表日本と裏日本に分布する種が混生しているために、植生が多種多様で、木本植物が二百三十八種、草本植物が四百十四種、シダ植物が八十五種、これは確認されているだけ、そういうものがいっぱいあるのです。
演習林に対する評価というまず第一点の問題でございますが、御指摘のように、芦生の演習林はかなり面積も広大でございますし、単に林学関係の教育、研究の場というだけではなくて、自然環境の保全、あるいは治山治水、あるいは水源の涵養と申しますか、そういう公益的な面におきましても非常に重要な意味を持っていることは、御指摘のとおり、全くそのとおりであろうかと思います。
ただ、問題は、地元の方が買い上げにもどうも余り賛成をしない、そうして一定の、つまり四十八年は千五百万収入があったが、四十九年は七百万に減ったというようなことで、そういうようなことでは当初の目的、契約の趣旨から見ても、この芦生演習林について権利を持っている方々が納得しない、なかなかめんどうな問題だと思います。
芦生演習林、こう言います。 ところが、この演習林というのは、地元の皆さん方からの借地で、大正時代にお借りした演習林で、九十九年の期間お借りをする。 〔主査退席、木野主査代理着席〕 初めの四十年の間に造林を進めて、後から伐採をやって、その売ったお金は国と地元で分けようじゃありませんかという契約で進んできておりますから、いまでは、もう左十年過ぎたところの段階に来ているわけです。
その大野ダムによって、大体福知山において九百トンぐらいの水をカットできたのでございますが、さらにその上流に芦生ダムを現在考えておるわけでございます。もしこのダムができますれば、このダムの影響は福知山ぐらいまでしか及ばないのではないかと思いますが、というのは途中に土師川であるとか、あるいは犀川であるとか、あるいは上林川でございましたか、そういうような川が入っておるわけでございます。