2003-03-14 第156回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
次に、埼玉スタジアム二〇〇二を訪れ、同事務所において、初めに、埼玉高速鉄道線地下トンネル内の下部に敷設された導水管を通じて、荒川の水を綾瀬川、芝川等へ送水する浄化導水事業、続いて、埼玉中枢都市圏の一部を成す浦和東部・岩槻南部地域の約三百二十ヘクタールに及ぶ特定土地区画整理事業について、それぞれ概要説明を聴取いたしました。
次に、埼玉スタジアム二〇〇二を訪れ、同事務所において、初めに、埼玉高速鉄道線地下トンネル内の下部に敷設された導水管を通じて、荒川の水を綾瀬川、芝川等へ送水する浄化導水事業、続いて、埼玉中枢都市圏の一部を成す浦和東部・岩槻南部地域の約三百二十ヘクタールに及ぶ特定土地区画整理事業について、それぞれ概要説明を聴取いたしました。
また、河川の水質改善の施策として、平成七年七月に着工し平成十二年に開業を目指しております地下鉄七号線、埼玉高速鉄道株式会社との共同で導水管を埋設し、荒川の水を最大毎秒三立米送水するための導水事業を計画し、「綾瀬川、芝川等浄化導水路工事と埼玉高速鉄道線建設工事に関する基本協定」というのが昨年の十一月に締結されておるわけであります。
それから、浄化の問題で、綾瀬川、芝川等浄化導水路工事に関する基本協定ということで、現在鋭意建設中の埼玉高速鉄道、東京から延びてくる地下鉄の先だと思いますが、地下シールドトンネルの中に荒川の水を、委員お話しのとおり、パイプラインで上流へ逆に持っていって、それで綾瀬川とか芝川とかという水質汚染の激しい河川に荒川の水を給水して少しでもきれいにしようという構想でございます。
そういった観点からいたしまして、今御指摘ありました綾瀬川・芝川等浄化用水導水事業、これを平成七年度、今年度よりスタートさせたところでございます。 この事業は、荒川から埼玉高速鉄道の地下シールドトンネルの空間を利用いたしまして、綾瀬川及び、汚濁の著しい伝右川、毛長川、それに加えまして芝川にも導水いたしますが、そういった川に導水を行いまして河川の浄化を行おうというようなものでございます。
また芝川等は、これはやはり同じように大沢から発して富士川に出ておる、同じところを流れておるわけでございますから、そういった全体の状況から見れば、これは一級水系に指定をするということは考えられることだと考えております。したがって、この放水路等が完成をします段階で、私どもも十分県の意向等も聞きまして、指定の方向で検討いたしたいと考えておる次第でございます。
○山本政府委員 鶴見川の改修につきましては、非常に速度がおそくて長年月を要するということは、お説の通りでございまして、あれだけの大被害を生ずる原因も、そこにあったわけでございますので、これが促進につきましては、先ほど芝川等について申し上げた通り、計画を立てまして、促進をして参りたいというふうに考えております。