2009-04-30 第171回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
したがいまして、今回、直ちにこの良分解性物質が何らかの指定に当たるようなものがあるとは承知はしておりませんが、いずれにしましても、必要な情報を収集いたしまして必要な対応を取っていきたいと考えております。
したがいまして、今回、直ちにこの良分解性物質が何らかの指定に当たるようなものがあるとは承知はしておりませんが、いずれにしましても、必要な情報を収集いたしまして必要な対応を取っていきたいと考えております。
お尋ねの難分解性についてでございますけれども、難分解性の性状を有さない、いわゆる良分解という性格のある化学物質でありましても、環境中で分解される量、言わば自然の許容量というものを上回った場合には、その汚水が排出されれば当然環境中に残留する量が増えるということでございまして、人や動植物に対する影響というのはその可能性は否定できないものでございます。
それから、今のような話と同時に、現在の化審法では、いわゆる河川その他自然界ではなかなか分解しにくい、いわゆる難分解性と言っておりますけれども、難分解性の化学物質のみが規制対象となっているわけでございますけれども、今回これを改めまして、いわゆる良分解性の物質もこの対象とさせていただいております。
○細野政府参考人 良分解性につきましても、リスク評価という考え方のもとで包括的に対象とし、かつ既存の物質についても対象にするということで、対象物質のとり方につきましては広範なものにしてございます。
そうしますと、量と、それから有毒性との関連で、牽連の中で判断をしていくということであれば、必ずしも良分解性のものだけを入り口で排除をするという必要はないんじゃないか。既にこれまでの改正法において、蓄積性の少ないもの、これはもう既にこの化審法の中に入れております。
良分解性物質でございますけれども、御指摘のとおり、国によるリスク評価が極めて重要だというふうに感じておる次第でございます。一つは、環境汚染を防止するための対策といたしまして、PRTR制度では幅広く良分解性物質も対象にしております。その中でデータを出して、また事業者の自主的な排出抑制を促しているところでございます。
それから、難分解ばかりでなくて良分解性のものも含まれております。片や、新規の化学物質ではなくて、実際に環境中に相当程度継続して存在しているものが対象になっておりますことで、若干のずれがございます。 それで、今回の改正に伴いまして、生態毒性を有するものについてはダブる、共通するわけでございますが、良分解のものについては引き続き今回の化審法では全く対象になってまいりません。
環境省の生態系保全等に係る化学物質審査規制検討会の報告書でも、実験室レベルの試験で良分解性とされた物質でも環境中の分解速度には差異がある、あるいは化学物質が分解する間にもライフサイクルの短い生物は生涯暴露による影響を受ける可能性がある、製造・使用量が多い場合には環境中に残留して生態系に影響を与えるおそれがあるということなどを指摘をして、生態系保全の見地からは、単に良分解性であることをもって審査や規制
○岩佐恵美君 良分解性について聞いているんです。