1979-04-26 第87回国会 参議院 運輸委員会 第5号
近海海運の分野におきましては、運航費用に占める人件費率が高い、輸送需要の増大が見込めない等々から、近海海運の立ち直りにはかなり困難なものがあると思いますが、近海船の船腹増加を防止しながら、船質改善を図るための建造規制を続けながら、船舶整備公団との共有方式による代替建造によって、船腹を増加させることなく船質の改善を図ってきているのが現状でございます。
近海海運の分野におきましては、運航費用に占める人件費率が高い、輸送需要の増大が見込めない等々から、近海海運の立ち直りにはかなり困難なものがあると思いますが、近海船の船腹増加を防止しながら、船質改善を図るための建造規制を続けながら、船舶整備公団との共有方式による代替建造によって、船腹を増加させることなく船質の改善を図ってきているのが現状でございます。
さっきもちょっと触れましたが、こういう不況のときに船質改善というものを五、六年ほったらかしますと、いずれこの次の国際競争、海運というのはいつも国際競争をしておりますが、国際競争の場で必ず非常にぐあいの悪いことが出てくる。
これに対して欠損額を補助するという制度をとっているわけでございますが、この離島航路補助制度をそのままジェットフォイルに適用することにつきましては、ほかの航路にまだまだ老朽船が走っておるところが全国的にあるわけでございまして、これらの船質改善等に努めているわけでございますが、そういったほかの航路とのバランス等から言いまして非常に問題があるというふうに実は考えているわけでございます。
それから、もう一つの整合性の問題なんですけれども、これは抽象的に申し上げれば、要するに海運政策の中で、たとえば先ほどからお話が出ておりますスクラップ・アンド・ビルドというものを取り込んだ上で考えていく必要があるだろうということなんでございますけれども、具体的に申し上げますと、私、先ほどから申し上げておりますように、国際競争力の問題というものを確保する手段を講じて、その上に立っての船質改善ではないかということでございます
○薗村政府委員 木船と鋼船とをつぶして鋼船をつくっていくという船質改善については、実は三十九年度ごろからずっと続けてきた制度でございますので、この部分から木船の解撤に引き当てることをやめるということも、かえって木船の船主の方に不満な点もあろうと思いますので、この制度を一挙にやめるということは実は考えておらないということでございます。
要するに船質改善をするというようなことで、従来そういった面での指導をやっております。そのささえになりますのが、大きなものとしてはやはり計画造船制度を通じましてそういった意味での船質改善をやっております。もちろん、今後ともそういった面でいわゆる体質改善と船質改善という問題は進めていきたいというふうに考えております。
したがいまして、船舶公団が国内の旅客船の船質改善のために今後果たさなければならない責任というものは、ますます増加してまいる、このように考えます。
それで、一つには、「内航船舶の船質改善及び近代化を促進する必要性にかんがみ、特定船舶整備公団に対する財政資金の増大をはかるとともに、木船の極度老朽化の現状にてらし、木船の代替建造を全面的に推進するものとし、あわせて、木船造船所の仕事量を確保するため、所要の資金の確保、とくに財政資金及び政府関係金融機関の融資につき格段の配慮を行なうこと。」これが一つ。
流通部門の大部分を所掌いたします私のほうの省といたしましては、まず第一番に輸送の円滑化、輸送力をつけていくというようなことを主眼にいたしておりまして、国鉄では長期計画、あるいは内航海運につきましては船の船質改善、あるいは港湾の船込みの解消のための港湾の改築とか、そういったもろもろの長期対策を長期計画に基づいて行なってきておるわけでございます。
第三に、海運の国際競争力強化対策の一環として老朽化、不経済化の著しい外航船腹の船質改善を進めることとし、これに必要な資金として日本開発銀行からの融資十億円を予定しております。 第四に、三国間輸送を促進して外貨の獲得と海運市場の拡大を図るため、三国間輸送助成金七億七千四百万円を計上しております。
かつて臨時船質改善の対策をやったことがありますが、ああいうふうな方向でやっていけば私はできるのではないかという気がいたしますので、積極的に取り組んでいただきたいと思います。
そこでただいま仰せのございましたように、来年度予算を目標といたしまして、船質改善対策といったような一つの具体的方策を打ち立てますと同時に、計画造船のワク内に、ただいまもお話しのような、何万トンかの一つのワクを設定いたしたい、この点につきましては、さらに捲土重来、来年はひとつ牙城を打ち立てたいと考えておる次第でございますので、この点御了承いただきたいと存ずる次第でございます。
第三に、海運の国際競争力強化対策の一環として外航船腹の船質改善を進めることとし、これに必要な資金として日本開発銀行からの融資十億円を予定しております。これによりまして老朽化不経済化の著しい船舶の代替建造及び改装を行なう予定であります。 第四に、三国間輸送を促進して外貨の獲得と海運市場の拡大を図るため三国間輸送助成金八億三千四百万円を計上しております。
第三に、海通の国際競争力強化対策の一環として外航船腹の船質改善を進めることとし、これに必要な資金として日本開発銀行からの融資十億円を予定しております。これによりますと、老朽化、不経済化の著しい船舶の代替建造及び改装を行なう予定であります。 第四に、三国間輸送を促進して外貨の獲得と海運市場の拡大をはかるため、三国間輸送助成金八億三千四百万円を計上しております。
第三に、海運の国際競争力強化対策の一環として、外航船腹の船質改善を進めることとし、これに必要な資金として日本開発銀行からの融資十億円を予定しております。これによりまして、老朽化不経済化の著しい船舶の代替建造及び改装を行なう予定であります。 第四に、三国間輸送を促進して、外貨の獲得と海運市場の拡大をはかるため、三国間輸送助成金八億三千四百万円を計上しております。
この点につきまして、私どもといたしましては、従来内航対策といたしましてはほとんど何ら措置していないという状況でございましたので、本年度からは、これらの零細ないわゆる一ぱい船主、これらの船質改善措置というものを施行してまいる予定にしておりますが、この場合に、財政資金——特定船舶整備公団によるところの財政資金給与の代替建造をいたします場合に、これらの油水分離装置というものをやりたいということで、これは今後所要
そういうような点において、今後どんどん船質改善と申しますか、近代化というような点を進めていく必要がありますことは、御指摘のとおりでございます。私どもも、そういうような船質改善措置というようなことについて、また木船に期待されておりますところの輸送力というものを十分発揮できるように進めてまいりたいと考えております。
それと並んで主としていろいろ海難を起こしますところの船、たとえば小型鋼船あるいは機帆船というようなものあるいは旅客船というようなものについては、非常に老齢化しておるというようなことのために事故を引き起こしやすいというような点で、船質改善措置というようなものもあわせて進めてまいりたい、このようにいたしまして、施設あるいは法令あるいは企業経営、船舶これらのに面ついて多面的にいろいろの方法を重ねてまいりたい
○高林説明員 予算的な面につきましては、それぞれ港湾施設の問題につきましては、たとえば港湾事業費で処理する、あるいはまた企業の船質改善というような措置につきましては、それぞれ内航対策あるいは特定船舶整備公団等の予算でもってこれを進めていく。
そういうような関係で、これらの資金動員ということは、かなり各金融機関ともいろいろお話を申し上げておる状況でございますけれども、そういうような点につきましては、積極的に代替建造、船質改善という点につきましては、関係金融機関ともかなり積極的な協力のお考えもあるようでございまして、私どもといたしましても、今後計画を策定いたしまして、そういうような資金需要を十分もう一ぺん検討いたしまして、所要資金の確保ということには
場合に、一応そういうふうに本年度の出発といたしましては、約四万三千トンのものを建造し、また六万五千トン程度の解撤をすると、このように三カ年計画の第一年度としておるわけでございますけれども、この法律におきましては、今後五カ年の計画を立ててやっていくということを考えておりますので、さらに今後は、海運造船合理化審議会等におはかりいたしまして、この全体の計画の立て方については十分再検討いたしまして、内航の船質改善
その点につきましては、本年度より、また、従来旅客船につきましてもそうでございますが、特定船舶整備公団等におきまして、船質改善事業というようなものを、これを進めている次第でございます。これをさらに長期的な計画のもとに船質改善をはかるということが第一に必要かと思う次第でございます。それと同時に、やはりそれにつきましては相当長期間を要することは、ただいま御指摘のございましたとおりでございます。
言うならば、さっき言ったように、老朽船の対策で船質改善をもう少し大幅にやっていくというのが両方に役立つ政策だと思う。ところが、先般の質問でも申し上げたように、必ずしも三十九年度からすべり出した内航の老朽船対策というのは、将来の展望に立っても、残念ながらその目ざましいものではない。だからこのワクをさらに拡大するということが必要だと思う。これは強調しておきたい点であります。
○久保委員 いまお話のあったような点は魅力ある組織対策の一つだと思うのでありますが、組織対策ばかりじゃなくて、いわゆる船質改善というか、そういうことに主たる目的があるのでありますが、そこで先般通りました予算の中でも、運炭船の代替建造、石炭専用船の代替建造の問題がございますが、そこでこれは先般説明を聞いたときには、おそらく三千トンというか、そういうものを基準に考えておられるようでありますが、それはそうでしたかね