1962-03-27 第40回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
○説明員(松野清秀君) 海上保安庁におきましては、事件が発生いたしましてから、直ちに取り調べ調査をいたして参ってきたのでございますが、本件に関しましては、油が出ましたのは、故意でないことがはっきりいたしましたので、港則法違反あるいは水産資源保護法違反としては取り上げることができませんでしたが、海難事故そのものにつきましては、業務上過失船舶破壊罪の容疑が濃厚になりましたので、去る十九日にその容疑で送検
○説明員(松野清秀君) 海上保安庁におきましては、事件が発生いたしましてから、直ちに取り調べ調査をいたして参ってきたのでございますが、本件に関しましては、油が出ましたのは、故意でないことがはっきりいたしましたので、港則法違反あるいは水産資源保護法違反としては取り上げることができませんでしたが、海難事故そのものにつきましては、業務上過失船舶破壊罪の容疑が濃厚になりましたので、去る十九日にその容疑で送検
すなわちその船を破壊し、場合によると人命をそこなう、そういうことを承知の上で投げつけておるのでありますから、この点は見のがしがたいということから、検事としましては、漁業法違反、それから火薬取締法違反、刑法百十七条の船舶破壊罪、それからさらに爆発物取締罰則違反、この四つの罪名で起訴をしております。