その上で、一般論として柿沢委員に申し上げれば、この部分、公海上にある船舶、国連海洋法条約第九十二条、ここに規定されているとおり、いわゆる旗国の排他的管轄権に服することとされているところでございますが、国連安保理決議一八七四号でも記述のあるとおり、この旗国の同意がある場合におきまして、こうした公海上の船舶、旗国以外の国による貨物検査を受けることが想定されているというふうに承知をしているところでございます
私は、指導すること、いわゆる沖縄の琉球王朝のああいった家紋あるいは船舶旗だっていろいろ過去はあるわけで、これなども含めて、日の丸を沖縄の成り立ちから意義から教えることに、それは我々も教えているに十分ではありませんが、教えるということについては当然だと思って、もっとこれを教えるべきだと思いますね。
○国務大臣(床次徳二君) 船舶旗の問題でありますが、最終的には施政権の復帰の時期において実現するものと思うのでありますが、しかし、できるだけすみやかに本土と同じような取り扱いをすることが望ましいのでありまして、この点は、しばしば過去において折衝した結果、現在のような形になったわけであります。ただいま復帰協の意向がありましたことにつきましても、もっともな御意見であろうと思います。
そういう形であるならば、私は旗の際にもこれを指摘いたしましたけれども、あの旗においても、表示というものは白地に赤く、そういう形になったからいわゆる日章旗であると、いわゆると言いますけれども、上に三角旗のついているものはあれは日章旗でも何でもない船舶旗。旗というのは二種の旗を合一したものはないのであって、あの二つが一緒になったのが一つの旗である以上は、あれは単なる模様であり、色のアイデアにすぎない。
○枝村説明員 ただいまの御質問にお答えいたしますが、去る三月一日に開かれました第十二回の日米協議委員会で、沖縄の船舶旗を変更いたしまして、日の丸の上に、琉球と記した三角旗を掲げたものを新しい沖縄の船舶旗として採用するということが日米間で合意されたわけでございます。
こまかいことであっても、何でもそのことが施政権返還という、施政権自体と取り組むということは困難ですけれども、いまの沖縄の状態を改善することに役立つならばどういうことでもしたい、こういう考えで、いままででも、旅券の問題とか、外交保護権の問題とか、移住の問題とか、船舶旗の問題とか、一つ一つ何か前に進んだ面もありますね。そういうことを、こまかいことであっても、今後努力していきたい。
これは沖縄から移住いたしました移住者の保護なんかについて特に問題になったことでございますが、このときにそういう話がございまして、同時に、船舶旗の問題なんかもその際若干議せられたわけでございますが、それ以後は、特にアメリカ側のほうでわがほうへの協力方に関して従来以上に積極的になってきておるということは、あるいは言えるかと思います。
○東郷政府委員 船舶旗の問題につきまして話ができましたのはすでにもうだいぶたっておりますので、自来たびたび督促してまいりまして、ことに前回のこの委員会でもお話が出まして、また重ねて、日は一体いつかということを申し入れました。
○森元治郎君 前の点ですが、そうすると、今後はあのワンセットの沖縄船舶旗、そうすると、それは船が所属する国の旗はたてないということですね、いつも。
それから第二は、国旗の問題、船舶旗の問題については、三月の初めに話がついて、もう二カ月まるまる過ぎているのに、いまだに解決しないというようなことでは、これは問題にならぬわけですから、そういう点についてはすみやかに解決するように、もっと積極的な働きかけをやってもらいたいということを第二に申し上げておきます。
以上の質疑のほか、文化、スポーツ交流、青少年交流、ユニバーシアード大会の問題、東南アジア閣僚会議、アジア太平洋圏構想、沖繩の船舶旗と返還問題、竹島返還交渉、核拡散防止条約等の問題が取り上げられました。
○東郷政府委員 この船舶旗に関する合意は、御承知のようにことしの三月でございましたかできましたが、琉球民政府としましては、現在使われておりますデルタ旗は琉球民政府の布令できまっておりますから、むろん、これをまず直す。直しました上で、モナコに国際水路局というのがございますが、そこに通告し、それと同時に各国政府にも通告する。
○東郷政府委員 国際法上、要するに、ある国がどういう国旗を持つかという問題と同じかと存じますが、ある国が持つ国旗の図柄とか、そういうことはその国の自由にきめられることでございますので、沖繩の船籍を示す船舶旗としてこういうものを使うということを周知いたしますれば、これを世界各国は受け入れるのが習慣でございます。
○横山委員 その船舶旗、白地に赤くローマ字及び漢字で琉球と書かれた白い三角の旗というものは、これは何でありますか。国際法上国旗になりますか。
それに対して、日の丸を掲揚する問題に対して解決を見た――これは総理の演説のコピーでございますが、解決を見たのではなくて、日の丸と似たものを沖繩船舶旗として掲げたのであって、日本の国旗ないしは日の丸を掲げたのではない。つまり、これは名前も実も日の丸でないものを持ってきて日の丸の問題を解決したというのは、沖繩の人々に対する重大な侮辱ではなかろうかと、私は感ずるのでありますが、どうでありましょうか。
○東郷政府委員 沖繩の船舶旗の問題は、沖繩の船舶に関する管轄権が全部日本のほうに戻ったということでは遺憾ながらありませんので、今後とも海外における船舶に対する保護はアメリカ側に残ることになります。
それでは今度は、これは新しい沖繩の船舶旗でありますが、これはもはや法律的には日の丸ではない。この船舶旗を掲げた沖繩の船が、一体外国において、公海下において、どこの管轄権のもとにあるのか、その点についてお伺いしたい。
私どももたくさん会った人たちからこもごも聞いたわけでありますが、第八南琉丸とそれから第一球場丸、一方は二十六日ぶりに釈放されたそうでありますが、インドネシアへ行くのにアメリカの星条旗をあげていくのはどうしてもいやだ、日本の口の丸はなかなかあげてはいかぬことになっておるらしい、 そこで沖繩の琉球船舶旗——D旗というのですか、D旗を改良した琉球船舶旗を掲げていった。