1996-02-22 第136回国会 参議院 運輸委員会 第3号
今後の見通しでございますけれども、世界の船舶建造需要というのは代替需要を中心に今後とも一定の量は確保されるものと考えております。したがいまして、我が国造船業がさらなる国際競争力の強化あるいは技術開発の推進など適切に対応していけば、将来においても国内の基盤的産業としてその役割を十分果たしていけるものというふうに思っております。
今後の見通しでございますけれども、世界の船舶建造需要というのは代替需要を中心に今後とも一定の量は確保されるものと考えております。したがいまして、我が国造船業がさらなる国際競争力の強化あるいは技術開発の推進など適切に対応していけば、将来においても国内の基盤的産業としてその役割を十分果たしていけるものというふうに思っております。
この答申は、今後の船舶建造需要見通し等を踏まえて、過剰設備の削減、生産体制の整備、船舶解撤の促進等を推進するよう提言しております。運輸省では、この答申の趣旨に沿い、特定船舶製造業安定事業協会による設備の買い上げ、債務保証等を行うとともに、今後とも船舶解撤事業の推進等を図ってまいります。
この答申は、今後の船舶建造需要見通し等を踏まえて、過剰設備の削減、生産体制の整備、船舶解撤の促進等を推進するよう提言しております。運輸省では、この答申の趣旨に沿い、特定船舶製造業安定事業協会による設備の買い上げ、債務保証等を行うとともに、今後とも船舶解撤事業の推進等を図ってまいります。
○塩田政府委員 船舶建造需要の実態に合わせているわけでございまして、過去数年間、計画造船の毎年の予算の枠は使い残しております。
昭和四十八年の石油危機以後の船舶建造需要の世界的減退、昨年後半以降の円相場の高騰等により、船舶製造業は深刻な不況に直面しており、特に外航船の建造を主体とする総トン数五千トン以上の船舶の建造施設を有する特定船舶製造業におきましては、造船能力が著しく過剰となり、かつその状態が長期にわたり継続すると見込まれております。
なお、本案に対し、五派共同提案に係る「船舶建造需要を喚起する等のため、政府は、内航外航船舶の建造及び老朽船の処分の促進等の施策を速やかに実施すべきである」旨の附帯決議が付されました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ―――――――――――――
昭和四十八年の石油危機以後の船舶建造需要の世界的減退、昨年後半以降の円相場の高騰などにより、船舶製造業は深刻な不況に直面しており、特に外航船の建造を主体とする総トン数五千トン以上の船舶の建造施設を有する特定船舶製造業におきましては、造船能力が著しく過剰となり、かつ、その状態が長期にわたり継続すると見込まれております。
すなわち、外航船舶の建造の促進については、船舶建造需要の喚起とともに、わが国外航海運の国際競争力の回復を図るため、新船の建造及び老朽船の代替が必要であり、したがって、今後の計画造船については、船主負担金利の引き下げ、財政融資比率の引き上げ及び不経済・老朽船のスクラップの促進等の施策を速やかに実施すべきであります。