1951-06-05 第10回国会 衆議院 決算委員会 第24号
登録税の賦課につきまして、毎年検査報告の指摘を受けておるわけでありますが、報告番号五、六につきまして、各税務局が決定いたした課税標準と、検査院が比較のためにあげました船舶公団共有船舶明細書によりまする船舶価格とは、二分の一ないし五分の一とあまりに隔たりがあります。検査院は、いかなる根拠で船舶公団共有船舶明細書にありまする船舶価格を比較にあげられましたか、これにつきまして御説明を願いたいと存じます。
登録税の賦課につきまして、毎年検査報告の指摘を受けておるわけでありますが、報告番号五、六につきまして、各税務局が決定いたした課税標準と、検査院が比較のためにあげました船舶公団共有船舶明細書によりまする船舶価格とは、二分の一ないし五分の一とあまりに隔たりがあります。検査院は、いかなる根拠で船舶公団共有船舶明細書にありまする船舶価格を比較にあげられましたか、これにつきまして御説明を願いたいと存じます。
○三宅(則)委員長代理 委員長からお聞きしますが、法務局側は、課税標準決定に際しまして、あらかじめ船舶公団共有船舶明細書の価格を考慮いたしましたか。実際問題といたしまして、この船舶の取引売買価格、あるいは建造価格より時価がどうなつておるかということを調べましたか、この点について一ぺん説明を願いたいと存じます。
○三宅(則)委員長代理 右に関連いたしまして、検査院は右のいわゆる船舶公団共有船舶明細書にあります価格を基準とせられておるのでありますが、そのほかに何か判定する要素がありましようか。ありましたら、御意見でもけつこうですから、この際承りたいと存じます。