2017-12-07 第195回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
また、遠洋では船内生活が長いということもありまして、現状の漁船では若手に魅力が感じられる船内生活にはなっていないということもあって、若い人たちが乗組員としてなかなか入りづらい環境にもあるということであります。
また、遠洋では船内生活が長いということもありまして、現状の漁船では若手に魅力が感じられる船内生活にはなっていないということもあって、若い人たちが乗組員としてなかなか入りづらい環境にもあるということであります。
重ねて申しますと、急激にやらずに徐々にそういうふうに転向していくということと、それから船舶自体のそういう船員の船内生活の環境改善を図っていくということによりまして、先生御指摘の御心配はかなり解消されるのではなかろうかというふうに思っております。
こういうふうな意見があるのですけれども、「総合実験船A設備基準」というのをいただきましたが、その中に「船内生活環境向上のための設備」というのがあります。これを伺いますと、パス、トイレ、シャワーつきの個室というふうなことがあるようですけれども、現在十四隻の実験船の中でこれが完備している船は一体何隻ですか。
○鈴木(登)政府委員 私ども、特に快適な船内生活ができるということを中心に考えております。そのためには、先ほどから御議論いただいております船員制度の近代化も実はこの辺をねらっておりまして、先ほどちょっと申し上げなかったのですけれども、実は九十二号条約という条約がございまして、その条約では、部員と職員の食堂を全然別にしろというような条約があるわけでございます。
それから、日本海技協会に委嘱しておりますそういう船内生活改善策につきましては、具体的ないい一つの手段が出てまいりますれば、われわれはそれを予算化して、具体的に国家予算をつぎ込んでやっていくというふうなことまで考えております。
まず六十九号の船舶料理士の資格証明に関する条約でございますが、これは、ILOのいわゆる船員関係条約の一つでございまして、船内における食事の調理を一定の資格を有する者に行わせることによりまして、船舶乗組員の健康の維持、増進、船内生活の快適性の増進等を図ることを目的としたものでございまして、昭和二十八年に効力を生じ、現在までのところ二十カ国が批准しております。
また、その船内生活で最も楽しいことは何かというと、睡眠が四四・六%、雑談が一四・六%、食事が一一・八%、ラジオが四・四%、レコードが二・四%と、娯楽とかレクリエーションより、ひまさえあればひとつ眠りたいということで、船内労働の非常にきびしさと、それから疲労度の高いことを示しておると思うのです。
総理府が実施した漁船乗り組み員の意識調査で、船内生活に関する乗り組み員の要望を見ても、陸上生活では想像もできないような事項に関する要望が高い比重を占めており、また現在の労働条件についての不満を見ても、給料が少ないなどのほか、給料が不安定である、睡眠時間が少ない、労働時間が長い、休日が少ない等、不安定な賃金、長時間労働に関することが多くあげられているのであります。
○河毛政府委員 ただいまの具体的な一案につきまして、私が先ほど御説明いたしましたのは、いわゆる船内作業あるいは船内生活に伴う船員災害の対策でございます。ただいま先生の具体的に御指摘のございました点は、いわゆる気象、海象その他の原因による、船舶自身の事故による船員の災害でございます。私どものほうとしては、これを一般的に海難事故として整理いたしております。
主として、この船内生活を通じての団体規律、その船内における研修、各寄港地に泊まりましてその視察、したがってその寄港地における青年との交歓を通じて国際親善、まあいろいろ目的がありますが、要するに、国際的視野を広げまして、国際協力というものを体得させる、それによって海外から日本をながめ直して、日本の姿というものを青年に正しく理解させるというのが目的でございます。
○政府委員(河毛一郎君) ただいまお話のございました船員災害の実態に関連いたしまして、まず、船員につきましては、職場が常に生活の場所であるというのが特徴でありますことは御指摘のとおりでございまして、それに関連いたしまして、一つの大きな特徴は、船内生活に伴う疾病が非常に多いということであります。
また、船員は、通常船内において生活しなければならないため、職務外の負傷、疾病等についても船内生活の影響が顕著にあらわれており、職務上の災害とあわせて、その療養のため船をおりる船員の数は、年間千人につき、百六十五人に及んでおります。 これらの船員の労働災害防止のためには、現在、船員法並びに船員法に基づく船員労働安全衛生規則による法規制が行なわれております。
たくさんの経験はございませんが、下級船員の船内生活というものはたいへん困難なことの毎日の繰り返しである。 そこでお伺いすることは、一九四九年改正の船内船員設備に関する条約というのがございます。この条約に示されておる状態まで船内設備の向上をはかることを省令化して、ひとまず国内法を整備すべきではないか、このように私は考えますが、この点大臣の御見解をいただきたいと思います。
またさらに、海上の災害防止というものを検討いたします場合には、単に職務上の災害にとどまりませんで、広く船内生活に伴うもろもろの問題を対象として行なう必要があるということで、私どもといたしましてはこの際、きわめて積極的な独自の立場からこの法律案を提出したわけでございます。この点御了承いただきたいと存ずる次第でございます。
そこで、この法律といたしましては、もちろん第二条の定義のように船舶による災害というものも対象として入れておるわけでございますけれども、防災規程その他につきましては主として船内生活あるいは職務に伴ういろいろな設備その他の問題を対象といたしまして、広く船員というものに関する災害について、いろいろ防止のための必要な措置を行なう、こういうことを考えておる次第でございます。
その原因といたしまして私どもが考えておりますのは、やはり操業が非常に長期にわたりまして、船内生活がある程度崩壊してくる、あるいは海外における風俗習慣というものが違いますので、トラブルが起こりやすい。
そこで、船員災害につきましては、陸上の場合と異りまして、職務上の災害のみに限定いたしませんで、船内生活に伴う死傷あるいは疾病というものをも対象にして、今後私どもといたしましては考えてまいりたい、こう考えておる次第でございますが、特に全体の率から見ますと、いわゆる負傷死亡と申しますものよりも、船内生活に伴います疾病というものが非常に大きなウエートを占めておるわけでございます。
これは特に、船員が船内生活をする上において、いろいろと特殊な病気も発生しがちですが、それを中心にいろいろと行なわれていると思いますが、通常の陸上の生活とは違いますから、相当整備を具体的にやられていると思いますが、おもな関係についてひとつ御説明を願いたいと思います。
○渡辺(芳)委員 疾病の中では船内生活が非常に影響をしている。これは聞くところによると、水の問題などもあるようでありますが、そうしますと、食料の問題、いろいろ食生活の関係が非常に影響してくると思うのです。これは船の構造なり、ないしは食料自身にもいろいろ考えなければならぬことがあると思います。これらの対策というものはいままで考えられてまいりましたか。
また、船員は、通常船内において生活しなければならないため、職務外の負傷、疾病等についても船内生活の影響が顕著にあらわれており、職務上の災害とあわせて、その療養のため船をおりる船員の数は、年間千人につき、百六十五人に及んでおります。 これらの船員の労働災害防止のためには、現在、船員法並びに船員法に基づく船員労働安全衛生規則による法規制が行なわれております。
○若狹政府委員 先ほど申しましたように、船舶職員法自体におきましては、安全の最大限度を規定いたしたわけでありますけれども、船員の船内生活の向上をしめるという点については、われわれは今後ともあらゆる努力を傾けて参りたいと考えております。
本組合は海上の安全と船員と船内生活擁護の見地から機会ある毎に政府並びに船主に対し、この誤りを指摘してきたが、この警告を無視して法改悪を強行せんとする今回の暴挙に対し、本組合第二十回定期全国大会は改めて、従来の決議を再確認すると共に航洋船における無線の無休執務体制を法改定の有無に拘らず、断固実力を以て守る方針を明らかにした。
したがって、現在われわれは船内生活の面からいいましても、いわゆる船内文化と申しますか、現在におきましては共同通信とか、そういうようなものを利用いたしまして、一般日本の中で起こった新聞ニュースというようなものを、船内で紹介をしておるわけでありますが、こういうことはできなくなります。
これは日本共産党が全部聖人君子というわけにも行きませんし、そういうふうな性質のものではないと思いますので、ただそうでなくてもいろいろと誤解されやすい、いろいろなデマを飛ばされやすいということから、できる限り私生活なり船内生活なり何なりというものをまじめにしなければならないということが、あのころの私どもの建前であつたのであります。そういうことはだれよりも江川君自身がよく知つているはずであります。