2021-04-21 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
ただ、こういった、例えば船体構造によって事故が起きるとかいう問題、海難が生じる、あるいは船員の操船ミスによって例えば事故が起きて海難が生じる、海洋汚染が生じるというようなことがあったものですから、これらに対しても法目的として環境保護が明記され、環境的対応を義務付けるということになってまいります。
ただ、こういった、例えば船体構造によって事故が起きるとかいう問題、海難が生じる、あるいは船員の操船ミスによって例えば事故が起きて海難が生じる、海洋汚染が生じるというようなことがあったものですから、これらに対しても法目的として環境保護が明記され、環境的対応を義務付けるということになってまいります。
今いろいろおっしゃいましたけど、中間報告では、この「まや」型を大型化することによって、推進性能や船体構造など見直しが必要としているんですよ。そうなれば特別な船体になりますから、むしろ維持整備費が増えるということはあっても、私減るとは考えにくいと思うんですけれども、防衛省としてはこの金額が減るというようなめどを持っているのかどうか、お答えください。
その上で、今委員から御指摘のあったコスト、建造工期、所要人員、自己防護のための装備品の搭載、船体構造の防御性能、そして稼働率といった観点から検討したところでございますが、まず導入コストにつきましては、これはイージスシステムとかSPY7レーダー、プラットホーム建造費、VLS取得費及び先ほど申しました洋上仕様への転換費用等も含むものでございますが、これにつきましては、あくまで現時点で入手可能な情報をもとに
オホーツク海等におきましては、極水域と同様、流氷の危険性や低温下における機器の取扱い等が求められますが、極水域とオホーツク海等とでは温度差などの気象や氷の厚さなどの海象が異なるため、船体構造や船員に対して直ちにポーラーコードに類似した規制が必要とは考えておりません。
この合同調査団ですが、科学捜査、爆発類型分析、船体構造管理、情報分析のこの四つの分科会に分けて、各分野の専門家が関連物質の成分分析でありますとかシミュレーションを含めまして、物証と科学的検証に基づく客観的な調査を実施をしたものと承知をしております。
現在ある私どもの「しきしま」以外の船、これはダメージコントロールを備えていない船体構造になっておりますから、今の船を変えてということについては相当大規模な改良工事が必要になります。そうしたことをするよりも、また、今そうしたことの対象となる船も相当古い船になっております。
それから船体構造の健全性、これは船体に損傷があるかないかといったようなこと、あるいは閉鎖装置がきちっと閉鎖されるようになっているかというような健全性の確認。それから救命設備、救命艇、救命胴衣あるいは救命いかだ、そういったものの設備があるか。
この船型は、先ほどお話がございましたように、船体構造が二層構造になっている船と比べまして、上層部分の船室空間が少し狭くなるという面があるわけでございますが、反面、漁獲物を引き上げる上で安全性が高い、そういう面ではすぐれた船型とされているところでございます。
特殊な船体構造、推進形式を有することから、一般船に比較しまして保守管理コストが割高になっていることなどが投資リスクという面では大きいのではないかというふうに心配をいたしております。
他方、全く新しい技術を活用した船舶であり、在来船に比べて建造コストが高額であるとか、あるいはガスタービン等の採用等特殊な推進方式、船体構造等を有しておりますので、運航管理あるいは保守管理に関するコストが在来船に対して若干割高となるというような課題がございます。したがって、事業化についてはこうした課題の克服が必要になる、こういうふうに考えております。
そしてまた、高度な技術を組み合わせた特殊な船体構造あるいは推進形式を有しておりますので、いわゆる保守管理のためのコストというのが一般の船と比較して大変高くなるのではないか、こういうふうに考えております。 この二つの課題を考えますと、実用化について事業者の方々は、大変投資リスクが大きいのではないか、こういうふうに皆さん見ておられるというのが実態でございます。
現在の国際的な枠組みでは、船舶の安全性そのものは一義的には旗国、その登録国が担保する責任を有しておりますので、この提案におきましては、ポートステートコントロールで船体構造に問題があるというふうにされました船舶について、通報を受けました旗国が一定期間内に是正措置を講じ、その旨をIMOに通報することとする制度を導入すべく提案をしているところでございます。
船体構造の問題については、ロシアの船の場合は大分いいかげんだったと。それで後で一体原因は何かというときになって、ロシア側は一言で言うと責任回避の言い逃れのように聞こえる言い方をしているように私どもは感じるんですよ。
油流出事故対策は、航路の問題だとか今の法整備の問題、いろいろありますけれども、一つには船体構造がほとんどの船がいわゆるシングルハル、一重底であるわけです。ダブルハルになれば問題はないんですが、なかなか進まないということでございます。
また、国際的でございますが、このIMOにおきまして、ナホトカ号の事故原因が私どもは衰耗による船体強度の低下であるという結論を得ておりますが、こういったことにかんがみまして、船体構造の健全性に関するポートステートコントロールを強化するための提案を我が国から行いまして、各国の賛同を得てこの実施体制を現在検討しているところでございます。
船体構造部材の衰耗状況や材料の特性についての調査状況、まだ解析中の部分もあるという答弁でありますが、今わかっている部分についてちょっと立ち入って御答弁願いたい。
ポートステートコントロール体制がより実効性のあるシステムとして機能するために、改革しなければならない点として、船体構造について検査をするという制度、それから、ポートステートコントロールにより処分を受けた船舶に対して、もとの旗国が再検査を実施して寄港国に報告する、そういう制度の導入もぜひとも検討していただきたいと思います。
それから、二つ目といたしましては、旗国が船舶の構造の検査をしておりますけれども、その検査の記録簿を充実いたしまして、例えば板厚の衰耗の限度を書かせるようにするというようなことをいたしまして、ポートステートコントロールを行う場合に、船体構造の健全性のチェックをその記録簿を活用して厳格に行うようにする。
老朽タンカーについて、二万トン以上の原油タンカーは三万トン以上の特製油タンカーしか二重船体構造化が義務づけられていない。それ以下の老朽タンカーは義務づけられていないということであります。 今回、ナホトカ号の例の船ですけれども、これも二万トン未満の原油タンカーでありまして、もうこれは大変なことじゃないか。
この場合、船体構造の欠陥のように、PSCを実施した寄港国において短期間で是正できない場合には、寄港国から通報を受けた旗国は責任を持ってその欠陥を是正することとされております。
また、これらの条約の中には、老齢船の安全確保を目指しまして、昨年一月から老齢船に対する船体構造の徹底的な検査等を内容といたします検査強化も合意をされております。こういったことについても抜かりなく実施していくように各国への働きかけに努めるとともに、我が国自体もこのような検査体制の強化を実施していきたい、いくべきであると考えております。
○政府委員(小川健兒君) 海洋汚染防止条約の改正によりまして、一九九三年七月以降契約されます載貨重量トン数五千トン以上のタンカー、これは二重船体構造とすることが義務づけられたわけでございます。それ以降受注したタンカーの数でございますけれども、日本の受注量は九五年の末まで二年半でございますが三十六隻ございます。
○政府委員(小川健兒君) 私もはっきりとはアメリカの言い分はわかりませんが、小規模の座礁のときは二重船体構造の場合は全く油が流出しない、しかしながら、ミッドデッキ構造のタンカーは小規模の座礁の場合でも若干油の流出があるというところでアメリカが認めていないんだろうというふうに推測しております。
○政府委員(小川健兒君) 我々といたしましては、IMOにおいて二重船体構造のタンカーと同等というふうに認められたわけですので、今後も国際機関IMOの場を通じまして米国の説得に努めてまいりたいというふうに思っております。
○筆坂秀世君 船舶検査官と労務官と一緒に力を合わせてやるということは先ほども御答弁がございましたけれども、この二つはもちろん重なるところもあるでしょうけれども、しかし、例えば船舶検査官というのは、船体構造や船体設備やその機器の習熟という言ってみればハード面が中心ですね。
その研究開発は、平成元年度から四年度までは推進性能とか船体構造などに関する要素技術の研究を実施いたしました。平成五年度、六年度には、二隻の実験船を建造いたしまして、速力等の性能が研究開発目標を達成しているということを検証するために実海域実験というのを実施いたしました。これらの研究開発によりまして、テクノスーパーライナーの設計及び建造に関する基礎的技術は確立したものと思っております。
具体的に申し上げますと、この研究開発は、平成元年から四年度まで推進性能とか船体構造等に関する要素技術の研究を実施いたしました。平成五年度と六年度には二隻の実験船を建造いたしまして、速力等の性能が所期の研究開発目標を達成しているということを検証するために実海域の実験を実施いたしました。