1977-04-26 第80回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
米国、ソ連の漁業専管水域設定により、締め出された韓国の大型漁船団が四月に入ってから道東沖にあらわれ、このため地元の沖合い底びき船ば全船操業を打ち切り帰港いたし、現在も休漁を続けております。百トンもある底びき船でさえ危険を感ずる状態でありますから、まして私たちの船が出漁するわけにはいきません。このようにして、日本の沿岸の一部が外国漁船のために失われようとしていることを放置してよいものでしょうか。
米国、ソ連の漁業専管水域設定により、締め出された韓国の大型漁船団が四月に入ってから道東沖にあらわれ、このため地元の沖合い底びき船ば全船操業を打ち切り帰港いたし、現在も休漁を続けております。百トンもある底びき船でさえ危険を感ずる状態でありますから、まして私たちの船が出漁するわけにはいきません。このようにして、日本の沿岸の一部が外国漁船のために失われようとしていることを放置してよいものでしょうか。
と申しますのは、波が荒れたりなんかしたことを考えましたわけで、あまり波が荒れることばかり考えておりますと、また一方船ば大きくなります。
ところが現実にはもう鉄鋼船ば十二万五千トンというものが来年ごろ進水をいたします。
これは船ばたに傷をつけてここだここだという昔のことわざがありますが、そんなものを相手にして交渉はできないので、これは強く私はその点を明確にすべきだと思う。何となくつかまった、何となくピストルで頭をぶっとばされた、何となく帰ってきたじゃ、黙っちゃおれないですが、今後どうされますか。
だから岩にぶっからなくとも、突風か何か起きて一波くると、片方の船ばたから波が入っただけで、お客さんはみな反対側に逃げますから、それだけでもひっくりかえる危険性を持っているのです。そういうことを考えると、船員が、自分は乗せないと思っても、わずか四人しかおらぬのですから、四人の船員が、しかもその中の二人は十八才と十六才です。
そこで今までのを申し上げますと、その容疑船ば二隻でありまして、大体港則法違反ということはわかっておるのでございますが、まだ送検には至っておりません。と申しますのは、その後のノリとの関連性でございますが、ノリしぴに付着した油と、そうしてその漂流しておった油とが、科学的な調査で、全く同じものであるかどうかということにつきましては、それぞれの権威ある関係機関に依頼しておるのであります。