1953-09-12 第16回国会 参議院 水産委員会 閉会後第3号
只今お話の瀬戸内海の航路のうちで、備讃瀬戸と申しておりますが、この備讃瀬戸は瀬戸内海の主要航路の大事な所にございまして、而もこの航路附近には暗礁とか砂洲等がございまして、本船が航行します場合に衝突或いは坐礁等の海難事故がこれまで相当多かつたのであります。
只今お話の瀬戸内海の航路のうちで、備讃瀬戸と申しておりますが、この備讃瀬戸は瀬戸内海の主要航路の大事な所にございまして、而もこの航路附近には暗礁とか砂洲等がございまして、本船が航行します場合に衝突或いは坐礁等の海難事故がこれまで相当多かつたのであります。
ところがこの白神、龍飛の線は一番海峡の狹いところでありまして、見張りするには大変都合がいいのでありますが、非常に潮流、海流の合算でもつて最強流になつておる場所でありますので、これを夕刻まで見張りをやりましても、その後この海峡内に流入しまして、この連絡船航路附近にその安全な海水が流れて来る時間というものは、割合に短くなつて来るわけであります。