2013-12-06 第185回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
日本側の対応としては、中国に日本の航行計画を提出すると、中国側の言い分を容認したことになってしまうということから、それを控えるというような姿勢であると思いますが、一方で、中国にも、彼らに計画の提出要求を行わないと、彼らの主張というのをやはり容認したことになってしまいます。
日本側の対応としては、中国に日本の航行計画を提出すると、中国側の言い分を容認したことになってしまうということから、それを控えるというような姿勢であると思いますが、一方で、中国にも、彼らに計画の提出要求を行わないと、彼らの主張というのをやはり容認したことになってしまいます。
また、国務省のレッドマン報道官も同日の記者会見で、日本の支援計画はペルシャ湾における西側の安全航行計画に対する同国の明確な支持のしるしであると我が国の政府の対応を評価しております。こうしたことが逆にイラン側に刺激を与えることは、これは必至でありまして、これまで以上に日本のタンカーに対して報復措置に出るのではないかという危惧がございます。
一九六五年度の航行計画につきましては、まだ発表がございませんが、私ども在外公館を通じて入手しましたところによりますと、アメリカ政府といたしましては、現在三つくらいの案を検討中であるということであります。その三つの案と申しますのは、一つは、再びヨーロッパ方面におきまして、今度は親善航行でなくて、定期航路としてヨーロッパに行く。それから他の一つは、アジア方面への親善訪問の航行を考える。