1970-05-13 第63回国会 衆議院 大蔵委員会財政制度に関する小委員会 第1号
これは、国鉄の年間七十億から八十億に近い人間を運んでいるものに比較してまことに微少だけれども、伸び率としては四十四年度ようやく航空輸送人員一千万人をちょっと頭を出した。これが四十五年度では千三百万人になる。これが十年先には三千万人だというのですね。そういうような輸送需要というものが幾ら伸びたところで十年先でそのくらいだ。
これは、国鉄の年間七十億から八十億に近い人間を運んでいるものに比較してまことに微少だけれども、伸び率としては四十四年度ようやく航空輸送人員一千万人をちょっと頭を出した。これが四十五年度では千三百万人になる。これが十年先には三千万人だというのですね。そういうような輸送需要というものが幾ら伸びたところで十年先でそのくらいだ。
それからもう一つは、航空輸送人員の方を調べてみますと、世界各国ともに、大体年率二割近い上昇率でふえております。一割六、七分というのが、大体世界をならべての傾向でございますが、日本では、これが異常に高くふえております。一昨年と昨年と比較いたしますと、三割以上もふえているというような状況で、飛躍的に航空で用足しをする人員の数がふえつつあるようでございます。