1990-12-18 第120回国会 参議院 外務委員会 第1号
郵政省といたしましては、このような割高感を解消するために、料金引き下げを実施すれば国際郵便が利用しやすくなり部数が増加すると考えまして、昭和六十二年四月に航空通常郵便物の料金を平均一〇%、また六十三年四月に航空通常郵便物及び航空小包郵便物の料金を中心に平均一二%引き下げております。現在では日本発料金の方が欧米諸国から日本あての料金よりも安い場合もございます。
郵政省といたしましては、このような割高感を解消するために、料金引き下げを実施すれば国際郵便が利用しやすくなり部数が増加すると考えまして、昭和六十二年四月に航空通常郵便物の料金を平均一〇%、また六十三年四月に航空通常郵便物及び航空小包郵便物の料金を中心に平均一二%引き下げております。現在では日本発料金の方が欧米諸国から日本あての料金よりも安い場合もございます。
このように小包郵便物につきまして、航空郵便の取扱いをしないことといたしましたのは、航空小包郵便物の料金は、航空貨物の運賃との権衡を見て定めなければならないのでありますが、航空貨物の運賃が未定であることと、一面、国内航空実施の場合は、当然に航空貨物の取扱いがなされるため、特に小包郵便物の航空扱いをいたさなくても、既往における航空小包の利用がきわめて少なかつたのにかんがみましても、さして不便はなかろうかと
このように小包郵便物につきまして、航空郵便の取扱をしないことといたしましたのは、航空小包郵便物の料金は、航空貨物の運賃との権衡を見て定めなければならないのでありますが、航空貨物の運賃が未定であることと、一面国内航空実施の場合は、当然に航空貨物の取扱がなされるため、特に小包郵便物の航空扱いをいたさなくても、既往における航空小包の利用が極めて少なかつたのに鑑みましても、さして不便はなかろうかと認められますので