2016-05-11 第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
水産大学校では、二隻の漁業練習船を用いまして、海技士、航海士及び機関士資格の取得に必要となる船の運用を学ぶための航海実習、イカ釣り漁業、ひき縄漁業、トロール漁業などの多様な漁業の実習を行いながら、そしてまた、気象の観測、水温、塩分、溶存酸素の測定などの海洋観測実習を行うこと等をしながら、我が国の水産業界を担う人材を育成しておるという、そうした現状でございます。
水産大学校では、二隻の漁業練習船を用いまして、海技士、航海士及び機関士資格の取得に必要となる船の運用を学ぶための航海実習、イカ釣り漁業、ひき縄漁業、トロール漁業などの多様な漁業の実習を行いながら、そしてまた、気象の観測、水温、塩分、溶存酸素の測定などの海洋観測実習を行うこと等をしながら、我が国の水産業界を担う人材を育成しておるという、そうした現状でございます。
この海王丸二世は、平成十六年十月二日に航海実習で東京を出港いたしました。十月十四日に北海道の室蘭港に寄港して、十月十八日に伏木富山港へ向かったのでございました。そこでこの事態でございます。あのとき私もテレビニュースで拝見をいたしましたけれども、航海訓練所の海王丸があの台風のときに座礁するなんという姿は、本当に失望したわけでございました。
○政府参考人(遠藤純一郎君) 水産系の学部には練習船がございまして、ここでは学生が水産生物の生態などを実地に学びまして様々な漁獲方法の教育を行う水産学実習を行うと同時に、専攻科での船舶職員養成のための航海実習を行っていると、こういうことでございます。
私ども、船員関係で幾つか申し上げさせていただきますと、運輸省の航海訓練所というのがございまして、ここで帆船の日本丸あるいは海王丸、こういう船六隻を使って学生さんの航海実習をやっております。この帆船を使いまして、一般の中学生、高校生の方を招待いたして見学会というものを全国の港でやっております。
○政府委員(野崎弘君) 高校の水産教育におきましては、主に海技士の資格取得を目的といたします海洋漁業科等とそれから食品生産関係のいわゆる栽培漁業科あるいは水産食品科等とで性格が違うわけでございますが、海技士の資格取得を目的といたしました海洋漁業科等で行われます航海実習の中では洋上の救急活動につきまして必修の形で学習をすることとしているわけでございます。
最近の就職動向でございますとか、あるいは学部教育の実態でございますとか、あるいは航海実習の実態でございますとか、この辺を総合的にいま大学関係者と私ども取りまとめまして、関係省庁とも相談をしよう、いまそういう状況でございます。この点を御報告しておきます。
鳥取県は、あの報道が出ましてから、たしか一年四回の航海実習を三回に減らすとかいうようなことにしたようであります。教育委員会が十分措置いたしておると私は承知をいたしております。しかし、塩出先生がおっしゃるとおり、教育委員会の報告をなんでもかんでもうのみにしてこれは正しいんだというような判断に立つわけにもまいりません。
また、実態から申しましても、三年の高等学校と二年の専攻科、しかも、そのうちの大部分が、あとの大部分が実は航海実習でございまして、学校との関連がいまの無理にくっつけた制度で必ずしもうまくいかないものですから、制度としても直さなければならぬという技術的な意味もございまして、そこで、われわれのほうでこの商船教育が高専としてうまく高専制度の中に入るかどうかということを、調査会を設けまして検討をいたしました。
すなわち学校における一定の航海実習を資格要件として設けておりますので、従いまして、その人たちがおそらく何らかの商船会社なりあるいは漁船等に乗り組んでおる人たちでございますので、十分航海実歴を加味した試験を行いたいというように考えております。