1954-05-12 第19回国会 衆議院 外務委員会 第48号 わが改進党は、改めらるべき法案は舞刑法定主義の原則に立つ明確かつ具体的な規定を内容とすべきものであるということを主張しております。この法案の内容を検討してみますと、不明確な点、抽象的な点が非常に多いのであります。特にたとえば防衛秘密の範囲が明確でなく、拡大解釈をされるおそれがある点や、「公になつていない」というのは一体何をさすのか、その分界点などもすこぶるあいまいでございます。 並木芳雄