1956-11-16 第25回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号
これはあまり形式にとらわれて今日の段階においてまだ、批准ができている、できていないということでなく、実際に必要な緊急を要する問題ですから、私はチフヴィンスキー氏あたりに会う機会があれば、一つ今度もし興安丸等を出す、あるいはそれにかわる相当の船を出すという場合には、強く直接に申し入れていいのじゃないか、こう思うのであります。
これはあまり形式にとらわれて今日の段階においてまだ、批准ができている、できていないということでなく、実際に必要な緊急を要する問題ですから、私はチフヴィンスキー氏あたりに会う機会があれば、一つ今度もし興安丸等を出す、あるいはそれにかわる相当の船を出すという場合には、強く直接に申し入れていいのじゃないか、こう思うのであります。
そこで各会派の方で、興安丸等の関係上、至急本日中に委員の指名を願いたいということで、各会派の方から従来通りのものの候補者の届出があつたのであります。届出がありましたので、議長はそれをそのまま指名をいたしたのであります。
そこでその海外同胞の委員の皆さんが、昨晩のうちにぜひ行つて、舞鶴にけさほど着く興安丸等の受入れ態勢をぜひ調査したいという希望がありまして、昨日のうちに委員長及び理事等を互選されまして、委員長、理事等全部従来通り一応御決定になつております。
確かに興安丸等に比べますれば、白龍丸は船足が若干おそいようでありますが、しかし一方中共からの帰還ということで第五次配船ということもいつあるかもわからないという状況でございますので、一番小さな船である白龍丸が適当であろう。白龍丸は定員五百名でありまして、興安丸になると二千名でございますので、白龍丸をまわすようにいたしたのであります。