1953-07-09 第16回国会 参議院 大蔵委員会 第15号
○説明員(岩動道行君) その点は御説誠に御尤な点もございますが、殊にこの在外資産、在外負債を特別に余計持つております地域は、現在の閉鎖機関におきましては特に臺湾、朝鮮というような地域になつているのでございまして、この両国との関係におきましては、平和條約の規定によりまして、それぞれ在外資産、負債は特別取決めをやつて行くという建前になつております。
○説明員(岩動道行君) その点は御説誠に御尤な点もございますが、殊にこの在外資産、在外負債を特別に余計持つております地域は、現在の閉鎖機関におきましては特に臺湾、朝鮮というような地域になつているのでございまして、この両国との関係におきましては、平和條約の規定によりまして、それぞれ在外資産、負債は特別取決めをやつて行くという建前になつております。
今はこんな大きなものですが、こんなことは大した変りがない、この大きさは丁度、満洲、朝鮮、樺太、臺湾、沖縄、千島があつたのでこう大きかつたわけです。(笑声)國土を示している大きさなんですから、それが丁度四分の一くらいになりましたから四分の一にしまして、日本國にしますわけですが、それでやりますると印刷費とパルプ代で三十億万円の節約ができます。
外國航路の運賃はやはりこれと同じような形で決定されますということを考えますと、今臺湾から日本へ來る荷物の運賃が七ドルから九ドルというものであります。それを換算したしますれば、やはりこの爲替率に似よつたような問題に相成ると思います。これを言い換えますれば、國鉄の方で約二倍ということになると思います。
ただ株券は、外國に本社のありますような会社、例えば滿鉄とか、或いは朝鮮電業とか、臺湾製糖とかそういうような会社の株式は、やはり從來通り税関でお預りして置くということになる予定であります。
○説明員(前野直定君) 本邦の恩給法によりまして出しております恩給証書はすべてお返しすることになりますので、恩給法によらない例えばこういうものがありますかどうかはつきりいたしませんが、臺湾とか或いは朝鮮なんかの道で出しております恩給証書、こういうものはやはりお返しすることができないという取扱いになると御承知願いたいと思います。
特に今度委員が各現地を廻りますから今までの報告が中断されて日にちも経つておりますので、それは今御報告になつたことをば書類が何かで委員会に提出して頂いて、できますならば十八日の委員会に出して頂くならば非常に都合がいいと思いますが、如何でしようか(「賛成」と呼ぶものあり)それと一、二点お伺いしたいのですが、恩給証書の分で臺湾の分が今さき御説明によりまして、臺湾の分が今まで返されていなかつたというのがあつた
北海道の鐵道というものは、單に北海道三百四十萬の人間のためにのみ存在する鐵道ではなくして、これで石炭を輸送し、木材を輸送し、パルプを輸送し、それからじやがいも等の食糧を内地へ春までのうちに輸送するという重大な使命をもつておりまして、臺湾も朝朝鮮も失つた後における北海道の日本全部の産業、經濟に及ぼす位置というものは、非常に大きいのであります。
○一松國務大臣 過般もそういう御質問があつたのでありますが、滿州、臺湾、朝鮮、あるいは樺太方面に行つて開業しておつた人が内地に引揚げたときに、いわゆる内地における開業資格をもつておつた人が向うに行つて開業しておつた人が内地に歸つて來た場合は議論はないですが、海外において資格をとつておつた人は、それは海外における資格であつて日本の醫師開業資格とはまた違うのでありまするから、それをそのまま無條件に認めることは